原子力大国フランスの状況とその反原発運動
- 2011年 11月 14日
- 交流の広場
- 松元保昭
<松元保昭:パレスチナ連帯・札幌>
すこし時間がたちましたが、パリのコリン・コバヤシさんが、原発大国フランスの歴史事情と現状を紹介した論考をassociations.jpのブログに投稿しています。
ブログの見出しには、「日本の使用済み核燃料の再処理にも関わるフランスは、ド・ゴール以来営々と核兵器開発を継続することで覇権を維持する核大国である。フランスの核と原発開発の歴史、反原発運動の状況など、在仏のコリン・コバヤシ氏に寄稿していただいた。」とあります。
目次は、1.原子力大国の歴史的経緯/放射能研究から核開発へ/原子力庁設立から核実験・核武装へ/2.民事核としての原発開発/モックス燃料/フランスの再処理と密接な関係にある日本/原発労働者の実態/フランスでも繰り返す原発事故/原子力産業の再編とフランスのグローバル・ビジネス戦略/3.反原発運動/反原発から脱原発運動へ/4.福島以後、となっています。
「放射能」という言葉の生みの親、マリア・キュリー、ピエール・キュリーから始まる放射能研究から、冷戦期の第三の道としてのド・ゴール主義とともに歩む核開発、そして今日の反原発・脱原発運動まで、広範な歴史と現状を分かり易く概説しています。ぜひ、サイトでお読みください。
(BCCにて重複失礼)
■原子力大国フランスの状況とその反原発運動
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