伊方原発:住民投票・署名簿提出
- 2015年 12月 8日
- 評論・紹介・意見
- 八木
伊方の家・八木です。
「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は、今日、再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める11175筆の署名を選挙管理員会に提出しました。
八幡浜市の有権者数は12・2現在で30800名ですが、その3分の1を超える署名で、法定数616筆を圧倒的に超えています。(高投票率だった前回市長選で大城市長が得た得票数が11000票)
11月3日以来1ヵ月間、全く休む間もなく朝から夜まで駆けずり回り、全市を山奥の小さな集落まで2度も3度も地域ローラーで戸別訪問し、多くの市民が受任者として署名集めに奔走し、そして県下、全国からの支援を得て、たくさんの市民の熱い思いと志のこもった署名をいただけました。(この署名には、署名年月日、氏名、住所、生年月日の記入、そして印まで求められます。)
八幡浜市は現在1年で最も忙しい期間で、ミカン農家は温州ミカンの摘果と選果の作業に朝から夜まで追いまくられている日々ですが、そういう中でのこの署名数は本当に大きな意味と重みがあると思います。八幡浜で伊方原発から最も近いところ(6㎞)にある山間の小さな集落で、足を悪くして遠出できない年老いた女性が、いつ署名を取りに来てくれるかとずっと待ち続けてとうとう来てくれたと涙を流して喜ばれたことや、ミカンの作業で忙しい中、1人で山の斜面に点在する家々をまわって200筆以上の署名を集めていただいた農家のことなど、忘れえぬ経験をいくつも残して、ともかく第1ラウンドは無事終えることができました。
第2ラウンドは住民投票条例をなんとしても議会で可決されるようにする活動が待っています。市民のこれだけの熱く重い意志を絶対に無にさせない、無視することを許さない、そのためにどうしていくかを仲間たちみんなで考え、行動していきたいと思います。
今後ともご注目とご支援をお願いします。
八木です。
上記の住民投票・署名簿提出の報告に2点訂正あります。
一つは前回市長選での大城市長の得票数は11219票と正確にしておきます。
もう一つはミカン農家の繁忙を記したところで、「摘果と選果の作業」と
ありますが、「採果と選果の作業」に訂正いたします。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5793:151208〕
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