<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ちきゅう座</title>
	<atom:link href="http://chikyuza.net/n/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>http://chikyuza.net/n</link>
	<description>メディアネット世界の眼　見る・聞く・話す</description>
	<lastBuildDate>Thu, 17 May 2012 13:31:20 +0000</lastBuildDate>
	<generator>http://wordpress.org/?v=2.9.2</generator>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
			<item>
		<title>「関西の電力は足りる（大丈夫）、原発再稼働なしでも」など―地震と原発事故情報【TMM:No1459】</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22971</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22971#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 May 2012 13:31:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>souma</dc:creator>
				<category><![CDATA[交流の広場]]></category>
		<category><![CDATA[たんぽぽ舎]]></category>
		<category><![CDATA[地震と原発事故]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22971</guid>
		<description><![CDATA[「関西の電力は足りる（大丈夫）、原発再稼働なしでも」など―地震と原発事故情報【TMM:No1459】
2012年５月１７日(木)　地震と原発事故情報
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　転送歓迎
━━━━━━━
★１．関西の電力は足りる（大丈夫）、原発再稼働なしでも。
　　　２つのデータ＜共同通信のデータ分析・民主党の会議＞から（柳田真）
★２．竜巻被害　茨城県つくば市
　　　福島県双葉町民からの恩返し　皆様からの温かい支援に、ひたすら感謝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（脱原発ネットワーク茨城　森）
★３．読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
　◇学習会　広域処理でほんとにいいの？　５月24日(木)午後７時～、三鷹
★４．新聞・雑誌から
　◇関西電力が明言ーもうけのために原発再稼動したい　本音は経営事情に
　　あり、電力需給の問題とは別　　　　　　（５月１２日　東京新聞より）
★５．＜テント日誌　５／１５（火）
　　　―経産省前テントひろば２４８日目　原発ゼロ１０日目―＞
　　　　こんなに無責任な再稼働を許してはならない！
　　　　～大飯原発再稼働に関する対政府交渉の顛末～
━━━━━━━
◇５月19日(土)１０時から、学習会「知恵を出し合って子供を守ろう！」
　講師　竹野内真理さん、場所・スペースたんぽぽ
　http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1090
━━━━━━━
┏┓
┗■１．関西の電力は足りる（大丈夫）- 原発再稼働なしでも。
　│　　２つのデータ＜共同通信のデータ分析・民主党の会議＞から
　└────（柳田真）
「原発再稼働なし」で「関西の電力は足りる(大丈夫)」をこのメルマで何回も掲載してきました（山崎久隆文、広瀬隆文、他）。今日提供するのは、共同通信のデータ分析と、民主党の合同会議からの文。どちらも関電や政府の主張の問題点を指摘し、かりに、政府の言うとおり（本当は再稼働したいがための脅しの数字だが）としても「５％の節電」で電力不足は回避できる、という結論。再稼働なしで関西の電気は大丈夫。
　大飯原発の再稼働を何としても阻止しよう。
　◇５月24日(木)～26日(土)と、６月16日(土)・17日(日)、関西で行動が予定されています。たんぽぽ舎も参加する予定。詳細は後日お知らせします。または問い合わせください。TEL　０３－３２３８－９０３５
　１．共同通信の全国集計（5/17茨城新聞から）
（省略します―「ちきゅう座」編集部）
　２．民主党の合同会議（5/17東京新聞から）
（省略します―「ちきゅう座」編集部）
┏┓
┗■２．◇竜巻被害　茨城県つくば市
　│　　　　福島県双葉町民からの恩返し
　│　　　　皆様からの温かい支援に、ひたすら感謝
　└────（脱原発ネットワーク茨城　森）
　十五日の東京新聞朝刊に竜巻被害にあった茨城県つくば市を福島県双葉町民、十九人がバスで訪れ、清掃のボランティアをしてくれたとの記事を読み、感謝で朝から涙が止まらなかった。
　つくば市はメンバーも多く在住し、私達にとって大切な故郷であり、活動の拠点でもある。今回の竜巻には大きな衝撃を受けたがその衝撃を優しく、包み込んでもらったような気分になった。
　また、多くのボランティアの方から支援を頂いているとの話も聞いていて全ての方々に心からの感謝と敬意を贈りたい。
　私達は被災した人達を助けたいと思っていたけれど、助けてもらう立場にもなる。損得ではなく、助け合い、共に生きる事を重んじる人達は、とても強く優しく心地よい。こんなに素晴らしい生き方を蔑ろにし、とにかく目先の利益優先の国や電力会社の在り方を変えていかなくてはと、改めて強く思い、つくばの為に力を貸して下さっている全ての方から
　受けた恩情を胸に、これからも頑張っていこうと思う。
┏┓
┗■３．読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
　└────
◇学習会　広域処理でほんとにいいの？～聞いてみよう、震災がれきのこと～
《講師》環境ジャーナリスト　青木泰さん
《女川町視察報告》三鷹市議会議員　野村羊子さん
　日時：５月２４日（木）　午後７時～９時半
　場所：消費者活動センター３階　公会堂ホール（三鷹駅徒歩３分）
　資料代：５００円
　主催：ごみ有料化。納得できない！三鷹市民の会
　連絡先　080‐5465‐8138  竹内
　Email　 team.gzm0528@smail.plala.or.jp
　ブログ　http://mitakanogomi.blog.shinobi.jp/
┏┓
┗■４．新聞・雑誌から
　└────
◇関西電力が明言ーもうけのために原発再稼動したい
　本音は経営事情にあり、電力需給の問題とは別
　　　　　　　　　　　　　（５月１２日　東京新聞「こちら特報部」より）
－－－先月二十四日の大阪府市エネルギー戦略会議では、当の関電が再稼動を望む理由は、今夏の電力不足とは別にあると明言していた。　
　委員の一人が「夏の需給対策のために再稼動するわけではないのか」とただしたのに対し、関電幹部は「安全な原発は稼動させていただきたい。需給の問題とは切り離して考えている」と発言。電力需給は二の次という&#8221;本音&#8221;を漏らした。
　ではその本音とは何か。それは原発抜きには経営が立ちゆかない関電独特の事情にある。
　同社の原発による発電比率は全体の約48％(2010年３月までの十年間の平均)で、他社と比べて圧倒的に高い。さらに大飯、美浜、高浜(いずれも福井県)にある計十一基のうち、七基は運転開始から三十年以上を経過した老朽原発だ。
　老朽原発は減価償却済みなので、低コストで高収益。そこにあぐらをかいた経営を続けてきた。しかし、そのことは原発の稼働が止まってしまえば、一気に窮地に陥ることをも意味している。（中略）
　有価証券報告書などによると、同社の純資産約一兆五千三百億円（連結）のうち、原発施設と核燃料だけで約八千九百億円。再稼動できずに廃炉になると、資産は半減。仮に廃炉にならなくても、数年中に債務超過に追い込まれる。数字からは、経営危機が再稼働の最大の動機であることが浮かび上がる。
　その救済に政官とも懸命にみえる。東電と同様、関電も政府との関係は深い。民主党の藤原正司参院議員は関電労組出身。（中略）
　慶応大の金子勝教授（経済学）は「経営危機は火力発電所などへの設備投資を怠り、原発一本でやってきたツケ。問題は過度な原発依存で収益を上げてきた関電の経営体質にある」という。
　同社は夜間の余剰電力でくみ上げた水を昼間に落として発電する揚水発電の出力量も、大飯原発が再稼動しないと増加しないと説明している。
　だが、金子教授は「火力でも揚水発電は十分可能。コストがかかるのを嫌い、原発と揚水を組ませたストーリーを強調している」と反論する。（中略）
　「エネルギー需給とは別の視点から見る必要がある。動かない原発は&#8221;不良債権&#8221;であり問題の根本にあるのは財務体質。経営に失敗した民間企業が、国民に犠牲を転じて延命を図ろうとすることなど許されない」
　☆たんぽぽ舎では6月10日から11日、伊方原発再稼動阻止行動への連帯ツアーを行います。参加者募集中（現在、10名ほどの申込みあり）
　　TEL　０３－３２３８－９０３５、FAX　０３－３２３８－０７９７
┏┓
┗■５．＜テント日誌　５／１５（火）
　│　　―経産省前テントひろば２４８日目　原発ゼロ１０日目―＞
　│　　　こんなに無責任な再稼働を許してはならない！
　│　　　～大飯原発再稼働に関する対政府交渉の顛末～
　└────（　Ｙ・Ｔ　）
５月１５日（火）　終日雨。風雨強し。
　今日の午後、参院議員会館で大飯原発再稼働に関する対政府交渉が行われた。福井から中嶌哲演さん、石地さんも参加し、講堂はビッシリ１３０人の参加者で埋め尽くされた。
　詳しい報告は様々なされるとして、ごく簡単に言うと、(1)「耐震安全性評価も、避難ルートの複線化も、斜面崩落の安全性評価も、再稼働の前提ではない」　(2)経産副大臣が約束した雇用・生活保障については、「未だ具体化せず」。市民側から具体的な計画を求める。　(3)「小浜市での説明会では理解は得られなかった」と認めた、というようなことが確認点であった。
　要するに、安全評価や安全対策など関係なく、ともかく再稼働があり、再稼働の根拠はただただ４閣僚会議の政治判断にのみ存する、ということであった。４閣僚会議の政治判断が一切の安全性問題に優先するという、驚くべきものである。人々の命と運命を無条件に４閣僚の政治判断に委ねよ、というこんな再稼働を絶対に許すことはできない！
　中嶌哲演さんの「１０km圏と２０km圏に大多数が住んでいる小浜市民が原子力安全協定の対象外とされ、その意志と命が無視され、踏みにじられていることをどう考えるか」との質問にも、それは関電と住民の問題であって関知しない、という無責任なものであった。国策として推進していながら・・・。哲演さんの悔しさはいかばかりであろうか。
　その哲演さんは事後集会の発言で、福井県知事がゴーを出す前に、それを許さない県庁大包囲行動を、全てのグループ・個人が手を携え、一大結集してやらなければ、と訴えた。そしてたんぽぽ舎の柳田さんがそれに連帯して自分たちもそれに結集すると呼応した。
　テントの集団ハンスト行動の起点は哲演さんの５日間断食行動であった。今、再び哲演さんの呼びかけに応えることが求められている、そういう思いを抱かせる、魂の訴えであった。
　夜のニュースで、関西電力は大阪府市エネルギー戦略会議で、ピーク時の不足は５％との予測を呈示したと伝えていた。つい先日の政府の需給検証委員会では１４．９％ということであったが・・・。この落差で、広瀬隆さんが４月１７日集団ハンスト記者会見時に述べておられたことを思い出した。広瀬さんはこの数ヶ月で２５％→１５％→７％となってきたから、もうすぐ５％を切るよ、言っておられたのである。
　ピークシフトをするだけで最大電力需要は簡単に引き下げられる。適切な電力消費構造に変えれば、原発などなくても少しも困らないのだ、と山崎さんはたんぽぽ舎のメルマガNo1456で言っておられる。関電のこの数値からはその真実性が透けて見えるように思える。　　　　　　　　　　　　（　Ｙ・Ｔ　）
──────────
【編集部より】
　メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
　「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字以内で、またその他投稿に関しては400～800文字以内でタイトル及び内容をお送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
　なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の都合上すべを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
　◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
　◆電子メール（Ｅメール）送ります
　たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
　ご希望の方はご自身のＥメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を「メルマガ希望」として送ってください。
　登録できしだい発信致します（無料）。
　たんぽぽ舎のアドレス： nonukes@tanpoposya.net
　◆携帯への送信は、１回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎　　　　　たんぽぽ舎は、月曜～土曜
　　　　　　　　　　13:00～20:00のオープンです。
　　　　　　　　　　日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル５Ｆ
TEL 03-3238-9035　FAX 03-3238-0797
ＨＰ http://www.tanpoposya.net/
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22971/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>「たんぽぽ舎の活動－近況報告」など―地震と原発事故情報【TMM:No1458】</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22964</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22964#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 May 2012 03:01:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>souma</dc:creator>
				<category><![CDATA[交流の広場]]></category>
		<category><![CDATA[たんぽぽ舎]]></category>
		<category><![CDATA[地震と原発事故]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22964</guid>
		<description><![CDATA[2012年５月１６日(水)　地震と原発事故情報
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　転送歓迎
━━━━━━━
★１．たんぽぽ舎の活動－近況報告
  　 ◇大飯原発再稼働阻止・連帯行動、伊方応援ツアー、
　　◇再稼働阻止ハガキ・１万枚に…
　　◇新たな放射能測定器の導入、サクラと環境・放射能汚染のまとめ作業中
★２．再稼働阻止を重点に関係自治体へ働きかける
　　「反原発自治体議員・市民連盟」の活動方針(下)
★３．読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
　　◇5/19講演(講師：松井栄介さん、椎名千恵子さん)とデモ(埼玉県)
★４．経産省前テントひろば及び4/1－5/5リレーハンストへの連帯アピール
　　　園　良太
━━━━━━━
※明日、５月17日(木)朝７時30分より８時20分(８時またぎ)の時間帯でＴＢＳ朝ズバに関西電力火力発電所(大阪多奈川など)の再稼働についての報道が流れます。是非ご覧下さい。「プラント技術者の会」の方が話しています。
┏┓
┗■１．たんぽぽ舎の活動－近況報告
　｜　◇大飯原発再稼働阻止・連帯行動、伊方応援ツアー、
　｜　◇再稼働阻止ハガキ・１万枚に…
　｜　◇新たな放射能測定器の導入、サクラと環境・放射能汚染のまとめ作業中
　└────　柳田　真
　１．５月１日、３日、５日の忙しい３つの大衆行動を終えて、また、５月13日、友好団体の「反原発自治体議員・市民連盟」の第２回総会の成功(130人の参加、村田光平氏の講演)をうけて、たんぽぽ舎は、今、原発の再稼働阻止に全力投入中です。
　２．具体的には、
　イ．大飯原発再稼働阻止の行動－首相官邸前抗議行動への参加と
      ５月24(木)25(金)26(土)の現地応援ツアー(参加者募集中)
　ロ．伊方原発再稼働阻止をめざして－
      ６月10(日)11(月)の現地ツアー(参加者募集中)
　ハ．再稼働阻止のハガキ１万枚運動－現在9500枚に…
　３．その他としては、
　イ．食品等の放射能測定装置が新たに１台導入されました。
　　　食品・水などの測定がよりていねいにできるようになります。
　ロ．サクラと環境・放射能汚染の調査結果をまとめています。
　　　５月下旬から６月上旬に調査報告集第９集の発行予定(頒価500円)
　ハ．４Ｆの「スペースたんぽぽ」での各種学習会・講座・上映会の開催(１ヶ月約10回、平均３日に１回の開催)
　ニ．プラント技術者の会編集の『原発・危険な再稼働への道』(39頁、頒価300円)を発行。
　ホ．ほぼ日刊の「地震と原発事故情報」を発信。
　2011年３月11日以降、約442号に。なお、講読者は約5300人。転送やブログへの掲載等を含めると約１万名に届いていると思われます。
　これらの活動は、多くのボランティアの皆さんによって支えられています。
　感謝致します。
┏┓
┗■２．再稼働阻止を重点に関係自治体へ働きかける
　└───「反原発自治体議員・市民連盟」の活動方針(下)
　(2)東電電気料金値上げに反対する。新電力(PPS)への取組と合わせて。
イ．電気料金値上げ反対の学習会(5/29(火)夕方、講師：槌田敦・布施哲也)、資料集作り(たんぽぽ舎と共同)。東電本店・支店への働きかけ、大衆的ビラまき。７月の家庭用電気料金の10%値上げに反対し、消費者庁など国に働きかける。
ロ．新電力(PPS)への取組・第2期をはじめる
“連盟”小冊子(200円)の活用・布施哲也「PPS(新電力)のすすめ」(1.000円)の活用。結成総会以降の新電力(PPS)からの電力購入の取組は、全国の自治体に広がり、第二ステージにはいる。供給不足の壁にぶつかっている。電力会社による送配電独占や託送料などの規制を打ち破るために国への働きかけを行う。電力購入への入札制度の導入など、高い料金の電力会社からの脱却をめざす。
　(3)自治体・議会での活動領域の拡大と工夫
福島第一原発事故による放射線被爆や被害の拡大に対応を強化するためにも、これまで取組が難しかった議会活動を積極的に活用する。
イ．４月発足した「脱原発首長連合」と連携し、反原発(脱原発)決議、杉並区、三鷹市、八王子市などで広がる「脱原発自治体宣言」に取り組む。
ロ．反原発(脱原発)の立場から、議会での質問や意見を積極的に行い、市民団体と連携し、質問資料やデータなどを作成し、全国の自治体議会で取組を強める。
ハ．自治体による地域の放射線測定の実施と継続、学校給食食材の測定を自治体の責任で行い、子どもの命を守る取組を強める。
ニ．市民運動と連携し、自治体の照明や空調などに効果的な節電対策に取り組む。
ホ．福島県の子どもの命を守るネットワークと連帯し、議会・自治体を動かして、夏休みや冬休みなど一時的避難受け入れ体制を準備する(保養)。
ヘ．自治体の発電電力を電力会社へ安売りをさせない運動を展開する。
　(4)脱原発をめざす首長会議との連携
　第一歩として、関係者を招いての学習討論会をおこなう
　(5)経産省前テントひろばの活動や国会包囲行動などに協力する。
　7/16代々木公園10万人集会の結集をめざす。前日に打ち合わせ集会を予定。
　(6)廃原発めざす月１回講座の開催
　○5/26(土)14:00～16:30原発による動植物の異変(講師・蔵下和男さん)
　○5/29(火)19:00～　　東電電気料金値上げの問題点
　　　　　　　　　　　(講師・槌田敦さん、布施哲也さん)
　○６月、東電電気料金値上げの問題点(その２)(講師交渉中)
　市民団体と協力し、講演会・学習会を実施し、情報の収集・発信を行い原発の危険性、原子力政策の破綻を明らかにし、原発廃止をめざす
　(7)会員の拡大～議員、議員候補、市民の皆さん、ご協力・ご参加下さい。
　(8)ニュースの充実～皆さんからの寄稿を歓迎します。
　(9)財政の充実～会員の拡大と会費値上げのお願い。(財政方針の項を参照)
　(10)事務局体制の充実～意欲のある方歓迎－市民・議員を問わず積極的にご参加を。
５．日程
　　
　　7/16(月祝)10万人集会の前段(15日夕方)に打ち合わせを考えたい
　　シンポジウムは８月にヨコスカ(空母寄港)、東海村、関西(大飯原発)で開催を検討。
┏┓
┗■３．読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
　◇5/19講演(講師：松井栄介さん、椎名千恵子さん)とデモ(埼玉県)
　
　日　時：５月１９日（土）13時20分開場
　会　場：埼玉県県民健康センター（さいたま市浦和区仲町3－5－1）
　　　　　浦和駅徒歩13分
　講　演：１３時４０分開演（講師　松井栄介さん、椎名千恵子さん）
　デ　モ：１７時～　会場から浦和駅までのコースです。
　参加費：1,000円　中学生以下無料
　連絡先：090-1257－8983(後藤)メール： saitamaaction@yahoo.co.jp
　講演のテーマ：
　市民と科学者の内部被曝問題研究会の発起人であり医師である松井栄介さんに内部被曝のお話しを、子どもを放射能から守ろう福島ネットワークの椎名千恵子さんからは福島に診療所を建設する取組等についてお話しいただきます。
　講演会のみ、又はデモのみのご参加も歓迎いたします。
┏┓
┗■４．経産省前テントひろば及び4/1－5/5リレーハンストへの
　│　　連帯アピール
　└────園　良太
　親愛なる皆さんへ！本当にお疲れ様です！去年からテントや「原発いらない福島の女たち」をお手伝いしていたのですが、2/9に東京都江東区竪川での江東区役所による野宿者排除に抗議したら、不当逮捕・起訴されてしまいました。大事な時に戦線離脱してすみません！このため、3/10－3/11の福島にも行けず、死ぬほど悔しい思いをしました。今度はリレーハンストの始まりを聞いて、東京拘置所の壁をぶち抜いて今すぐ行きたい！と思ったけれど、まだ壁は厚いので、熱い思いを送ります。
　監獄に２カ月も入れられると、この世界は根本から間違ってるため、根本から変えないといけないと、本当に痛感します。本来、誰よりも逮捕・起訴されるべきは東電を初めとした原発推進派勢力なのに、誰一人裁かれず、自分のように反原発デモや色々な社会運動に関わる人ばかりが狙われます。しかも、推進勢力が3.11後も全力で「安全・除染・帰還」キャンペーンを張り巡らせたせいで、賠償金額と対象範囲が不当に切り縮められています。最大の被害者である福島の人々が最大の加害者である東電や原発製造企業の子会社に雇われ、除染作業や原発収束労働をさせられ、より被曝するという、信じられない転倒状態です。そして、人類史上最悪の事故を起こした国で、原発再稼働を目指すなどはすでに大量の放射能を浴びて苦しむ被害者をマシンガンで射殺するのと同じような事で、絶対に許されない犯罪です。
　3.11で、原発は立地地域の住民・環境と原発労働者の犠牲なしに成り立たない事が明確になりました。日本の権力者は福島の破局を隠し、県外の人々は気付いていないか、気付かないふりをしている。福島見殺しと原発再稼働はまさに車の両輪です。1946年に再び日本に原爆が落とされそうになったとしたら、一体どれ程大勢の人々が戦争に反対したことでしょう。それを思えば、福島の皆さんが「もうウンザリだ！私たちの被害を最後にしろ！」という思いで再稼働に反対するのは真に本質的なアクションです。そして、東京の私たちこそが日常的・主体的に現状を変えるアクションをしなければならないと思っています。
　人は、自分の生きる場所、仕事、人間関係、望む世界像を自分で選び取っていく事ができます。それなのに、福島で人々の分断が深まり、放射能への不安や非難を口にするのがますます難しくなっていると聞き、胸の痛みと推進勢力への怒りを抑えられません。現地の民主主義と被害者の自己決定権を用意周到に奪い取った結果だからです。広島・長崎・水俣でも繰り返されてきた政策です。これに皆さんが「私たちが子どもを守ろう！」と叫ぶのは、それが「命」や「未来」と同じ意味だからであり、「自分たちの未来は自分たちで決めたい」「金や権力よりも人命を大事にしたい」という想いも込めているのだと思います。これこそ、3.11以後の世界が変わるべき方向です。
　経産省前テントと原発いらない福島の女たちのリレーハンストは、世界を変えるためのつながりをくれる場所です。僕は、テントで多くの大事な人と出会い、多くの反原発行動を生み出す事が出来ました。それ自体が、様々な人を巻き込みながら物事を決めていく、世界中の占拠運動と共通した新しい世界づくりです。竪川テントや、かつての「年越し派遣村」もそうです。
　「女たち」の独創的な表現と切実な声は「女たち」「福島」といった、世界を変える「私たち」を作りました。昨年10月29日の日比谷公園集会で、皆で編んだ毛糸の地球を渡し、お互い讃え合い、真の痛みを経験したからこそ共に生きていく事を望む姿に感動しました。僕も、体は監獄でも心は一緒です。負けずに早く合流し、皆さんと生き抜きたい、駆け抜けたい。誰も犠牲にしない未来へ。
──────────
【編集部より】
　メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
　「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字以内で、またその他投稿に関しては400～800文字以内でタイトル及び内容をお送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
　なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の都合上すべを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
　◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
　◆電子メール（Ｅメール）送ります
　たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
　ご希望の方はご自身のＥメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を「メルマガ希望」として送ってください。
　登録できしだい発信致します（無料）。
　たんぽぽ舎のアドレス： nonukes@tanpoposya.net
　◆携帯への送信は、１回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎　　　　　たんぽぽ舎は、月曜～土曜
　　　　　　　　　　13:00～20:00のオープンです。
　　　　　　　　　　日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル５Ｆ
TEL 03-3238-9035　FAX 03-3238-0797
ＨＰ http://www.tanpoposya.net/
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22964/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>経産省・東電の国家転覆計画 ――続・原発は不良債権である</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22962</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22962#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 15:35:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>souma</dc:creator>
				<category><![CDATA[時代をみる]]></category>
		<category><![CDATA[東京電力事業計画]]></category>
		<category><![CDATA[金子勝]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22962</guid>
		<description><![CDATA[経産省・電力による国家転覆計画が始まりました。
東京電力の総合特別事業計画（以下、事業計画）がこのまま実施されれば、この国の根幹を腐らせていきます。すでに、この計画が放つ異常な腐臭が漂っているのに、政治家もメディアも鼻づまりなのかもしれません。
5月9日に、政府は、東京電力（以下、東電）と原子力損害賠償支援機構（以下、賠償支援機構）が策定した事業計画を承認しました。メディアは、家庭向け電力料金引き上げや柏崎刈羽原発の再稼働を前提にしていることばかりに目を奪われています。
確かに、そのこと自体が問題なのは言うまでもありません。しかし、この事業計画の枠組みの根本的な問題点を見る必要があります。この東電の事業計画は、国会決議を公然と無視し、福島県の除染事業を放棄させ、賠償負担を長期にわたって電力料金に乗せていくものだからです。
国会決議を公然と無視した文章
まず、事業計画を素直に読んでみましょう。
http://www.ndf.go.jp/press/at2012/20120509.html
（原子力損害賠償支援機構webページ）
事業計画の「（５）財務基盤の強化」（88頁）に、2011年6月14日の閣議決定（「東京電力福島原子力発電所事故に係る原子力損害の賠償に関する政府の支援の枠組みについて」）を引用しつつ、それを踏まえて、取引金融機関に「追加与信」を要請しています。
そして、事業計画の参考資料の冒頭に、この6月14日の閣議決定をそのまま掲載しています。
この再掲された閣議決定の中の「具体的な支援の枠組み」には、「援助には上限を設けず、必要があれば何度でも援助し、損害賠償、設備投資等のために必要とする金額のすべてを援助できるようにし、原子力事業者（東電）を債務超過にさせない」という内容が含まれています。
つまり、政府がこの計画を認定すれば、東電を「債務超過にさせない」ので、取引金融機関はおカネを貸して下さいと要請しているように読めます。
しかし、原子力損害賠償支援機構法が国会決議されるに際して、この「債務超過にしない」という規定が問題になり、国会の附帯決議第10条において、この閣議決定の「具体的な支援の枠組み」の部分は「その役割を終えたものと認識し、政府はその見直しを行うこと」を求めています。その旨、国会でも、海江田経産大臣（当時）の答弁でも確認されています。そして「機構法」自体に「国民負担の最小化」と「利害関係者全ての負担」が盛り込まれることになったのです。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/ketsugi/177/f422_080201.pdf
（参議院webページ内・PDF）
つまり、事業計画は、役割を終えて見直しを求められたはずの閣議決定を公然とそのまま掲載しており、この事業計画は国会決議を無視したものになっているのです。実際に、東電と賠償支援機構は、「社債」保有者に対して一切「協力」＝「負担」を求めることはせず、銀行にも債権放棄を求めませんでした。これを国民の立場に立って読めば、私たち利用者はどこまでも東電を救わなければならないことになります。
にもかかわらず、国会議員たちからもメディアからも批判の声はあがってきません。
これによって引き起こされる事態はどのようなものでしょうか。
 
まず、ゾンビ企業の東電に銀行がずるずると貸し込んで引き返せなくなってしまい、東電というゾンビ企業を公的資金や電気料金という国民負担でどこまでも救い続けなければならないという事態です。
もちろん、こうした点を金融機関が全く考慮していないわけではありません。今回の計画では、メインバンクをはじめとして取引金融機関は、原則として「無担保」での貸し出しとなりリスクが高いため、「担保」を取れる「私募社債」の発行が議論されているからです。
しかし金融機関が、福島県民への「賠償金」支払いよりも返済の優先順位が高い「私募社債」でなければ引き受けないとすることは、深刻な倫理的問題を引き起こします。この事業計画は銀行利害を優先したもので、「賠償優先」との看板に偽りがあることになります。そして金融機関自身も、福島県民への賠償も満足に支払えないゾンビ企業に対して、一切の債権放棄を拒んで、自らの資金回収だけを優先させて追い貸しをする「吸血鬼」のごとき存在として社会的に指弾されることになりかねません。
普通のサラリーマンが酔っ払い運転をして人身事故を引き起こせば刑務所入りですが、福島第一原発事故という重大事故を引き起こした社会的犯罪企業であるにもかかわらず、経営者を交替させただけで経営責任も問われません。貸し手責任も一切問われません。これは、かつての銀行の不良債権問題とそっくりの構図です。この国は、新たな「失われた30年」になりかねない危機的状況にあります。
 
福島県民を見殺し
たしかに、事業計画の表面の文章だけを見ていると、東電は賠償を進めるかのように読めます。また廣瀬新社長は賠償担当だったので賠償重視の姿勢に変わったという報道さえ見受けられます。
しかし、事業計画の参考資料をよく読めば、東電は明らかに自らの賠償費用という赤字を削減するために、福島県民への被害対策を行わない方針を打ち出しています。
・「冷温停止」宣言を（撤回せずに）続けることで、事故収束を前提として事故処理費用を過小に見積もるとともに、避難費用を減らしています。
・つぎに、避難指示解除準備区域を含めて20mSv未満は住民が全員帰宅することを前提に賠償費用の再計算を行っています。しかも除染費用を一切計上していません。
 
その結果、事業計画は4,344億円の賠償費用を削減する再計算をしています。
 
これは、放射性物質を自然減衰に任せ、20mSv未満の低線量長期被曝は放置するのだと宣言したのと同然です。つまり東電と賠償支援機構は、福島県民の意思を無視して勝手に放射線量２０mSv未満を補償しないと決めてしまったのです。
こうして見ると、原子力安全委員会や放射線審議会がたびたび放射線量の安全基準を緩めてきた背景がよりはっきりしてきました。
学校・幼稚園の校庭の放射線量の許容水準を1 mSvから20 mSvに引き上げたことも、
当初、福島第一原発周辺地域の除染目標を20 mSvにしたことも、
食品の安全基準を500Bqから100Bqに引き下げることを必死に妨害したことも、
すべて、ずっと言ってきたように、東電の賠償費用・除染費用を削るためなのです。
いま、福島第一原発周辺地域も中間処分場ができないことを理由に本格的な除染活動を一切行わず、米の全量検査のためのベルトコンベア式検知器を購入せず、福島県のバイオマス発電を利用した森林除染もストップしています。
 
この国は、社会的犯罪企業の東電を何が何でも救うために、福島県民を見殺しにしようとしているのです。こうした国家的犯罪を許していいのでしょうか。
 
残る福島原発も動かすつもり？
さらに、事業計画のうち「廃炉」計画を見ると、福島第一原発1～4号機の「廃炉」費用として1兆1,510億円だけしか計上されておりません。メルトダウンした1～3号機の状況を見るかぎり、「廃炉」にする技術的見通しはまったく立っていません。いくらかかるか、誰もわからないのです。
福島第一原発事故も収拾できない状況であるにもかかわらず、中越地震の影響が残り、かつ使用済み核燃料プールも満杯に近い柏崎刈羽原発を動かそうとしているのが非常に問題なのは言うまでもありません。
しかし、なぜそうしようとするのでしょうか。拙著『原発は不良債権である』（岩波ブックレット）で書いたように、安全性が担保できない原発は損失を生むだけの不良債権になっているからです。不良債権の原発を動かすことはきわめて危険な行為ですが、いまは利益優先・安全無視でも動かさないと東電はやっていけない不良債権企業なのです。
 
問題はそれだけではありません。福島県知事が要求している双葉町にある福島第一原発5，6号機も、福島第2原発も、廃炉費用が含まれていません。
その理由は、２つしか考えられません。
一つは、東電はカネがないので、廃炉費用を適切に積んでいない（つまりツケの先送りをした）か、
いま一つは、残る福島原発をすべて動かそうとしているのか、
どちらかです。
賠償費用は誰が負担するのか
では東電は賠償費用をどのようにして支払うつもりなのでしょうか。
東電はすでに賠償支援機構から約2.5兆円の交付を受けています。
しかし、今後10年間を見通した東電の事業計画では、賠償支援機構からの2.5兆円の交付金でさえも返済する予定はありません。東電は3兆円あまりの経費節減をすると言っていますが、それは事故処理費用や不良債権＝原発の赤字補填に使われるのでしょう。少なくともリストラ・経費節減を行って賠償費用を支払うことにはなっていないことは確かです。
 
実は、東電はその賠償費用をこっそり国民の電力料金に上乗せしようとしているのです。
電力11社は賠償支援機構に一般負担金を支払っています。東電の場合は、それに加えて電力料金値上げであがる収益から特別負担金を支払っています。
電力11社が10年間で支払う金額は合計約2兆8000億円、うち東電は約1兆7000億円と想定されています。仮に計画期間内に返済するとすれば、東電の負担金だけでは2.5兆円には足りないので、電力会社全体で支払うことになるのかもしれません（ただし、一般負担金の目的は賠償の備えであり、東電以外の電力会社からの一般負担金を流用することはその趣旨から逸脱します）。
問題は、一般負担金をその他の電気事業費用に入れ、総括原価主義のもとに電気料金に上乗せしたうえに、東電はさらに電力料金の値上げであがる収益から特別負担金を支払おうとしていることです。つまり、今回の電気料金引き上げは、一般家庭や、名ばかりの「自由化」で値上げを受け入れざるを得ない企業の負担で、賠償費用を支払うことを意味しているのです。
 
一般家庭用電気料金値上げに関する経産省の「特別審査」は、保安院の安全審査と同じ。茶番です。東電に一定のリストラをしたふりをさせて、電気料金の引き上げ額を多少抑えて、国民負担で事故処理費用と不良債権原発の損失を賄うだけです。
つまり、リストラ・経費節減で賠償費用を賄うわけでもなく、国民をあざむいて東電の賠償費用を一般家庭や企業の電気料金にこっそり上乗せしてしまうつもりなのです。
しかも、今のところ、新たに支援機構から注入される一兆円は返済を予定されておりません。これは電力料金をさらに引き上げて、危ない原発を動かさないかぎり返済できないと考えられます。「日本人は忘れっぽい」から、数年すれば何とかなると考えているのかもしれません。
 
このように、東電と賠償支援機構による事業計画は、「原子力損害賠償支援機構法」が国会で審議される過程において重視された「国民負担の最小化」ではなく、「利害関係者の重視と国民負担の最大化」が公然と図られているのです。
 
東電の解体・売却を
では、どのようにしたらよいのでしょうか。
・くしくも、「原子力損害賠償支援機構法」の「附帯決議」には、1年を目処として、事故の検証の結果を踏まえ、国の責任の明確化と原賠法改正の議論を含めて、必要な措置をとることを定めています。改めて国会決議に立ち返って、決議無視の事業計画を見直し、より「国民負担の最小化」を図る施策は何か、国会が議論をするべきです。
・経営者の責任を問うことが不可欠です。そのためには経営者は退任でなく解任すべきです。同時に、金融機関の貸し手責任を問うべきです。金融機関にとっても、かつての不良債権問題の二の舞にならならいために債権放棄に応じ、早い段階での損切りが必要です。中長期的には追い貸しをするよりは、その方が望ましいはずです。
 
・東電は発・送配電の分離を「社会カンパニー制」でごまかそうとしています。発電と送配電について所有権を分離する形をとるべきです。そのうえで、それを直接売却するか、新会社の株式を売却して、賠償費用・除染費用を捻出すべきです。
・それでも事故処理費用や賠償費用は不足します。その分は、原子力予算を大胆に組み替えて捻出する以外にありません。高速増殖炉もんじゅは、15年間も動かずに1兆円も費やしています。六カ所村の再処理施設は、計画から20年経っても稼働の見込みが立たないのに、建設費と運転費用を合わせて3兆円以上が費やされています。福島県民およびその隣接地域は甚大な放射能被害を受け、これほど苦しんでいるのに、こうした無駄な事業を継続することは倫理的に許されるはずがありません。
 
2012年5月9日は、国会決議を公然と無視しても、福島第一原発事故を引き起こした犯罪企業＝東京電力を全国民の負担で救済することを政府・経産省が決めた日です。そして、東電の賠償費用節約のために福島県民の放射能被害を放置し、国民の命と健康を守らない国家であることを公然と宣言した日なのです。
 
これは戦争と同じくらい異常な事態です。
いまや「昔、陸軍、今、電力」なのです。
これをこのまま認めていけば、この国は根幹から腐っていきます。
許してはいけません。
http://blog.livedoor.jp/kaneko_masaru/archives/1644517.htmlを転載。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1946:120517〕

]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22962/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>「大飯原発の裏山は小さな地震でも崩落する」など―地震と原発事故情報【TMM:No1457】</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22960</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22960#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 13:32:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>souma</dc:creator>
				<category><![CDATA[交流の広場]]></category>
		<category><![CDATA[たんぽぽ舎]]></category>
		<category><![CDATA[地震と原発事故情報]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22960</guid>
		<description><![CDATA[2012年５月１６日(水)　地震と原発事故情報
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　転送歓迎
━━━━━━━
★１．大飯原発の裏山は小さな地震でも崩落する
　　　　大飯原発の再稼働はとても危険　　　　　（たんぽぽ舎　山崎久隆）
★２．【５・１５政府交渉】美浜の会(主催者)ホームページより
　　　大飯３・４号機再稼働をめぐる政府交渉確認点（速報）
★３．反原発自治体議員・市民連盟　第2回総会 -活動方針（上）
　　　　原発再稼働阻止を重点に、自治体へ働きかける。（事務局）
★４．東電値上げに異議「国民感情　納得できない」(5月16日 東京新聞より)
★５．＜テント日誌　５／１４（月）
　　　―経産省前テントひろば２４７日目　原発ゼロ９日目―＞
　　　重大局面を迎え、大飯原発再稼働阻止へ テントはどうしていくべきか
━━━━━━━
┏┓
┗■１．大飯原発の裏山は小さな地震でも崩落する
　│　　　大飯原発の再稼働はとても危険
　└────（たんぽぽ舎　山崎久隆）
　関西電力は、大飯原発１、２号機の後背の山が崩落する可能性を認めた。
　そのため、後背地を削る工事を行うのだという。
　まず共同通信の記事を引用する。
　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　大飯原発近くの斜面が崩落の恐れ　関電解析、１４年度に工事へ
　経済産業省原子力安全・保安院は１４日に開いた原発の耐震性を検討する専門家会議で、関西電力大飯原発１、２号機（福井県）の近くにある斜面が地震で崩落する可能性を否定できないとする関電の解析結果を明らかにした。関電は崩落防止のため、表面の一部を削り取る工事を２０１４年度に始めるという。
　斜面は原子炉建屋から数十メートル程度しか離れておらず、万一、地震時に崩れれば事故対応などに影響する可能性もある。
　関電が、大飯原発で想定する最大の揺れの強さ（基準地震動）で斜面の強度を解析したところ、１、２号機北側斜面の表層の弱い部分がわずかに滑り落ちる場合があることが判明した。
　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　関電が認める「後背地の山が崩れる可能性」は、基準地震動で揺さぶられた場合でも起こる可能性があるという。基準地震動とは７００ガルだ。たった７００ガルで山が崩落するのだ。
　実際にここに襲いかかる地震動は２０００ガルを優に超える可能性もある。
そうなると、山が山体崩壊を起こすし地盤崩壊の可能性もある。
　しかしこの記事を見て気づかないだろうか。なぜ１、２号機の後背地「だけ」が崩落する可能性があるとしたのだろう。実際には３、４号機の後背地のほうが高くて切り立っている。１、２号機側が崩れるのならば３、４号機側も崩れるだろう。
　運転再開を予定している方は「崩れない」けれど、すぐ運転再開を予定しないほうは「崩れるかもしれない」から、２０１４年度から工事を始めるのだという。
　ご都合主義の作文に過ぎない。
　これで実際に地震が起き、３、４号機側が崩落し炉心損傷が起きたら「想定外」だったというのだろう。それは確かに想定外だが、それは想定しない側が悪いだけだ。その「想定」を今の時点で認める者も同罪だ。
　これでも大飯原発を動かすことができるのだろうか。そんなに破滅したいのか。全く一体どうなっているのだ。
　この詳しい解説は２３日にスペースたんぽぽにおいて行う。
　－・－・－・－・－
　５月２３日(水)18：45から、スペースたんぽぽ、連続学習会 新シリーズ
　「第１回　若狭湾の原発群、再稼働はとんでもない！」講師　山崎久隆
　http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1085
　－・－・－・－・－
┏┓
┗■２．【５・１５政府交渉】　美浜の会(主催者)ホームページより
　│　　　大飯３・４号機再稼働をめぐる政府交渉確認点（速報）
　└────（メルマガ編集部）
　今回の政府交渉の質問事項
　http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/seifukoushou_q20120515.htm
　政府交渉確認点（速報）からいくつか抜粋します。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/seifukoushou_sokuhou20120515.htm
 （以下、編集部から若干の補足あり。全文はURLからご覧ください）
　◇「耐震安全性評価も、避難ルートの複線化も、斜面崩落の安全性評価も、再稼働の前提ではない」
　◇経産副大臣が約束した雇用・生活保障については、「未だ具体化せず」。
　　市民側から具体的な計画を求める
　◇「小浜市での説明会では理解は得られなかった」と認めた
　◇それぞれの質問点について
　１．規制庁の発足前に動かそうとしていることについて
　　→「再稼働は４大臣が４月に決定した判断基準に基づく」「安全審査指針に合致しなければ運転はできない」というものの、何を根拠に安全を確認しているかについては答えられず。また、再稼働と安全審査指針を切り離す理由についても答えられず。
　３．避難ルートについて
　　→避難道路の複線化について、「避難道路の複線化は再稼働の前提ではない」という。
　　→通信機器・防護服などについては「衛星電話、防護服などを平成24年度の予算で手当てしているが、時期は不明」という。
　　→SPEEDIに関しては、おおい町（福井県）のシミュレーションは実施されておらず、市民側は早急な実施を求めた。
　４．原発の停止に伴う雇用や生活の支援・補償について
　　→4月26日、経産副大臣は現地説明会で「雇用調整助成金のような制度をフル活用して省庁の枠を超えてできるだけの努力を・・・」と答弁していたが、３週間経った現在、何ひとつ実施されていない。市民側は、いつ、何をやるのか文書にて回答するよう求めた。
　６．斜面の安全性について
　　→市民側から重大な指摘、「大飯原発の斜面の安全評価が終了しておらず、
　　　１、２号機の斜面が崩落する恐れがあるため、2014年度から工事を行う計画である」ことが、立地現地にまったく伝えられていなかった。
　　　福井県原子力安全専門委員会・福井県知事・おおい町長・おおい町議会に至急報告することを要望したが、政府側は、「持ち帰って検討する」とこたえた。
┏┓
┗■３．反原発自治体議員・市民連盟　第２回総会 -活動方針（上）-
　│　　　原発再稼働阻止を重点に、自治体へ働きかける。
　└────（議員・市民連盟　事務局）
 “第２の大惨事の発生”を防ぐために全力を。再稼働を阻止する正念場－自治体での活動が重要。この1年、あって良かった“連盟”。さらに努力して、正念場で存在感ある活動をみんなで。
1．「第2の原発大惨事の発生」の危険が大きい（状勢の特長）
　イ．日本が地震活発期（千年に一度の活発期とも）に入っている。気象庁の警告（余震注意）。直下地震が原発をおそえば…。
　ロ．それなのに、再稼働に必死の推進側。政府、電力会社など原子力帝国マフィアの策動。
　ハ．福島第一原発（4基）も危険は去っていない。今も空へ海へと放射能。
　　４号プールが倒壊の危険も。
2．廃原発の運動が広がり、その声が高まる
　経産省前テントひろば、大飯を包む関西の活動、伊方を支援する瀬戸内海ネットの結成、首長会議の誕生など、全国各地の活動－広がるテント・座り込み。
3．当面予定されている行動
　◇大飯－5月下旬　市民による説明会、◇原子力規制庁の発足　？月
　◇伊方－県庁包囲　6/10(日)6/11(月)、◇国会事故調の報告書　6～7月
　◇東電電気料金値上げ　7月、◇10万人集会　7／16(月祝)
　◇夏・原子力政策大綱、◇エネルギー基本計画決定
　◇反原発連合による国会包囲　7/29(日)、◇原水爆禁止世界大会　8月
　◇米核空母横須賀配備4周年抗議集会9月、◇臨界ヒバク事故13周年9月30日
4．行動計画
　(1)再稼働阻止　
　　イ．自治体への働きかけと、申し入れハガキ運動(1万枚へ近づきつつ)
　　　(たんぽぽ舎と共同)
　　ロ．現地応援連帯ツアー(たんぽぽ舎と共同)
　　　大飯5月下旬1泊、伊方6/10～11
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※活動方針（下）を次号に掲載予定。
┏┓
┗■４．東電値上げに異議「国民感情　納得できない」
　└────（５月１６日　東京新聞より）
（省略します―「ちきゅう座」編集部）
┏┓
┗■５．＜テント日誌　５／１４（月）
　│　　―経産省前テントひろば２４７日目　原発ゼロ９日目―＞
　│　　　　重大局面を迎え、大飯原発再稼働阻止へ
　│　　　　テントはどうしていくべきか・・・
　└────（　Ｙ・Ｔ）
５月１４日（月）　晴れ後曇り。
この日は怒りの報せから始まった。大飯町議会全員協議会が１２：１で再稼働容認の決定をなし、町長に上げたという報せである。推進側にとっては通過儀礼であったはずの４月２６日の住民説明会で反対・慎重意見が噴出し、柳沢副大臣が「意見はどうしても反対意見が出てくる」という言い訳をして逃げ帰り、それを境に住民の空気が一変したと言われていた。その住民の意見に背を向け、町議会全協は秘密会をバタバタと二転三転して繰り返した末にこの決定を行った。
　大飯町でも福井県でももはや住民の賛同という形が叶わなくなるや、住民の意見は無視し、置き去りにして、議会の「責任」と首長の独断で同意を表明するという策謀である。それはどんなにデタラメと安全性欠如であろうと、４閣僚（＋仙谷）の政治判断で全ては決定される、というところに連なっている。
　関西での電力危機・計画停電キャンペーンとともに、推進勢力による激しい隠然公然の工作が繰り返されている。
　大飯現地・福井・関西で、そして全国の住民の意思を目に見える形に創り上げて、巨大なＮＯ！の力として包囲していくことが必要とされている。全国が大飯・福井に連なり、全国が一つになるような闘いが問われている。
　この日、先日発足した脱原発をめざす自治体首長全国ネットワークの、村上東海村村長、三上湖西市市長らが、経産省に、大飯原発の再稼働を止めろ、そしてエネルギー戦略審議会で原発ゼロをはっきりと打ち出すべき、という申し入れを行ったというニュースも報じられた。
　夕刻、テントの前の交差点で、浪江の「希望の牧場」の吉澤が宣伝カーで訴えている。浪江町はチェルノブイリと化した。この現実を前にしては再稼働はあり得ないことだ、もう原発はやめるしかないと。その後、テントで少し話を伺った。被曝した牛を生かし、育てることで、何かに役立てたい。ある特殊な水を飲ませることによって被曝量は１／４になった。また浜通ではもう米作りはできないから、サトウキビに似たなんとかという作物を栽培して、バイオエタノールを抽出し、新たなエネルギーの産地にしていきたい等々の構想が語られていた。
　吉澤さんの自らが大量に被曝しながらの訴えと情熱に頭が下がる。
　夜はテント全体会議であった。集団ハンスト行動を振り返った議論もさることながら、大飯原発再稼働阻止の闘いの議論も沸騰した。それは引き続いての課題となったが、是非、様々な意見と提案をお寄せいただければ、と思う。また、この間集団ハンスト行動に支援連帯のカンパをたくさんいただいていることが報告された。あらためて、お礼と報告をお送りする作業に取り組むことになったことをお知らせしておきたい。
（５月１３日(日)のテント日誌はお休みです）
──────────
【編集部より】
　メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
　「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字以内で、またその他投稿に関しては400～800文字以内でタイトル及び内容をお送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
　なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の都合上すべを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
　◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
　◆電子メール（Ｅメール）送ります
　たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
　ご希望の方はご自身のＥメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を「メルマガ希望」として送ってください。
　登録できしだい発信致します（無料）。
　たんぽぽ舎のアドレス： nonukes@tanpoposya.net
　◆携帯への送信は、１回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎　　　　　たんぽぽ舎は、月曜～土曜
　　　　　　　　　　13:00～20:00のオープンです。
　　　　　　　　　　日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル５Ｆ
TEL 03-3238-9035　FAX 03-3238-0797
ＨＰ http://www.tanpoposya.net/
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22960/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>騙されたあなたにも責任がある</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22957</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22957#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 13:15:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>souma</dc:creator>
				<category><![CDATA[交流の広場]]></category>
		<category><![CDATA[「地球温暖化キャンペーン」]]></category>
		<category><![CDATA[とら猫イーチ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22957</guid>
		<description><![CDATA[　小出弘章先生が「騙されたあなたにも責任がある　脱原発の真実」と云う書を上梓されました。　題名に少し衝撃を受けますが、読めば、被爆国に生を受けた身でありながら、浮世の些事に右往左往し原子力発電に真剣に反対もせず、結果的に甚大な被害を齎した事故を招くことになった現実に、改めて、愕然としてしまいます。　
 「原子力安全神話」を心の隅では、本当かなと、多少は疑いつつも、人事のように無関心であった私には、本書の記述は刃のように傷みを感じさせるものとなっているのです。　加えて、政府・原子力村は、我々一般国民を騙したのは事実ですが、我々一般国民は、また、小出先生を含めて原発の危険性を訴える科学者の訴えに耳を貸そうともしなかったのです。　悲惨な事故が起きるまで、無関心と良心的な科学者の訴えを無視した現実に自己嫌悪を感じるのは私だけでは無い、と信じます。　
　翻って、根源的で病理的なこの構造は、原発を巡ってだけではありません。　「土建国家」のわが国にあっては、醜悪な金儲けのために、美しい日本の国土を切り刻み、財政悪化の現在でも、道路やダムを建設しつづける「土建村」や、何でもかでも「エコ」の「エコ利権」等々。　欲望に踊る「村」は多数存在しますが、一般国民は知らぬ顔です。　却って、利権のお零れに預かろうとする者も多数が居ます。　御用学者に犬の如き「マスゴミ」がそうです。　この国は、金銭のみが目的になったようです。
　罰。　私のような無関心であった者には天罰が下っても仕方が無いのかもしれません。　でも、小出先生に、「大人は責任に応じて、汚染された物を食べる」他は無いのだから、と云われると途方に暮れてしまいます。　
私のような小心者は、積極的に汚染された物を食べるのは勘弁して欲しいのですが、消極的に汚染された物を知らずに食べるのは仕方が無いものとして諦めます。　その代わり、何としてもこの国から原発を廃絶するように全力を尽くすことを誓います。　と云っても、大それたことが出来る分けがありませんが。
　わが身とは比較しようもありませんが、強大で無慈悲なナチスの独裁国家にあって、可憐な薔薇の花びらのような抵抗に己が身を捧げたゾフィー・ショルを思い出します。　ドイツ映画の「白バラの祈りゾフィー・ショル、最期の日々（Sophie Scholl &#8211; Die letzten Tage )に描かれた彼女の生き方は、まるで、肉体が滅んだ後に、尚、自身がナチスに抵抗した証を歴史に残したいがように、最後に残された良心を賭けて彼女の助命を模索する取調官の助力の申し出をも拒否します。　　
　彼女に仮託する分けではありませんが、私と、私の友人・知人は、国家的詐欺である「地球温暖化キャンペーン」に蟷螂の斧宜しく抵抗しています。　実態は、吹けば飛ぶような少人数が意見交換しているだけですが、御豆の歯軋りに似たこの集まりにも情報規制の波が押し寄せているようです。
　裁判闘争にまで訴えられた槌田先生、「懐疑派バスターズ」なる一味に攻撃されつつも決して節を曲げられない武田先生や渡辺先生のように強く無い私達は、職場でも、社会でも一大キャンペーンの前では、取るに足りない存在でしかありません。　「エコ」「エコ」と連呼されれば、如何に理不尽な行いも許される世情に翻弄され、取られた税で、毎年一兆円以上の国費を無駄使いする政府に対し全政党が賛意を表する議会に幻滅しつつ、徴税された金銭を不平等・不公平にも「エコ・ポイント」だの「エコ補助」等として他人に与えられ、昼食時には、照明を消された暗い職場の机で弁当を食べ、ISOだの何だのと洗脳の研修を受けさせられ、一千億円だの二千億円だのと気の遠くなる国費を縁も無い外国に与える「排出権取引」の詐欺に遭いながら、何の反省も無い政府に怒りを抱きながら、科学的な証明も無い「糞」に人生の一部を狂わされている現状を座視は出来ません。　「一寸の虫にも五分の魂」怒りに燃える身で、反対する対象に「原発」を加えるのに何の躊躇もありません。
　俗に「赤信号みんなで渡れば怖く無い」と云いますが、この国にも「裸の王様」の寓話に倣い「裸」を見て「裸」だと云った者も居たことを残したいのです。　加えて、私達は、ゾフィー・ショルの生き方に少しでも学びたいだけなのです。　そして、私、個人は、我が家の愛猫に愛されるだけで充分幸福です。　喩え、温暖化教信者や原子力村の民に、「死ね」メールの攻撃を受けても。
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22957/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>国会事故調査委員会、東電会長の無責任発言に驚く</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22952</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22952#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 11:17:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>m_sawamura</dc:creator>
				<category><![CDATA[時代をみる]]></category>
		<category><![CDATA[池田龍夫]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22952</guid>
		<description><![CDATA[国会の東京電力福島第一原発事故調査委員会（黒川清委員長）は5月14日、参議院会館で第12回会合を開き、勝俣恒久・東電会長から参考人聴取を行った。勝俣氏は東京電力のトップとして、2002年10月から社長、08年2月から会長を務め、05年6月 から2008年6月までの3年間は電気事業連合会長の要職にあった。〝電力業界のドン〟の勝俣氏は、事故原因のポイントについて「知らぬ存ぜぬ」を繰り返すばかり。午後6時から3時間に及ぶ質疑を傍聴して、余りにも倣岸・無責任な姿勢に驚かされた。
「電力事業者」として、お粗末過ぎる
午後9時半からの記者会見に臨んだ黒川委員長は、「原子力を担う巨大な電力会社の経営トップとしての覚悟があったかどうか…」との感慨を率直に語った。黒川委員長が指摘した問題点を踏まえ、当夜の質疑のポイントを報告したい。
①原子力事業者としての責任と当事者意識＝勝俣氏は「原子力発電所の安全に関する一義的な責任は電力事業者」と述べる一方、「現場の判断を優先すべきだが、総理が対策本部長だったから止むを得なかった」と発言した。これは、3・11事故直後に菅直人首相（当時）が現場を視察し、吉田昌郎所長（同）らが対応に追われ、視察後にも携帯電話で吉田氏に問い合わせをしたことを批判したもので、「現場責任者が指揮すべき緊急時の対応を遅らせた」との発言は他人事のようだ。勝俣氏は事故当時中国旅行中で、清水正孝社長（当時）も東京を離れており、「会長、社長不在」という失態には「止むを得なかった」と言い逃れるだけで、原子力を扱う組織としての責任と覚悟の欠如には呆れた。
② 津波に関する重要なポイント＝原子力安全・保安院が2006年、スマトラ沖大地震・津波を教訓にシビアアクシデント対策を打ち出したにもかかわらず、電気事業連合会の抵抗により対策が実現されなかった。「保安院が『電源喪失が起こり得る』と東電社員に伝えたのをご存じか？」との追及に対し、「存じません。（原子力事業）本部長どまりだったことは今後の課題です」と、逃げの答弁に終始。事故の原因については、「事故については東京電力自らも検証中である」と発言したものの、想定外の津波が主原因との主張を改めなかった。想定を超える津波のリスクについて、勝俣会長は「そのような津波は起こり得ない」判断して対策を指示しなかったことを白状せざるを得なかった。
③ 規制に関する問題点＝無責任な弁明に終始した勝俣証言に不満は残るが、耐震バックチェック、シビアアクシデント対策などの対応を怠っていた責任が洗い出された意義は大きい。目先の企業利益に走って、安全対策をサボった社会的責任は大きい。今回の質疑を通じて、電気事業連合会のロビー活動の行き過ぎも明らかになり、原子力を担う巨大な電力会社の経営トップとしての責任と覚悟がなかったことに唖然とさせられた。
独立性の高い「原子力規制庁」発足を急げ
国会事故調は6月に最終報告を出す予定だが、関係者の証言収集をさらに進めてもらいたい。併せて、原子力行政を監視するため独立性の高い「原子力規制庁」設置を目指すことを切に望みたい。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1945:120516〕
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22952/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>5/19公開シンポ　ハーヴェイ著「『資本の＜謎＞―世界金融恐慌と２１世紀資本主義』をめぐって」</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22947</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22947#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 08:40:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>m_sawamura</dc:creator>
				<category><![CDATA[催し物案内]]></category>
		<category><![CDATA[ルネサンス研究所]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22947</guid>
		<description><![CDATA[●日　時　：　2012年5月19日(土) 13：00～17：00（開場12：30）
●場　所　：　明治大学リバティタワー10Ｆ　1105教室 （ＪＲ御茶ノ水駅、メトロ神保町駅下車）
●パネラー：　伊藤誠・的場昭弘・佐々木隆治
＊討論スターター：大屋定晴
●資料代　：　500円
グローバル資本主義は経済危機からなぜ逃れないのか？
資本主義の中枢部を揺るがす体制的危機をどう捉えるのか？
世界各地で勃発する反資本主義運動はどこに向かうのか？
今、何をなすべきか？　誰がなすべきか？
こうした課題をめぐって、ハーヴェイの著作を素材に徹底討論します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
デヴィッド・ハーヴェイDevid Harvey
1935年生まれ。現在、ニューヨーク市立大学教授。経済地理学専攻。『新自由主義』（2005）『＜資本論＞入門』（2008）『資本の＜謎＞』（2010）などの一連の著作は、世界的なマルクス・ブームを巻き起こすきっかけになった。邦訳はいずれも作品社刊。
＊連絡先　：　090-4592-2845（松田）
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22947/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>5/19草の実アカデミー講演会「身の回りからはじめる社会変革」</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22943</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22943#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 08:35:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>m_sawamura</dc:creator>
				<category><![CDATA[催し物案内]]></category>
		<category><![CDATA[林克明]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22943</guid>
		<description><![CDATA[第39回　草の実アカデミー講演会
「身の回りからはじめる社会変革」～メガバンクボイコット、自前発電、地域を育む買い物
（信用金庫からエネファーム、お豆腐屋さんまで）
講師：丸田潔氏(フリーライター)
日時：2012年5月19日（土）午後1時30分開場、2時開演　4時45分終了
場所：新宿区落合第１地域センター　3F　第１集会室B  (新宿区下落合4丁目6番7号)
西武新宿線下落合駅から徒歩約5分
http://www2.odn.ne.jp/~hak32900/index.html
資料代　500円（会員無料）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
知らず知らずのうちに社会悪に“強制参加”させられているのが現代社会だ。
ほとんどの人が銀行に預金を預けたり、公共料金などの引き落としなどに利用しているが、大銀行＝メガバンクは集めたカネを何に、どう遣っているのか。
かつて日本の侵略戦争の戦費は庶民から集めた郵便貯金によって調達されていた。いまはどうだろう？
一般の預金者に還元されるのならいいが、メガバンクに集まった巨大な資金は、おおざっぱに言ってしまうと、利益を求めて国内のみならず世界中の大企業や巨大開発に還流しているだけ。
富裕層の顧客にはさまざまな優遇サービスをそろえている。そして大企業が大儲けしても、さまざまな優遇措置で合法的脱税。
超高額所得者や大資産家には大型減税にし、足りない税収は、社会保障の切り捨てと庶民増税の“一体改悪”で賄われるという寸法だ。
おまけにメガバンクは、原発や軍需産業、巨大開発などに巨額の資金を回し、平和で穏やかな庶民の生活と反対のことをやっている場合が多い。
しかし、一人でも身近なところから社会変革できる方法がある。メガバンク拒否して犯罪度の低い信用金庫や労働金庫などの地域金融機関の利用、原発を拒否するための自前発電やエネファームの利用、地域の商店街で買い物する・・・。
こうした身近な社会変革への参加を提唱し、自ら実践しているのがフリーライターの丸田潔氏だ。ファイナンシャルプランナーの肩書きをもつ丸田氏は数多くのマネー本も出版している。
生活レベルで可能な社会変革ライフを自由に語っていただく。
質疑応答時間を十分にとっているので、当日の参加者を交えて身近な生活で社会変革に貢献できるアイディアや実践を語り合えればいいと思っている。
ぜひ、ご参加ください。
主催　　草の実アカデミーhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22943/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>5/21中野アソシエ・近現代史講座「ベルサイユ条約と民族独立運動」</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22937</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22937#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 05:51:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>souma</dc:creator>
				<category><![CDATA[催し物案内]]></category>
		<category><![CDATA[アソシエ・近現代史講座]]></category>
		<category><![CDATA[増田都子]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22937</guid>
		<description><![CDATA[ 今春から、育鵬社の「歴史偽造」教科書が都内では都立中等学校、大田区立中学校、武蔵村山市立中学校等、全国で約4万5千名の中学生に押し付けられています。
 今回の件名講座のテーマでの育鵬社教科書の目玉は「幻の人種平等案」と言ったところでしょうか？　Ｐ195に「1919年（大正8）年、パリ講和会議で日本代表は、国際連盟の規約に『人種差別撤廃』を盛り込もうという画期的な提案を行います。」と記述してあります。生徒たちは素晴らしい「日本」に『誇り』が持てそうですが、真実はどうでしょうか？　この第一次案を日本代表が提案したのは2月13日で、4月11日に第二次修正案を提案しています。
 では、その間の朝鮮3・1独立運動に対して、大日本帝国はこの『人種平等案』にある「諸国家nationsの平等性と、諸国民nationalsの公平なjust取り扱いの原則を是認し」た行動を取ったのでしょうか？
 朝鮮人留学生による「2・8独立宣言書」と「3・1独立宣言書」などの原史料を見ながら、考えていきます！　御都合のつく方は、どうぞ、ご参加を！
●日時：５月２１日（水）１９時～２１時　　
●テーマ：「ベルサイユ条約と民族独立運動」
●参加費　1000円
●場所　　東京中野・協働センター・アソシエ　http://www.bing.com/maps/Default.aspx?encType=1&#38;v=2&#38;ss=ypid.YN5928&#215;564506&#38;style=r&#38;mkt=ja-jp&#38;FORM=LLDP　　　　　　　　　　
東京都中野区中野２－２３－１　ニューグリ－ンビル３０９号　　　　　　　　
　　　　　　　　　　中野駅南改札口１分　　　　電話　　０３－５３４２－１３９５　
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22937/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>世阿弥の謡曲にみられる仏教思想（１）</title>
		<link>http://chikyuza.net/n/archives/22933</link>
		<comments>http://chikyuza.net/n/archives/22933#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 02:33:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ISHIZUKA</dc:creator>
				<category><![CDATA[スタディルーム]]></category>
		<category><![CDATA[やすい・ゆたか]]></category>
		<category><![CDATA[世阿弥]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://chikyuza.net/n/?p=22933</guid>
		<description><![CDATA[　　　　　　　　　　　　　　　　はじめに
　　　　「死にたくない!」命の叫び伝へむと生まれたりしか幸なき人よ
　二〇〇四年六月二三日のことだ。イラクで斬首された韓国人、キム・ソンイル(キム・イルソンではない)の最後の言葉が全世界に放映された。「Korean soldiers, please, get out of here. I don&#8217;t want to die. I don&#8217;t want to die. I want to live. Your life is important, and my life is important.」
　韓国企業カナ貿易の通訳担当社員金鮮一（キム・ソンイル）さんが、バグダッドからファルージャ付近の米軍基地に向かう途中で、行方不明になる。社長によると、カナ貿易はイラクで米軍に物資を納めている。金氏は１７日、バグダッドから約２００キロ離れた米軍基地に出かけた後、会社に戻らないため基地に問い合わせて行方不明になったことが分かった。金氏と一緒にいたイラク人職員１人のほか、同行していた米国系企業のトラックとトレーラー３台の運転手らも連行されたという。
　彼はアメリカのイラクにある軍事会社で働いていたらしい。アメリカ軍だけでは足りないので危険な仕事を引き受ける民間会社が外国人などを雇って、イラクで対テロ対策を行っていたのだ。戦争の民営化である。そこに雇われていた韓国人であるキム・ソンイル氏は、テロ集団に拉致され残虐にも大刀で首を斬られてしまったのである。
　彼がイラクに赴いた動機は、テロリズムを撲滅しようという英雄的な動機ではなかったようだ。それだったら、いかに脅かされても韓国軍の撤退など要求しない筈である。韓国では暮らしが楽にならないので、危険だが大きな収入になるイラクでの仕事をしてみる気になったのだろう。
　イラクに行く以上ひょっとしてこういう目に遭う危険性は予測していただろう。でもなんとかしてまとまった現金を手に入れようとしたら、命がけの仕事をすることも時には必要だと決断したのかもしれない。
　たとえある程度覚悟していても、実際に首を斬られるとなると「I don’t to want to die!」と叫ぶのは無理もない。死ねばその先はないのだから。この韓国人の青年のこれまでの人生は、それほどいいことはなかったかもしれない。今までが十分幸せだったら、なにも危険なイラクに行って大金を手に入れようなどとは思わないだろう。これまでが惨めで、辛い人生だったから、ここらで命がけで幸せを掴もうとしたのだ。だとしたら、彼はこれまでの踏んだりけったりの人生の末で大刀で首を斬り落とされるという終末を迎えたことになる。なんとも救いのない、哀れの極致である。
　ではこの青年の菩提を弔うということはどうして可能なのだろう。この青年がキリスト教徒だったのなら、教会できっと天国に入れるだろうと言ってくれるだろう。キリスト教で天国に入るという意味は、一般に大きな誤解がある。少なくとも『聖書』には死んですぐに天国に入れるとは書いていないのだ。世の終わりつまり終末の後で、審判があって、地上に出来る神の国つまり天国に入れるか、ゲヘナ(地獄谷)に行くかの二者択一なのである。
　本稿のテーマに即して語ろう。世阿弥の仏教思想では、このような悲惨な死に方をした人をどう弔うのかということである。何故、世阿弥の仏教思想を語るのにイラクで首斬られた韓国人青年を引き合いに出したのか、疑問に思われるかもしれない。私は何も反米思想からこういう話をするのではなく、世阿弥の時代には、こういう不条理な、悲惨な、残酷な救いようのない死に方をした人々がぞろぞろいて、死ぬに死に切れない怨霊がうようよしているように捉えられていたのである。
　観阿弥、世阿弥は「阿弥陀仏」の「阿弥」を名前につけているが、元々は、時衆の信徒が阿弥号を名乗っていたらしい。彼らの多くは様々な芸能を得意にしていた。その才能は踊り念仏に興じるところから培われたのかもしれない。
　室町時代になると将軍から一芸に秀でたものに阿弥号を名乗らせるということがあったようで、観世座の観阿弥、世阿弥などもそのように説明される。しかし私は能の謡曲の内容を見ると、むしろ仏教思想の表現として能が作られていたのではないかと思われるので、在俗の宗教者を意味する「居士」と同じような号と捉えるべきだと考える。
　前置きはこれぐらいにして、具体的に謡曲を幾つか紹介し、それぞれの宗教思想を解釈していくことにしたい。ただ謡曲の場合、成立年代などを確定するのは難しいので、宗教思想の変化や発展などを跡付けることはできない。また当然同じような思想内容に帰結するのはやむを得ない。だからこの論稿に何か体系的な展開を求められても困る。幾つかの世阿弥作品に見られる仏教思想を確認して、最後にまとめるということで諒としていただきたい。
ーーーーー⒈．『藤戸』―英雄盛綱に騙し討ちされた漁夫ーーーーーーーー
　　　　　　海の道教えし漁夫の欺かれ龍と化わりて怨み果たすや
　『藤戸』とから紹介する。ワキは佐々木三郎盛綱である。彼は源平合戦の藤戸の戦いで、馬で海の浅瀬を渡り、平氏を敗走させた際に、見事に先陣の功を立てた英雄である。その功により、児島を賜り、領主としてやってきて、島民から訴訟を受け付けることになった。
　訴訟に来たのが 前シテの漁夫の母である。実はこの母の息子が盛綱に平家が陣を張っていた島に渡る浅瀬を教えたのだが、情報が漏れないようにするために、盛綱に殺されてしまったのである。
それで母は「息子を返してくれ」と盛綱に詰め寄ったということだ。盛綱は戦の判断で仕方なく殺したので、菩提を弔い遺族の面倒を見るから、あきらめてくれという。後半は後シテに彼に殺された漁夫の霊がなる。怨霊は恨みを晴らそうとするが、仏法で菩提を弔われて成仏するという話である。
　 漁夫にすれば、盛綱が馬で海を渡って敵陣を攻撃するという前代未聞の奇策で大手柄をあげ、児島を領地に賜ったのもすべて自分のお陰であって、どんな褒美でももらえるぐらいなのに、恩を仇で返したその恨みは深いのだ。だから水底の龍になって復讐しようと思ったが、ところが弔われて成仏してしまったのである。そのさわりを引用しておこう。
地「思の外に一命を。召されし事は馬にて。海を渡すよりも。これぞ稀代の例なる。さるにても忘れがたや。あれなる。浮洲の岩の上に我を連れて行く水の。氷の如くなる刃を抜いて。胸のあたりを刺し通し。刺し通さるれば肝魂も、消え／＼と。なる所を。其まま海に押し入れられて。千尋の底に沈みしに。
シテ「をりふし引く汐に。
地「をりふし引く汐に。引かれて行く波の浮きぬ沈みぬ埋木の岩の。はざまに。流れかゝつて。藤戸の水底の。悪龍の。水神となつて恨を為さんと思ひしに。思はざるに。御弔の。御法の御船に法を得て。即ち弘誓の。船に浮べば。水馴棹。さし引きて行く程に。生死の海を渡りて願のまゝに。やす／＼と。彼の岸に。いたり／＼て。彼の岸にいたり／＼て。成仏得脱の身となりぬ成仏の。身とぞなりにける。
　この謡曲のテーマをどう解釈すべきかは難問である。盛綱の手柄は、浅瀬を教えてくれた情報提供者を残忍にも殺し、恩に仇で報いたという悪行を伴っていた。だから英雄盛綱は実は悪い奴だったと暴露しているとも受け取れる。 だが情報提供者の口を塞ぐためには殺すしかなかったというのが盛綱の判断である。作戦を成功させるためには必要不可欠だった、平氏討伐という大義のためには敢て鬼になることもやむを得ないと盛綱は言いたいのだ。この判断が間違っているとは、部外者にはなかなか判断しかねるところである。
　それでは世阿弥の立場はどうか、それは盛綱が漁夫の菩提を弔って成仏させたという結論によって示唆されている。つまり盛綱の悪行は悪行だが、それによってしか平氏討伐ができないのなら、地獄行きは覚悟で悪行を行うしかない、悪によって善が行われるから、「善悪不二」「邪正一如」で、彼の行く極楽は地獄にこそある。漁師も恨みを懐いたまま自らが平氏滅亡に大なる貢献をしたことで人生をよしとせざるをえないのである。
　 だからあるがままで仏であるという、煩悩即菩提の立場が打ち出されているのである。煩悩即菩提とは煩悩の中にこそ覚りがあるという立場である。恩を仇で報われ殺されてしまった不条理すら、そのまま絶対肯定されているというので、この日本仏教の無批判的な立場は容認できないとする袴谷憲昭らの「批判仏教」による批判もある。(袴谷憲昭『本覚思想批判』大蔵出版、一九八九年)袴谷に言及しながら末木文美士は『日本仏教史』(新潮文庫、一七二頁)で「その現実肯定主義を無批判に賛美するのはきわめて危険なことである」と釘をさしている。
「不殺生戒」を第一の戒に置く本来の釈迦仏教の立場では、煩悩のなせる悪行として戦争を捉え、戦争から遠く離れて生きてこそ悟りの道だということだろうが、世阿弥にとっては戦の世に生き、騙し騙され、殺し殺される中で恨みのあまりに死ぬに死に切れない怨霊の魂の救済こそ何より問題なのである。まさしく「はじめに」で取り上げたイラクで首斬られた韓国人青年の魂の救済こそが問題だったのである。
　それだけの怨みがあれば、到底救済は無理だから、恨みを晴らしに化けて出て大いに祟ればいいのだという者もいるだろう。あるいは死んだのだから魂は断滅した。だから存在しない魂の菩提などナンセンスと割り切る立場もあるだろう。
　 しかしその時代には次々の忌まわしい出来事が起こり、それを祟り以外のことで説明するよりも、祟りとして説明する方が分かりやすい事態になっていたのである。また魂の断滅と言っても、あまりに死に様が無残だと生き残っている人々にとっては、怨みを呑んで死んだ人々の思いが離れないのだ。それは加害者にも被害者の近親者にも言えることである。だから魂の断滅論で割り切ることはできなかった。
　人間は一人づつ何か大切なミッション(使命)を背負って生まれてくると仮定しよう。そのミッションが果たせればその人の人生は、輝くのである。キム・ソンイルは一人一人の命はかけがえのないたった一つの命であり、その命を奪うのは不当だというメッセージを全人類の胸に命がけで刻み込んだ。
「I don‘t want to die!」ほど普遍的なメッセージはないし、そのメッセージが全人類の胸に痛く響いたのは、今まさに首斬られる人の叫びだったからである。このメッセンジャーが彼のミッションだったとすれば、彼は実に効果的にミッションを果たせたし、この最期によって彼の悲惨だった人生全体が聖化されたのである。
　　 このメッセージを受けて我々一人一人が個人の生命を尊び、不条理に生命を奪っていく戦争やテロを撲滅しなければならない。そうしなければキム・ソンイルは浮かばれない。逆にそうすることによってキム・ソンイルは命の大切さを伝えて、戦争やテロを根絶したヒーローとして語り継がれるのである。
　 盛綱に騙されて殺された漁夫はどうか、盛綱が漁夫を殺したことを隠蔽しても、念仏を唱えれば漁夫は成仏してしまうということではないようだ。
ワキ詞「あら不便や候。今は恨みてもかひなき事にてあるぞ。彼の者の跡をも弔ひ。又妻子をも世に立てうずるにてあるぞ。まづ我が屋に帰り候へ。いかに誰かある。余りに彼の者不便に候ふ程に。さま％＼の弔をなし。また今の母をも世に立てうずるにてあるぞ。そのよし申し付け候ヘ。
　「彼の者の跡をも弔い」ということには、彼が殺された事情を明らかにするということが含まれている。その上で妻子に補償をして暮らしていけるようにし、罪滅ぼしをして、その功に報いるというのである。
　もし盛綱の判断が正しくて、漁夫を殺す必要が勝利の保障であったのなら、漁夫はいくら口惜しくとも、その廻り合わせの不運に甘んじる他ないのだ。「藤戸の戦い」の勝利は、奢れる平家を滅ぼし、新しい時代を切り開いた輝かしい勝利であった。そのために一身を犠牲にして貢献した漁夫の名誉は不滅であり、彼の人生は偉大だったといえるかもしれない。 彼を騙まし討ちした盛綱より偉大とも言えないことはない。なぜなら盛綱が漁夫を殺す必要を感じたのは、漁夫が信用できなかったからであるが、それは漁夫の人格的な欠点というより、盛綱の猜疑心のせいとも考えられるからである。
　ともかく漁夫殺害を明るみにすることで、歴史の真相が分かり、漁夫の尊い犠牲が浮き彫りになった。そのことで漁夫のミッションが成就され、不滅となったのである。もちろん漁夫にすれば、そんなことは自分にとっては第二義的で、漁夫として家族とともに海に生きることにこそミッションがあったと言いたいかも知れない。その想いは水底に無理やり沈められたままである。
 　しかし人生はどんなきっかけで急転直下、最期になるかもしれない。その時点で見直すしかないのである。個人の人生設計とはかけ離れてしまっても、それは不運としか言いようがない。個人も社会や歴史の中で生きている、そこから与えられるミッションで納得するしか魂は救われない場合もあるのである。盛綱を怨み続けても、彼の遺族が幸福に暮らせるわけではない。もし魂が不滅とすれば、漁夫にとっては自分の亡き後の遺族の幸福も考えざるを得ない、怨みだけに執着することもできないのである。
　そこで世阿弥の能でこの怨みを明るみにしてもらい、戦争の不条理、盛綱の背信と裏切りを舞台に載せてもらうことで、漁夫の想いも晴れるのである。能はこのように鎮魂の効能があり、祟りを防ぎ、世の中に平穏をもたらし、精神の安定と長久をもたらすと信じられていたのである。 もちろん能は芸術だから、個々の作品は具体的な個々の人物や事件に関して鎮魂するに止まらない。それが表現している全ての類似的な人々や事件に対しても効能があるということであろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔study496:120516〕
]]></description>
		<wfw:commentRss>http://chikyuza.net/n/archives/22933/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
	</channel>
</rss>

