桜井哲夫の『世界戦争の世紀』( 平凡社, 2019 )がついに刊行された。「ついに」というのは、この著作は、800ページを超える大著だからである。これは実に多くの意味で「重い」著作である。著者は本書の序章に当たる「開幕
本文を読むあらためて、髙村光太郎を読んでみた(2)「食」へのこだわり
著者: 内野光子中村稔の新著『髙村光太郎の戦後』には、敗戦後の花巻市郊外での七年間にわたる山小屋蟄居生活が日記や書簡によって詳しく紹介されていた。今回の、髙村光太郎について読み始めた目的は、おびただしい数の戦争詩と敗戦後「暗愚小傳」とし
本文を読む愚かな文科大臣から、邪悪な文科大臣へ。
著者: 澤藤統一郎またまた安倍内閣の新装開店セールである。11か月前の「在庫一掃内閣」の組閣で払底したはずの在庫商品を、またどこからか引っ張り出しての並び替えである。こんな目先幻惑商法に乗せられてはならない。 11か月前、私は在庫一掃内閣
本文を読む疑問/メキシコへは今度が3回目の訪問
著者: 山端伸英タイトル:疑問 以下の文章の加藤周一の文章内容を現代の引用としてスペイン語に翻訳した場合、『ちきゅう座』の趣旨から外れていることを弁解しなければならなくなると思います。 <箒川兵庫助> Mi mas sentido pe
本文を読む日本イスラエルによる「武器・技術に関する秘密情報保護の覚書」の署名に抗議します!
著者: 杉原浩司いよいよ来たか、という感じです。 9月10日、日本とイスラエルが武器・技術に関する秘密情報保護の覚書に 署名しました。武器の共同開発やイスラエルへの武器輸出に向けて、弾み がつくのは確実かと思われます。 防衛省とイスラエ
本文を読む映画「テルアビブ オン ファイア」を見る
著者: 宇波彰去る2019年8月28日に、私はサメフ・ゾアビ監督のイスラエル・ベルギー・ルクセンブルグ・フランス合作映画「テルアビブ オン ファイア」(2019年)を試写で見た。イスラエルの都市テルアビブに住むパレスチナ人の男が、仕
本文を読むあらためて、髙村光太郎を読んでみた(1)教科書の中の光太郎
著者: 内野光子機会があって、髙村光太郎の詩作品を通して読むことになった。とくに戦時下と敗戦直後の作品を「歌集」や『髙村光太郎全詩集』(北村太一編 新潮社 1966年)とをあわせて読んでみた。「道程」や「レモン哀歌」のイメージが大きく崩
本文を読む第三世界への近代主義的偏見を排す
著者: 山端伸英先ほど投稿したものの注。 故加藤周一は「生きている古代-メキシコ峡谷で」(日本の内と外,文芸春秋,1977版)で『-現代メキシコは文学に貧しく,音楽に豊かならず,造形美術(狭い意味での芸術)において,もっとも活発な国なの
本文を読む競争主義と研究不正の増加、岡川梓事件、井上明久事件、加藤研事件など
著者: ウィンドウ共同通信によると日本の理系論文数は20年間伸びていないという[1]。競争原理の導入は論文数の点で結果を出せなかった。一方で、研究不正や撤回論文数は激増した[2]。研究倫理研究の第一人者である白楽ロックビルお茶の水女子大学
本文を読む武器見本市「DSEI JAPAN」が海外軍需企業のアジア展開促進の場に!
著者: 杉原浩司11月に幕張メッセで開催予定の総合武器見本市「DSEI JAPAN」が持つ重大 な意味が明らかになってきました。情報をシェアしていただき、開催中止 を求める取り組みへのご注目とご参加を呼びかけます。 【千葉県への第2次署
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 693号
著者: 中瀬勝義保坂展人 「NO!で政治は変えられない」 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/09/7343f3d8ef07934641cb651eb8ff3d6c.
本文を読む偏見の拡大は止めていただきたい:箒川兵庫助氏へ
著者: 山端伸英箒川兵庫助さん、僕も日本における加藤周一氏を尊敬しておりますが、彼が鼻持ちならない西洋崇拝者で近代主義者であることもわきまえております。30年ほど前、彼とメキシコのスーパーマーケットで当時の彼の奥さん?とあったついでにコ
本文を読む伊波洋一氏講演「玉城県政による沖縄の未来」(友愛政治塾第4回)
著者: 紅林進友愛政治塾第4回 「玉城県政による沖縄の未来」 講師:伊波洋一氏(参議院議員・沖縄の風) 司会:村岡到(季刊『フラタナティ』編集長) 日時:9月22日(日)午後1時15分~ 場所:文京区民センター2階2D
本文を読む「知ってますか」 日本が朝鮮の皇后に何をしたかを。
著者: 澤藤統一郎*(編集部注)関連する記事をご紹介いたします。是非ご照覧下さい。 https://chikyuza.net/archives/1100 朝鮮王妃殺害事件の調査補遺 醍醐 聡 2010年 6月 5日 https://chi
本文を読む厚労省改革若手チームが緊急提言 - この機会に労働法に接してみよう -
著者: 杜 海樹厚生労働省内の業務改革・組織改革こそが必要ではないかと、8月26日付で厚生労働省改革若手チームが「厚生労働省の業務・組織改革のための緊急提言」と題する提言書を公表した。 提言書によれば、厚労省に入省しても「生きなが
本文を読むテント日誌9月7日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 みなさん本当によく闘っている 9月4日(水) 曇っていたが雨は降らなかった。いつもより気温は4度くらい低く、27度。天気予報通り。歩道に置いた温度・湿度計では湿度70%だった。風があった
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】335 西サハラ・アスリート、モロッコ・アスリート
著者: 平田伊都子「ノックアウト勝ちだ!」と、モロッコのメデイアが久しぶりの快挙に湧きました。 時は2019年9月7日、場所はアラブ首長国連邦の首都・アブダビ、、モロッコの英雄はオットマン・アザイタルMMA(総合格闘技)の世界チャンピオ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(235)
著者: 本間宗究(本間裕)20年間の空白期 現在、きわめて不思議な感覚を味わっているが、具体的には、「日本」のみならず、「世界」で「国債バブル」が発生している状況のことである。つまり、私自身は、「1999年」に、今回のような「国債バブルの発生と崩
本文を読む<蟋蟀よ 嵐の夜にも鳴け> ― 東京新聞の覚悟
著者: 澤藤統一郎昨日(9月8日)の東京新聞社説の表題は、「桐生悠々と言論の覚悟」である。桐生悠々を論じつつ、言論人としての自らの覚悟を語って格調が高い。その覚悟に敬意を表したい。それにしても、である。いつの間にやら、言論に覚悟を必要とす
本文を読むトランプ米大統領、アフガン和平トップ交渉をキャンセル
著者: 坂井定雄トランプ米大統領は7日、昨年10月から中東カタールで9回重ね、9月1日に基本合意した、米国とアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンとの和平交渉の仕上げとして、ひそかに準備していた、ガニ・パキスタン大統領、タリバン代表との
本文を読む9月14日(土)内海愛子さん講演会のご案内:もっと学ぼう 近現代史~日本とアジア1926-2020
著者: FUU-nonna第4回 「日本人はアジアの人々とどう向き合うか」 日時:9月14日(土)13時30分~16時15分 会場:コープみらい プラザ秋葉原(千代田区外神田6-5-12 偕楽ビル6F 地下鉄銀座線末広町駅下車B4出口から徒歩3分
本文を読むよりによって,私の誕生日は「韓国併合の日」
著者: 澤藤統一郎8月29日から10日が経過した。 8月29日を意味ある日として記憶されている人がいるだろうか。この日は、私の誕生日である。夏の盛りを過ぎ、もうすぐ夏休みも終わろうというこのころ。私の誕生日に関心をもつ人は、昔も今も殆どな
本文を読む摩擦またもや激化 - 底流に米中の覇権争い本格化 -
著者: 伊藤力司このところ再燃したニューヨークや東京の株価の動揺は、基本的には世界第1の経済大国アメリカと第2の経済大国中国の間の貿易摩擦が原因である。トランプ米大統領が、アメリカの中国に対する大幅な貿易赤字の解消を目指して仕掛けた関税
本文を読むたんぽぽ舎から TMM:No3740
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎です。【TMM:No3740】 2019年9月7日(土)地震と原発事故情報- 5つの情報をお知らせします 転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.日本原電は9.4公開質問状の受け取りも拒否! ―5万筆以上の署名、「7.
本文を読むIPPNW(核戦争防止国際医師団会議)が日本政府に再勧告:日本政府は、許容できない放射線被曝から日本市民を守るために緊急措置を講じなければならない
著者: グローガー理恵はじめに 8月26日、IPPNWが日本政府に「政府は、放射線被曝から日本市民を守るために、緊急に被曝線量の許容量を『1mSv/年』に引き下げるべきである」と要請する声明を出した。IPPNWは声明の中で「被曝線量の基準を速
本文を読むご家族にお悔やみ申し上げます-フランシスコ・トレド氏追悼
著者: 箒川兵庫助Mi mas sentido pesame para su familia. 昔々若いころ,シティからバスでオアハカを通ってアカプルコへ抜けたことがあります。オアハカ市では大聖堂だけを見た覚えがありますが,写真は撮らない
本文を読む「知ってますか」 日本が朝鮮の民衆に何をしたかを。
著者: 澤藤統一郎昨今の不愉快極まりない、「嫌韓」の嵐。官邸・外務省が発生源で、メディアと右翼「言論人」がこれを煽っての悪乗り現象。さすがに、そろそろこのバカバカしい騒動に終止符を打とうという良識派の論調が見えはじめている。 本日(9月7
本文を読む2019.ドイツ便り(14)
著者: 合澤 清このところドイツは寒い日が続いている。朝早くの散歩時間も少し遅らせて、通常の6時半から6時45分~7時頃にしている。それでも、時には外気が5℃くらいにまで冷え込むことがある。東京の初冬である。 先日の朝、いつも出会う小母
本文を読むフランシスコ・トレドの死
著者: 山端伸英Toledoが亡くなった。フランシスコ・トレドはこの半世紀を代表するメキシコの、そして世界の画家であった。メキシコ市の国立美術院BELLA DE ARTESを卒業し、昆虫や動物の説話的形象を追及しアメリカ人のファンを獲得
本文を読む香港・加油(香港の市民よ、がんばれ)!!
著者: 澤藤統一郎10年ほども前のある土曜日の午後のこと。NHKラジオからこんな言葉が、耳にはいってきた。 「今日の番組では、折り込み都々逸を募集しています。季節にちなんで、『クチナシ』を折り込んでください。」「さっそくこんな句が届きまし
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