EUの新たな難民・移民政策(上) - 難民対応システムの統一を -

著者: 盛田常夫

問題の所在  2015年に爆発的に増加した欧州への難民・移民の流入は、EUの自由通行を定めたシェンゲン条約(国境管理)や難民の取り扱いを定めたダブリン協定を骨抜きにしてしまった。大量の難民・移民が流入する当事国はそれぞれ

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(メール転送です) 使用済核燃料の再処理は、「過去分」か「将来分」か + 村田三平元スイス大使からのメール

著者: 田中一郎

(最初に村田三平元スイス大使からのメールです) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 皆様 本日午後のCNNのニュースで、カナダの大学教授のリオ五輪延期要請(ジカ熱の拡大防止のため)が報じられまし

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海峡両岸論 第66号 2016.05.12発行 - 南沙紛争と連動させ反論展開へ 沖ノ鳥島、台湾主張の背景 -

著者: 岡田 充

  「島」をめぐる東アジアの紛争が拡大している。今度は西太平洋の沖ノ鳥島をめぐる争いである。海上保安庁が4月末、沖ノ鳥島南東の日本の排他的経済水域(EEZ)で台湾漁船を拿捕した事件を機に、台湾の馬英九政権が「同島は岩であ

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白井聡さん講演会  「戦後政治を終わらせることができるのか 参院選前に考えておくべきこと」

著者: リベラル21

白井聡さん講演会  「戦後政治を終わらせることができるのか 参院選前に考えておくべきこと」 ■日時:2016年5月27日(金)18時45分~20時45分 ■受付時間:18時15分~ ■会場:明治大学リバティタワー7階10

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加速する参院選野党統一候補の擁立 - 背景に共闘を求める反安保法の市民運動 -

著者: 岩垂 弘

 7月に予定されている参院選に向けて、1人区における野党統一候補擁立の動きが加速している。4月24日に行われた北海道5区の衆院補選で自民公認・公明推薦候補が野党統一の無所属候補を破ったことから、参院選1人区での野党統一候

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田中裕介:歴史に何を学ぶか ¬– 80年後に甦った「石の声」 Yusuke Tanaka Introduces New Publication: Torn Memories of Nanking

著者: ピースフィロソフィー

日系カナダ人のコミュニティ、歴史、文化を伝える雑誌、『The Bulletin(げっぽう)』5月号に載った田中裕介氏の記事を許可の上転載します。 歴史に何を学ぶか ­– 80年後に甦った「石の声」 田中裕介(トロント在住

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「ノーベル平和賞」ってなに?沖縄施政返還の日に~佐藤栄作元首相とオバマ大統領

著者: 内野光子

1972年、5月15日、沖縄の施政権が返還された。44年の月日を思う。さらにさかのぼれば、1945年から1972年までの米軍による占領期が長かった。この長い戦後史は、私たち本土の者が活字や映像などをたどっただけではなかな

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連休の前、5年後の被災地へ、はじめて~盛岡・石巻・女川へ(7)女川町の選択

著者: 内野光子

女川の戦死者に PR館から戻る途中、魚雷回天の基地だったというのが気になり、停めていただいた。そこは、2010年まで、女川第六小学校と第四中学校の在った場所で、学校はかつての海軍の回天魚雷などの基地があったところに建てら

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東京は賄賂で得た五輪開催を辞退し、インスタンブールに譲るのが名誉を守る唯一の途

著者: 梶村太一郎

2013年9月のブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会で、2020年オリンピクが東京で開催されることが決定された日に、わたしはこのブログで→「日本は80年前の東京オリンピク返上の歴史をふりかえろう」と呼びかけました。

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「憲法9条を保持している日本国民にノーベル平和賞を」運動についての意見 an opinion on the movement “Nobel Peace Prize for Japanese citizens who have maintained Article 9”

著者: ピースフィロソフィー

日本国際法律家協会(JALISA)の機関紙 『Interjurist』 188号(2016年5月1日発行)に掲載されたブログ運営人の記事を転載します。 この記事でも触れている「沖縄」。1952年、サンフランシスコ平和条約

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安心して叩ける「水に落ちた舛添」をどこまで打つべきか

著者: 澤藤統一郎

政治資金収支報告書虚偽記載問題についての舛添要一都知事による釈明記者会見は、火に油を注ぐ結果となった。まずは、世論の反応の健全さを肯定評価したい。 都庁ホームページの「知事の部屋」で、動画として繰りかえし見ることができる

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テント日誌5月12日…「憲法25条を守れ」と声を上げる人たち

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば2707日 月例祈祷会の横を「憲法25条を守れ」と声を上げる人たちが通り 今日も良い天気、道行く人の服装も軽やかになった。 東電株主訴訟があったので参加者が寄ってくれた。 泊まり開けのKさんは傍聴しよ

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連休の前、5年後の被災地へ、はじめて~盛岡・石巻・女川へ(6)女川原発へ

著者: 内野光子

朝の教会 石巻二日目の朝、朝食前に、前日、食堂「まるか」で出会った人の言っていた、古い教会はすぐ近くだった。「ハリストス正教会」はあった。掲示板によれば、東京駿河台のニコライ堂と、その宗旨一にする教会で、この地には188

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