1月22日(土)オンライン被ばく学習会/統計学から見ると こんなにおかしい!甲状腺がん「過剰診断」論
- 2022年 1月 5日
- 催し物案内
- 放射線被ばくを学習する会温品惇一
申込みサイト https://bit.ly/3mSNIec
福島原発惨禍により多発している子ども・若者の甲状腺がんについて、被ばく影響が明らかにされているにもかかわらず、被ばく影響を否定し、スクリーニング効果・「過剰診断」が原因だとする議論があります。
1.22被ばく学習会では、そうした議論が統計学的に見るといかに間違っているか、黒川眞一さん(高エネルギー加速器研究機構・名誉教授)にお話しいただきます。
主な問題点は、
① 4,365人しか調べていない「3県調査(青森・山梨・長崎)」は、30万人以上を検査した福島県甲状腺検査の結果と合うという主張は意味があるのだろうか?
② 3県調査以外の日本の若者の甲状腺がんスクリーニングの結果をどのようように解釈するべきか?
③ 甲状腺がん統計(罹患率)から有病率をどのように求めるか?
④ 予備:被ばく影響否定・「過剰診断」に踏み込んだUNSCEAR2020報告の問題点
ちなみに黒川眞一さんは、伊達市の島 明美さんと一緒に、外部被ばく線量を大幅に過小評価した早野龍五・東大教授らの論文がでっち上げであることを明らかにしています。甲状腺がんについてのお話も乞うご期待!
申込みサイト https://bit.ly/3mSNIec
放射線被ばくを学習する会 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。