【報告】戦争止めよう!! 沖縄•西日本ネットワーク 東京行動 6•7

昨日、6月7日午後、日本教育会館にて、「戦争止めよう!! 沖縄•西日本ネットワーク 東京行動 6•7 市民交流集会」が開かれた。仕事の為、遅れて参加したが、すでに満席で、床に座る人もいる程で、何とか最後部の立見の隙間に潜り込み、最後まで聴いた。どの発言者も、現下の戦争への状況を許さない、という強い意志と、反戦への思いに溢れていた。

残念ながら、前半の基調講演(吉田敏浩「日米で進む戦争体制」)は聴きそびれたが、前日 の対政府交渉の報告は、しっかり拝聴した。明快でユーモアも混じる池田年宏さんの報告 は、これだけでも、参加して良かったと思えたが、その後に続く、各地からの報告も、どれもユニークで、臨場感に溢れ、切実なものだった。とりわけ、遠く石垣島から、リュッ クを背負って来られた方の報告は、「私たちを避難させないで下さい。どこにも避難したくありません。戦争をやめましょう。」という、とてもリアルで、悲痛な声だった。

その他、沖縄島、馬毛島、九州(佐賀、熊本、大分)、呉、京都府(清華、祝園)、首都圏( 練馬、朝霞、入間、横浜、横須賀など)の報告は、専守防衛という名で進む、各地での軍事増強、米軍との一体化の状況などが、横須賀でのオスプレイの状況を含み、現在進行形で、報告された。時々、脚を振ったり、屈伸させたりしたが、立っているのを忘れるほど 集中し、戦争準備状況を止めようという、熱い思いが伝わる市民集会だった。

そう言えば、私のすぐ隣で、気鋭のジャーナリスト大矢英代さんも「立ち見」で参加されているのを知り、閉会後、思わず声をおかけし、言葉を交わした。実は2年前、専修大での集会で、金平さんと共に登壇し、発言をお聴きして以来、応援していたのだ。2週間の予定で、米国から一時帰国し、この集会に参加したのだという。

この集会から、次の集会へ繋げ、戦争を起こさせない、アジアから世界に向けて、平和の思いを広げて行こうではないか。自らの場で、共にがんばろう!(2025/06/08)

初出:レイバーネット日本より許可を得て転載 レイバーネット日本

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
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