前号(第30号)で食料品の寄付を呼びかけさせていただいたところ、たくさんの方々からお米や保存食品などを送っていただきました。ありがとうございます。おかげさまで、困窮家庭への食料支援を続けることができます。
今号でも弊団体のさまざまな活動の状況をお伝えします。最後までお読みいただけると幸いです。
▼今号の目次▼
★1.5月31日(土)「難民のための日本語学習支援-つくろい日本語教室の取り組み-」
★2.いのちのとりで裁判、いよいよ最高裁へ。生活保護バッシング注意報を出しました。
★3.スタッフ執筆記事&インタビュー記事
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★1.
5月31日(土)「難民のための日本語学習
支援-つくろい日本語教室の取り組み-」
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つくろい東京ファンドでは目白大学と連携して、週1回、難民のための日本語教室を開いています。
5月31日(土)には目白大学新宿キャンパスにて「つくろい日本語教室」の活動報告会を開催いたします。
報告会では、国内の難民の現状や日本語教室の取り組みについてお話をします。
難民支援活動にご興味のある方はどなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。
活動報告会の詳細、予約お申込みは目白大学のサイト(下記リンク先)をご覧ください。
地域連携活動報告会
「難民のための日本語学習支援-つくろい日本語教室の取り組み-」を開催します
https://www.mejiro.ac.jp/univ/research/event/20250531_tsukuroi
よろしくお願いします。
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★2.
いのちのとりで裁判、いよいよ最高裁へ
生活保護バッシング注意報を出しました
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2013年から強行された過去最大の生活保護基準引下げの違法性を問う「いのちのとりで裁判」が大詰めを迎えています。
5月27日には、大阪訴訟と愛知訴訟について最高裁で初の口頭弁論が行われ、今夏には最高裁の統一的な判断が示される見込みです。
裁判のクライマックスに向けて、4月3日には参議院議員会館講堂にて大集会が開催され、つくろい東京ファンドの稲葉剛が「生活保護バッシングを乗り越えてきた裁判の意義」というテーマで講演をおこないました。
集会の報告や動画は下記リンク先でご覧になれます。
いのちのとりで裁判4.3決起大集会、590名の参加で大成功!!https://inochinotoride.org/whatsnew/250402_meetingreport
最高裁での口頭弁論が行われる5月27日(火)には、参議院議員会館で集会も開催されます(オンライン併用)。ぜひご参加ください。
5.27最高裁弁論期日同時集会のご案内
https://inochinotoride.org/whatsnew/250527_meeting
裁判を通して生活保護制度への社会的な注目が集まる中、2012年のような「生活保護バッシング」が再来する危険性も指摘されています。
バッシングを繰り返させないため、つくろい東京ファンドなど全国の60団体は5月16日、「生活保護バッシング注意報」と題した共同声明を発出しました。
声明文は下記でご覧になれますので、ぜひご一読いただき、広めていただけるとありがたいです。
生活保護に関する偏見や差別を助長しない報道と議論を求める共同声明~「生活保護バッシング」注意報を発出します~
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★3.
スタッフ執筆記事&インタビュー記事
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この間、つくろい東京ファンドの各スタッフが執筆や取材協力をした記事を紹介します(全文を読むには登録が必要な記事もあります)。
【4月21日】「桐生市事件」から見えた違法行為と国の責任――権利としての生活保護を阻むものとは(安田菜津紀)| Dialogue for People https://d4p.world/31486/
【4月26日】今週の本棚:『桐生市事件 生活保護が歪められた街で』=小林美穂子、小松田健一・著 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250426/ddm/015/070/005000c
【4月28日】第三者委員会報告書からみえるもの【1】“不適切3事案” 第三者委も驚く組織不正 桐生市の生活保護問題 -桐生タイムス
https://kiryutimes.jp/article/P8eLKESx
【5月7日】境界線が溶ける。いま生きて、共に在ることを祝う祭日 「第12回りんりんふぇす」(小林美穂子)
【5月13日】生活保護窓口で横行した行政による権利侵害 再生への最初の一歩は:朝日新聞https://www.asahi.com/articles/AST582G92T58UTFL003M.html
【5月13日】住まいの貧困と家賃の上昇 「今夜泊まるところがない」(稲葉剛) -毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20250512/pol/00m/010/005000c
【5月19日】桐生市の生活保護:小林美穂子、大竹まこと、阿佐ヶ谷姉妹【大竹メインディッシュ】 (音声動画)
最後に毎度毎度のお願いで恐縮ですが、私たちの生活困窮者支援活動へのご支援、ご注目をお願い申し上げます。
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【発行元】
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