“「再稼働NO、テントを守ろう!2・11前段集会」に集まろう”などー地震と原発事故情報 その325

        5つの情報をお知らせします(2月8日)

   1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月末までに 定検入】
  【関西電力:高浜3号 2012年2月20日 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
★1.「再稼働NO、テントを守ろう!2・11前段集会」に集まろう
   2月11日(土)午前11時から、代々木公園けやき並木
★2.合理性欠く東電電力料金値上げ
    東電は値上げを直ちに取り下げ、ガス火力を軸とした事業再編と、
    経営組織改革を急げ   (2月3日デーリー東北より 円居総一)
★3.<テント日誌 2/6(月)>
   「再稼働NO!テントを守ろう!」 2・11前段集会
    →さよなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東京に参加を!
  ―― 経産省前テントひろば 149日目 ――
★4.読者から感想文とイベントのおさそい
 ◇1月28日 反原発なにかしたい人会議の二回目に参加して
                    脱原発ネットワーク茨城  珠巳
 ◇2月26日(日) 講演会「放射能汚染と食の安全」
 ◇3月11日(日) 〝NO! 原発、脱原発、サラバ原発 3・11長野県大行進〟
★5.名刺意見広告を募集しています(締切り2月15日まで)

★1.「再稼働NO、テントを守ろう!2・11前段集会」に集まろう
   2月11日(土)午前11時から、代々木公園ケヤキ並木

  3.11の大惨事の一年目の1カ月前の大事な集会です。たんぽぽ舎でもいくつかの団体と共に全力で参加しいます。多くの方の参加を呼びかけます。

 2月11日(土)午前11時~12時の約1時間
 代々木公園 けやき並木(NHKホール横、渋谷側)で前段集会を行います。
 ご参加ください。その後、ビラまき情宣行動(5000枚)を12時15分~集会開始直前まで行います。
  原発ゼロをめざすためには、ストレステストのまやかしを許さず、再稼働を止めること、電気料金値上げに反対すること、そのための砦である経産省まえテントひろばを皆の力で守っていきましょう。

 呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省まえテントひろば、東電前アクション、反原発自治体議員・市民連盟、福島原発事故緊急会議

★2.合理性欠く東電電力料金値上げ
    東電は値上げを直ちに取り下げ、ガス火力を軸とした事業再編と、
    経営組織改革を急げ   (2月3日デーリー東北より 円居総一)

 東京電力は1月17日、認可対象外の大口電力料金を4月から平均約17%値上げすると発表した。(中略)燃料費の増加は事実だろう。だが、火力代替による燃料費増は値上げの口実にすぎない。燃料費の増加には、停止原発の資本費や維持費を含む発電費用の肩代わり分も入っている。火力代替による費用増加というなら、この原発の費用分を燃料費増加額から差し引いた額で語るべき話だ。(中略)
 「燃料費増加は一過性で済まない」ことも値上げ理由に加えているが、これも説得力を欠く。火力は液化天然ガス(LNG)が主流だが、その世界一高い輸入契約は改めていない。世界の天然ガス価格は、米国での新たなガス田の開発により増産が進み、この3、4年で半値以下となった。可採年数も急伸し、長期的にも価格安定が見込まれる。
 それでも、自由価格の大口電力だから改定は電力会社の自由と言うなら、独占や保護に見合うだけの値上げの社会経済的正当性が最低必要だ。だが、そうした理由は見いだせない。
 結局、値上げは、独占的地位を利用して事故の負担と経営戦略の失敗のツケを企業と国民に転嫁し、赤字転落を糊塗(こと)するものにすぎない。(中略)      
 こうしたすべての費用を企業と国民に転嫁する糊塗策の繰り返しでは、原発という不良資産を温存させるだけで、東電の再生にも電力産業の発展にもつながらない。

★3.<テント日誌 2/6(月)>
   「再稼働NO!テントを守ろう!」 2・11前段集会
    →さよなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東京に参加を!
  ―― 経産省前テントひろば 149日目 ――

2月6日(月)
 今日は一日中雨、時々強く降りしきる。それでも今日は比較的暖かく、先日来までの寒さがウソのように思える。
 今日、椎名さんが福島からテントに帰還。早速福島の状況についてお伺いする。子ども達の被曝の症状が現れてきているとのこと。甲状腺腫の症状が3割もの子ども達に見られるという。チェルノブイリよりも進行が速いようだ。ともかく「土湯ぽかぽかプロジェクト」のような早急な保養が求められている、との感を強くする。
 他方では、これまで沈黙していた人々の間で(とくに女性)、メッセージボードを提げて街角に立つ人の数が多くなっているそうである。また、なんとか”除染”に縋りつくように望みを託してきた人々の間で、それではどうにもならないことが歴然としてくるに従い、別の選択と行動へ踏み出そうとする流れが強まってきているということであった。
 その中で、3・10─3・11行動が取り組まれる。3・11は「原発いらない!福島県民大集会」と決定されたそうだ。前日祭も中味がさらに練り上げられて固まってきているということであった。
 夕刻頃、第2テントは女性達の来訪が相次ぎ、賑わう。
 夜、1000万人アクションの2・11実行委員会があり、出席した淵上さんより説明を受ける。「再稼働を許すな!2・11さよなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東京」と名称も決まり、代々木公園で2万人規模の集会→デモの予定だという。
 大飯原発の4月再稼働に向けた動きが浮上してきている中で、2・11ー3・11は一体のものとして、正念場としての今年の闘いの今後を決定していく重要性を持ちつつある。

 この2・11集会に向けて、テントひろばはたんぽぽ舎等協力諸団体と一緒に、「再稼働NO!テントを守ろう!」を強く訴えていくべく、前段集会を開催する。テントは当初から再稼働阻止!を前面に掲げ、それを経産省に対峙させてきた。今、それは正念場を迎えようとしている。その拠点として、1/27に示された”テントを守る”意志を広くアピールし、テントを磁場とする人々の結びつきと意志空間を広げていくべきであろう。
 2・11集会の2万人の間ではテントはあまり知られていない。だからこそその人々の中にテントをアピールし、結びつきを創り出していくことが重要なのだ。
 前段集会は11時~12時、けやき並木渋谷口(NHK前)で行われる。そして全員で5000枚ビラまきを行い、午後1時半からの本集会に参加する。
 皆さんの参加を呼びかけたい。             ( Y・T )

 ☆テントひろば・ライヴのお知らせ
  2月12日(日) 午後6時~8時
  ボーカル; 栗原 優   サキソフォーン; 鈴木 峻

★4.読者から感想文とイベントのおさそい

 ◇1月28日 反原発なにかしたい人会議の二回目に参加して
                    脱原発ネットワーク茨城  珠巳

  1月28日、スペースたんぽぽにて行われた反原発なにかしたい人会議に参加しました。
  人数は9名程で多くはありませんが、初めて来られた方の割合も多く、とても和やかな雰囲気で話し合いが出来ました。参加者の中からは「もっと積極的に原発に反対する為の表現方法について」や「原発に興味のない人にも伝わり易い広報を」など、とても興味深いテーマが出ました。
  私達は普段、原発に興味があり、積極的に知識を集める人達を前提に考えてしまいがちですが、
  反原発に必要不可欠なのは積極的でないまでも原発に不安を抱えている人達や原発に対して恐怖を抱くほどの知識を持っていない人達も巻き込んでいく事です。その事を忘れず、沢山の人と繋がって運動を広げていくのが大切だと感じました。

 様々な人達と話し合う事は、本当に大きな気付きと実りを与えてくれます。これからも沢山の人達と出逢い、共に考えていけたら良いなと思いました。

 ☆次回「なにかしたい人会議」は3月4日(日)午後、開催予定です。
 ◇<戦争をなくそう!多摩フォーラム 講演会>「放射能汚染と食の安全」

  講師:山崎 久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
  日時 :2月26日(日)14時~
  場所 :国分寺市本多公民館 講座室(JR国分寺駅北口徒歩8分)
  資料代:500円
  主催 :戦争をなくそう!多摩フォーラム
  (連絡先) 090-9208-1003(前田)
   E-mail : sensounakusou2003@gmail.com
   http://nowartama.web.fc2.com/
 ◇~東日本大震災・福島第一原発事故から一年~
 〝NO! 原発、脱原発、サラバ原発 3・11長野県大行進〟
 ・集会 :松本城公園 午後2時~ 黙祷2時46分
 ・出発 :同  午後3時~
 ・コース:松本城公園~千歳橋~本町交差点~松本駅前
 ・主催 :「サラバ原発 3・11長野県大行進」実行委員会
 ・松本を主会場に、県内各地で同時同名の集会とデモがあります。
   問い合わせ先: info@no-genpatu.com
   ホームページ:http://no-genpatu.com/

  私たちは、3/11以後、長野県内全域の文化人や市民ら74人が呼びかけ人となり〝NO! 原発、脱原発、サラバ原発・変えよう暮らし方〟を掲げて活動を始めた会です。
  1月28日、松本市の県民文化会館で開催された「サラバ原発・変えよう暮らし方」県民集会には県内外各地から集まった老若800余名の人々で埋めつくされました。
  全くの普通の市民たちの有志が、やむにやまれず呼びかけ、それに応じた個々の市民が、その抱く思いをもって集まってきたつどいでした。
  その思いが更に大きく、社会全体に、この国の政治に届くようにしていきたいとの願いから、「3・11長野県大行進」を計画しました。参加される 個人、グループ、団体を募っています。総数1万人規模をめざしています。

★5.たんぽぽ舎が23周年を期して、名刺意見広告を募集しています。
   ご協力ください。

 たんぽぽ舎の第24回総会(23周年)に4回目の名刺意見広告集を作ります。
 ぜひあなたもご参加ください。
 1)発行日  2月19日(第24回総会)
 2)発行部数 1500部 総会ほか各種発送に同封します。
 3)募集   1コマ名刺サイズ(85×50mm)
        縦型、横型どちらでも可  オリジナルデザイン歓迎
        オリジナルデザインはそのまま掲載します。
        メッセージ・連絡先など入れるとアピール度一層アップ!
 4)掲載料金 団体:4000円、 個人:2000円
 5)締切り  2月15日(水)まで
   アピールに最適です。よろしくご検討ください。
 
  ☆お申込み・お問い合わせは、たんぽぽ舎まで。
   TEL:03-3238-9035 FAX:03-3238-0797

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[編集部より]
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