5つの情報をお知らせします(5月10日)
1. 浜岡原発止めても電気は大丈夫です
2. 「浜岡以外は心配ない」菅発言は暴論
3. 5月22日(日)反原発自治体議員と市民の
連盟結成集会に集まろう
4. 東電前ライブ(5月8日)の報告
5. 城南信用金庫に預金に行ってきました―読者から
★1 浜岡原発止めたら、電気は足りなくなるの?
大丈夫です。心配ご無用!電気は余るほどあります。
電気の消費量がもっとも多いのは、真夏のウィークデイの昼間、ほんの数時間。
その時間帯でさえ、浜岡原発がなくても十分電気はまかなえます。
中部電力自身がそれを公表しています。
真夏や昼間の時間帯でなければ、なおさらもっとたくさん余っているのです。
【その例】
今年3月23日に中部電力が発表した「『平成23年度電力供給計画』の策定につい
て」の資料から、次のことがわかります。
「中部電力の真夏の電力供給力」、2010(H22)実績では、
・ 浜岡原発ありの場合:2916万kw
・ 浜岡原発なしの場合:2692万kw
・ 上2つに対して、真夏の最大電力:2621万kwです。
さらに2011(H23)年度予想では、
・ 浜岡原発ありの場合:2999万kw
・ 浜岡原発なしの場合:2637万kw
・ 上2つに対して、真夏の最大電力:2560万kw
(注:浜岡原発の設備容量は発電端で計算〈3,4,5号機合計361.7万kw〉)
<データの出典>
今年3月23日に中部電力が発表した「『平成23年度電力供給計画』の策定について」
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3152622_6926.html
の「添付資料1:平成23年度「電力供給計画」概要の[表3]最大電力需給計画
(送電端)」
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/__icsFiles/afieldfile/2011/03/23/032303.pdf
★2 菅首相の不勉強と間違い=「浜岡以外の他の原発は心配ない」は暴論
首相は「浜岡は特別」、「他の原発には停止を要請しない」という。
これは全くの不勉強と間違いだ。地震予知連の前会長の大竹政和東北大名誉教授ほか、多くの指摘がある。日本は地震国ゆえ、どこの原発にも一定のリスクがある、と。巨大地震は東海地震だけではない。危ない原発は浜岡だけではない。
例えば「新潟中越沖地震のように知られていない活断層でも突然、M7以上の地震が起きている。どこで地震が起きてもおかしくない国で、心配のない原発があると言えるのか」?
柳田真
★3「反原発自治体議員連盟」結成集会―市民と議員あつまれ
福島第一原発事故は人災。第二の事故を防ぐため、原発を廃絶するため、今、私たちは行動します。心ある市民の方、議員の方ご参集を!!
日時:5月22日(日)
午後1時30分から4時30分まで
会場:全水道会館(東京千代田区・地図参照)
http://www.tokyo-csw.org/comittee/kenshuu_2004_0610b.html
内容:第1部 規約・行動計画・会費・組織・役員・その他の決定と確認
第2部 記念講演・菅井益郎さん『飯舘村を調査して』
(國學院大教授・市民エネルギー研究所)
※7月17日・18日 静岡・浜岡行動(予定)
★4 東電前ライブ(5月8日)の報告
5月8日にはいつも行われている東電前アクションの番外編として、晴天の中、東電前ライブを通して東電本社前にて抗議を行いました。
普段からライブはやっていたにもかかわらず、開催当日に法的根拠もなく警察が路上ライブは禁止と言ってきて、出だしは難航したかのように見えましたが、スタッフや法律に詳しい参加者の対応により、なんとかできる分だけやろうというところまでこぎつけ、ライブは始まりました。
最初はしっとりムードの歌からはじまりました。
歌詞に含まれるメッセージには原発にかかわらず、人が生きていることについてのメッセージもありました。
最初は250人くらいでしたが、徐々に人は増えていき、それにつれてテンポとノリがいい曲になっていきました。
その中で特に「命が」を歌ってくれたバンドのときには、老若男女リズムに合わせて踊ったり、跳ねたり、跳んだり、手拍子したり、一緒に歌ったりと、みなが一体になって原発の電気よりも原発によるお金儲けよりも命が大事というのを歌を通して強調することで、東電に対して抗議することができました。ちなみにこの歌が行われていた時間には、東電内で定例会議が行われていたそうです。
歌の合間に「原発反対」のシュプレッヒコールをあげたり、東電に対しての口頭で訴えたり、曲に乗せた「原発反対」のシュプレッヒコールをみんなで歌ったりもしました。
途中、ライブに興味を持った通りすがりの人が話しかけて来たり、通りすがりで盛り上がっているのを見て飛び入り参加してくれた人たちもいたりして、全部で300人ちょっとくらいの人数は集まりまり、ライブもすべて行うことができて、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回はライブ出演者が殺到し、出演できなかったバンドがあふれてしまったがために、第二弾、第三弾ももしかしたらやるかもしれません、なんて話も主催者から出ています。
スタッフや参加されたみなさま、お疲れさまでした。いいライブと抗議をありがとうございました。(N子)
★5 城南信用金庫に行ってきました。(メルマガ読者M子さんより)
メールをいつも有難うございます。昨日、今日と2つのことをしました。
まず脱原発をうたっている城南信用金庫に2回目の預け代えをしてきました。
定期預金は通帳でなく証書なので、その都度銀行に行く必要があります。
普通預金は地元の信用金庫、郵便局のATMが使えます。
庶民の僅かなお金ですが、少しでもお金の流れを大手銀行から地元の信用金庫や地方銀行に変えていくことが、大事ではないかと思います。S銀行からおろす時、「あなたのところでは東電にどの位融資していますか?」とか、「脱原発に向けて何かしていますか?」と聞くと窓口の人は他の人に聞きに行き、「うちでは何もしていません」と答えていました。
次に今日の話を。
高木文部科学大臣の事務所に福島の子供達のことを、電話で聞いてみました。
高木さんは選挙区は長崎、三菱重工業の組合から議員になった人です。事務所の男性に子供の20シーミリベルト問題について「私は大変心配しています」と言ったところ、「校庭の土を入れ替えている」、「自然界にも放射能があるし、CTスキャンの放射能も高い」など、どこかで聴いたことばかり出てきます。
「5月2日の市民グループと文科省の交渉の回答はどうなっていますか、撤回したのですか?」と問うと「その場に文科省の誰が出ていたのか?」と言う位で知らないのです。
「交渉の様子はネットで見られるし、もっと勉強してください。」と申し上げました。話の途中でガチャ切りされました。
ガチャ切りのバトンをどなたか受け継いでください。
電話を掛けましょう。
高木義明事務所 TEL:03-3508-7420
FAX:03-3508ー5757
です。
M子
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