■短信■  今年も樺美智子さんを追悼する催し  日米安保反対を改めて確認へ

 日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で東大生・樺美智子さん亡くなってから、6月15日(土)で64年になる。今年も、この日に樺さんを追悼する催しが行われる。今のところ。2つの催しが予定されている。

 この日午後6時から、文京シビックセンター5階会議室C(東京都文京区春日1丁目。地下鉄丸ノ内線「後楽園駅」下車)で、「樺美智子さん追悼 6・15集会」が予定されている。
 主催は、声なき声の会。60年安保闘争の中で生まれた反戦市民グループで、運動が終息後も、「日米安保条約に反対する運動があったことと樺さんの死を決して忘れまい」と、毎年、6月15日に都内で集会を開き、その後、国会議事堂南門で樺さんへの献花を続けてきた。今年で62回目。
 今年の献花は午後8時40分ころになりそう。参加費無料(ただし献花用の花代はカンパ)。連絡先は、声なき声の会世話人・細田伸昭(090-6504-3287)

 もう一つの催しは、同日午後1時から、国会議事堂南門前で開かれる「樺美智子さんを追悼する会」。主催は、9条改憲阻止の会。
 「僕らは今、『戦争の放棄』が転換に直面しているなかで、あの1960年の安保闘争時の『戦争放棄』について想起しているのですが、樺美智子さんはどう考えていたのだろうということも思い起こしています。樺さんのことを思い起こし、『戦争放棄』をどうすべきか、考えたい、考えを深めたい」としている。
連絡先は次の通り。
平岡臣実(090-4056-6059) 三上治(090-3908-7330)