■短信■ 日本被団協が「被爆者運動強化募金」を訴え  ノーベル平和賞受賞を機に

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は、今年度のノーベル平和賞を受賞したのを契機に被爆者運動を強化するための募金を一般市民に訴えています。
日本被団協によると、これまでは「核兵器廃絶」と「原爆被害」の2大要求を掲げて運動してきたとのことです。国際的には、「核兵器の反人間性」を明らかにし、日本国内では全ての国民にがまんを強いる「戦争被害受忍論」に抗い、原爆被害をはじめとする全ての戦争被害―の国の償いを実現する道筋を切り開いてきたという。
さらに、核兵器廃絶を願う被爆者と市民の長年にわたる運動が実り、核兵器禁止条約を2021年1月に発効させることが出来たと、としている。
日本被団協がノーベル平和賞を受賞出来たのは、市民と共にたたかってきたこれまでの運動への労いと、今後のさらなる運動への励ましと受け止め、今後もより一層、世界に向けて核兵器廃絶を訴えてゆく、としています。
こうした被団協運動を支えるために、募金への協力をお願いする、と言っています。
被爆者運動強化募金の振込先はつぎの通り ゆうちょ銀行
口座座番号  00100 9 22913
加入者名 日本原水爆被害者団体協議会
通信欄に被爆者運動強化募金と明記