■短信■ 明治大学大学院商学研究科が公開セミナー

最近、「グローバルサウス」という言葉が、メディアによく登場します。
日本経済新聞によれば、グローバルサウスとは「インドやインドネシア、トルコ、南アフリカといった南半球に多いアジアやアフリカなどの新興国・途上国の総称で、主に北半球の先進国と対比して使われる。世界経済における格差など南北問題の『南』にあたる。実際に領土が南半球に位置しているかにかかわらず、新興国全般を意味する場合が多い。特に近年、民主主義と権威主義の分断のなか中立を貫くスタンスをとる特徴で注目されている。また冷戦期に東西双方の陣営と距離を置いた『第三世界』を表現するときにも使われる」という。

こうした世界情勢を踏まえて、明治大学大学大学院商学研究科が次の要領で第20回学術セミナー「グローバルサウス(Global South)と現代世界」を開催します。

【期日】10月19日(土)
【場所】明治大学駿河台校舎グローバルフロント1階グローバルホール(JR中央線・総武線御茶ノ水駅下車)
【タイムテーブル】
13:30~ 開場
14:00~ 開会の辞(藤井秀登 商学研究科長)
14:05~ 趣旨説明・問題提起(所康弘 商学部教授)
14:20~ 講演 西谷修(東京外国語大学名誉教授)、矢野修一(高崎経済大学教授)、工藤律子(ジャーナリスト)、福田康典(商学部教授)=司会
講演後、パネルディスカッション・質疑応答
16:55~ 閉会の辞(藤井秀登)
【入場無料】事前受付不要
【問い合わせ先】大学院事務室/03-3296-4704/shoken@mics.meiji.ac.jp