国会審議を広く伝えて、同時に国会を監視する機能も果たしているのが昨年始まった「国会パブリックビューイング(国会PV)」という運動。公共の場で、識者の解説を交えつつ、ともに国会審議を見る運動だ。国会PVの代表をつとめる上西充子・法政大学教授は国会審議を扱うテレビのニュース番組も日々ウォッチしている。国会審議をマスメディアがゆがめて伝えたり、冷笑的に扱ったりしてはいないか。こうした観点から、上西教授は明日のハーバービジネスオンラインに寄稿して、この問題を指摘するのだと言う。
以下はそのことに関する、本日の上西教授のツイッターから。衆院予算委での小川淳也議員の発言を切り取ったNHKのニュース番組への批判のようだ。
「如何に切り取りによる印象操作ができるか、その見本をしめして見せたかのようなNHKニュースウォッチ9。 その手口の卑劣さを紹介しつつ、趣旨弁明全文へのリンクと見出し一覧を示し、本来報じられるべきだった小川議員の言葉を四箇所紹介。」
「小川議員本人の主張の要点は一言も紹介せず、小川議員自身の言葉は一言も紹介せず、みんながウンザリしているのに一人で得意になって無駄にパフォーマンスを続けているかのように小川議員の趣旨弁明の様子を描き、自民・丹羽議員はそれを諌めたかのように描いた。」