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★「３．２４山谷・転び公妨弾圧」判決前の緊急カンパのお願いです
――８月２日の判決＠東京地裁にもご参加を、全国から無罪要求の声を！
2013年3月24日、東京・山谷で典型的な「転び公妨」弾圧事件が発生しました。
犯人とされたのは山谷の簡易宿泊所に住み生活保護を受けていていたNさんです。
3月24日に不当逮捕、起訴され、何と現在まで東京拘置所で勾留が続いています。
さらに起訴によって生活保護を打ち切られてしまいました。
最近まで多くの人に知られておらず、支援もほとんど無い状態でした。
事件の詳細：http://blog.iwajilow.com/?eid=1071779（Nさんの証人尋問）
裁判、警察官証人尋問のウソhttp://blog.iwajilow.com/?eid=1071765
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071767
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071770
この事件は、警察が日雇い労働者と地域を犯罪者扱いし、自分から転んで罪を
でっち上げる。検察は裁判など成り立つ訳がないのに起訴して４ヶ月も監禁し続
けるという許されない弾圧です。
事件が起きたのは3月24日（日）の午後3時過ぎです。この日隅田川に花見に行こう
と思っていたNさんはニット帽をかぶり、マスクをしリュックを背負い出かけました。
宿泊所から歩いて3分くらいの泪橋交差点の手前に差し掛かった時に、
突然パトカーから降りてきた警官が職務質問してきました。
ただ歩いていただけのNさんはそのまま通り過ぎようとすると、2人の警官が
立ちふさがり、Nさんを前に進ませません。しばらく押し問答が続きました。
そして突然Nさんの右前にいた警官が後ろにひっくり返りしりもちをつきます。
その瞬間Nさんは別の警官にジーンズの後ろをつかまれ下手投げのような
形でパ
トカーに放り込まれました。そして公務執行妨害罪で逮捕、起訴、何と
７月末現在まで東京拘置所で不当に勾留され続けています。
その後の裁判で警官は「Nさんが押し倒した」と言い張りますが、Nさんは160
センチそこそこ、対する警官は168センチ76キロのがっちりとしたクマのような男
です。押されたくらいで倒れるはずもありません。まして頭を打ったとは信
じられません（Nさんはしりもちをついた警官の顔は笑っていたと証言しています）。
Nさんと警官の距離は50センチもありませんでした。そういう中でどう体当たりを
したらひっくりかえるのでしょうか？ これは職務質問に従わせることを至上目的
とした警察による逆ギレ、でっち上げなのです。
また警官は証言の中で「山谷はドヤ街で指名手配犯や薬物使用者が多く、
Nさんのこともニット帽をかぶりマスクをしていて歩いていたので指名手配犯か
薬物使用者かあるいは刃物などの凶器
を持っている可能性があったと感じた」と
偏見に満ちた証言をしています。
そして７月２４日には求刑と最終弁論が行われ、検察も同様の差別・偏見を
主張し続け、「罰金５０万円」の求刑をしてきました。このような差別・偏見・弾圧
は絶対に許されません。Nさんと弁護士は力強く反論し、無罪を訴えました。
詳細：http://blog.iwajilow.com/?eid=1071784
http://www.labornetjp.org/news/2013/1374730545856staff01
判決は８月２日（金）１３時半～東京地裁４２９号法廷です。
こんな弾圧は絶対に許されず、判決は無罪で当然です。しかし昨今の司法の
ひどさを考えると罰金刑の可能性が高いです。そうなれば、それから１ヶ月以内
に全額払わなければ拘置所に戻されて、拘置所内の労働で支払わされる事になります。
拘留日数分で減額される事もありますが、どうなるかはわかりません。
現在、お金が足りません。
そこでみなさまから罰金支払い用のカンパを募集します。もし金額が余った場合、
Nさんの保釈後の生活支援に使わせて頂きます。
★カンパ送り先：
郵便振替口座：００１４０－２－７５０１９８
（ゆうちょ銀行 ０１９ 当座０７５０９１８）
加入者名：みんなのＱ
（「３．２４山谷・転び公妨弾圧カンパ」などと明記して下さい）
もちろん、私たちは最後まで東京地裁に無罪を求めていきます。ぜひ
８月２日１３時半～東京地裁４２９号法廷での判決にご参加下さい！
（１３時に傍聴券配布予定です。１３時までに東京地裁正門に来て下さい）
そして全国から無罪要求の声を上げて下さい！
2013年7月25日 「3.24山谷・転び公妨弾圧」傍聴者有志
（連絡先：園良太 walking0624@gmail.com）
