2012年4月10日(火) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.いま再稼働を止めなければ!4月11日(水)ぜひ参加ください。
★2.安全対策実現は数年後、再稼働問題は電力需給検証へ
関係閣僚、大飯の工程表を了承 (4月10日 東京新聞)
★3.若狭湾岸の原発の津波想定について危うい!
地盤からみて、想定以上の大津波も、
地震直後のすぐに津波がくることも(志岐常正)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇『チェルノブイリハート』練馬上映会 4月14日(土)
◇『どう取り組むか 被ばく労働問題 交流討論集会』4月22日(日)代々木
★5.<テント日誌 4/7(土)―経産省前テントひろば210日目―>
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4月12日(木)18:45からワンコイン上映会、場所・スペースたんぽぽ
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┗■1.いま再稼働を止めなければ!4月11日(水)ぜひ参加ください。
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◇原発ゼロへ!止めよう再稼働 4・11アクション
【あす11日(水)】<東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>
午後6時 集合 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m、丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m、都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m午後7時 デモ出発
【呼びかけ】 再稼働反対!全国アクション
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所 (FAX)03-6424-5749
(E-mail)contact@2011shinsai.info
(TEL)090-6185-4407[杉原] http://2011shinsai.info/node/1915
*たんぽぽ舎は黄色ののぼり旗を立てています。原発講座案内のビラも配布する予定。
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┗■2.安全対策実現は数年後、再稼働問題は電力需給検証へ
│ 関係閣僚、大飯の工程表を了承
└────(4月10日 東京新聞)
関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の再稼働問題で、枝野幸男経済産業相は九日、野田佳彦首相と関係閣僚で協議した結果、同原発は政府が定めた再稼働の基準におおむね適合していると判断した、と発表した。事故時の前線基地となる免震施設の建設など積み残しの安全対策について、関電が実施期限を切った工程表を示したことを受けた。だが、対策が完了するのは数年先という点は変わらない。
─首相・閣僚会議は継続── この日、関電は中長期の安全対策をまとめた工程表で、免震施設の完成は当初の計画より一年前倒しして2015年度とするほか、格納容器の圧力を抜くベント(排気)字に放射性物質を除去するフィルターは15年度に整備すると明示した。(後略)
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┗■3.若狭湾岸の原発の津波想定について危うい!
│ 地盤からみて、想定以上の大津波も、
│ 地震直後のすぐに津波がくることも
└────(志岐常正)
(編集部:たんぽぽ舎へ寄せられた読者からの寄稿です。今焦点の関西電力大飯原発について、隠された重要点を指摘した文ですので、メルマガ読者の参考までに掲載します。なお、見出しの原文は「若狭湾岸の津波想定について─原発のストレステストについて」でしたが、本文の中身を表現したほうがよいと考え、表記のように編集部で変えて表現しました)
関西電力の津波対策・ストレステストの問題点
新聞報道によれば、野田佳彦首相は、内閣府原子力安全委員会と経済産業省原子力安全保安委員会のいわゆるストレステストと安全確認手続き完了によって、近く大飯原発再稼動の政治判断を下す考えのようです。ところが、若狭湾で起こりうる津波の想定について、この手続きの中で見落とされてきた重大な問題があるので、広く注意を喚起したいと思います。
若狭湾一帯が活断層の巣であることは、昔から知られていたことであり、そこに原発を設置したこと自体が問題であるのは言うまでもありません。東日本大震災で福島第一原発が津波に襲われて以来、若狭の原発群が津波に襲われる恐れも多くの人々により指摘され、政府や各原発企業も対策を検討しつつあります。ところが、沖合でなく若狭湾で津波が起こる場合、水の動きが、東日本大震災の東北太平洋沖を震源とする地震による津波とも、日本海側で起こった奥尻島沖地震の津波とも、全く違うはずであることが忘れられているのです。つまり、問題は、第一に、沖合からやってくる津波をイメージして対策を考えると、またぞろ“想定外”の規模の被害をうけることになりかねないことです。
若狭湾で起こる地震はいわゆる内陸直下型地震です。その際には、断層に囲まれたブロックをなす地盤が、瞬間的に沈むか上がるかします。つまり原発が立地している地盤か、そのすぐ側の海の地盤がどんと動き、それによって海水が動かされ、その後、ある時間、激しく運動を続けます。この水の動きはかなり複雑で、予測がかなり困難です。どの地盤ブロックが、どう動くかによって、非常に違うからです。陸と海の地形が複雑であることも関係します。水の達する高さや勢いが、従来の想定津波をはるかに越える恐れも大です。当然、これからシミュレーションや模型実験をして検討、研究しなければならないのですが、あらゆる場合をもれなく想定しなければならないわけで大変です。
もう一つの問題は、水の動きが起こるのが地盤の突然の下がり、または上がるのと同時だということです。他のほとんどの原発では地震の揺れが来てから津波に警戒できるのですが、ここではそれができません。原発運転でのとっさの対応もほとんどできないと考えねばなりません。
若狭湾岸の原発の再稼動に関しては、まず大飯原発のストレステストが行われましたが、この原発に限らず、若狭湾岸の他の原発についても、同じ問題があることは言うまでもありません。これまでの検討事項だけのテストでは安全性を判断することはできません。上に記した問題が、徹底的に検証されねばなりません。事は重大です。
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇お近くの方、見逃したかた。ぜひどうぞ!
『チェルノブイリハート』練馬上映会
日時:2012年4月14日(土) 午後1時30分開場 2時上映
会場:練馬区勤労福祉会館2階 大会議室(西武池袋線大泉学園南口3分)
練馬区東大泉5ー40ー36 電話:03-3923-5511
参加費:300円(高校生100円)
定員:50名(申込み先着順/希望多数の場合追加上映あり→3時30分~)
申込み:下記または03-3923-3775 小林
主催:核・原発のない未来を子どもたちに@練馬
http://blog.goo.ne.jp/nonukesnerima
◇『どう取り組むか 被ばく労働問題 交流討論集会』
・日時:2012年4月22日(日)13時開場
・場所:代々木八幡区民会館 集会場
(小田急線代々木八幡・地下鉄代々木公園6分)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_yoyogi8man.html
・プログラム(予定)
被ばくをめぐる政策・規制と福島の収束作業
- 報告:全国労働安全衛生センター連絡会議
原発にとどまらない労働現場の被ばく問題
- 清掃労働、港湾労働、日雇労働の各現場から
福島現地での取り組みから
- 労働者、家族、地域の声・訴え
討論(コメント:鎌田慧さん)
・主催●被ばく労働を考えるネットワーク(準)
http://www.jca.apc.org/hibakurodo/
ふるってご参加ください。詳細は↓
http://www.jca.apc.org/hibakurodo/120422rally.html
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┗■5.<テント日誌 4/7(土)―経産省前テントひろば210日目―>
│ 『春めいて・・・桜。季節は否応なしに巡っていきます』
│ 全国に脈々と受け継がれていくリレーハンスト
└────( F記 )
3時半に目が覚める・・・うううっ寒い!昨日から吹いていた風が春めいて来た空気をすっかり吹き飛ばしてしまったようです。外に出ると歩道が濡れていました。雨も寒さを助長したのかもしれません。
Qさんといつもに増して話をした。その中で印象的だったのは政府を中心として色々な物差しばかり作って、結局は政治決断!との流れについての批判について強く納得出来るものでした。
今日の「散歩」は一人で向かった。官庁や企業の春の恒例行事「お花見」が盛んに行われていて、日比谷公園のゴミ箱には多くのゴミが外にもあふれています。何と「場所取り禁止」の看板の近くのベンチの下にはビニールシートが(笑)
そのままテントに戻ると外務省前の一番桜(注 伊東桜)の花が散って、その代わりにソメイヨシノの桜並木は満開の様相を呈していました。陽が差して来て桜のピンク色がとても美しい。
樹木と言えば、10時頃になって土曜日にも関わらず経産省正門付近に作業員の姿が多くなりました。建築関係の雰囲気では無いので何んだろうとしばらく見ていると、何と!植木屋さん達だったのです。一時経産省より植木の剪定をするとの話があったのですが、いきなり来たか!と緊張しました。
正門前の右側(日本郵便側)と塀の内部の植木の手入れをし、大きなクレーンで一本だけ木を植えて作業が終わりました。そのまま終了したので一安心です。
今日は在特会が靖国神社でお花見の情報がありました。酔った勢いで来られたら嫌だなとの懸念が・・・。
午後になって1時から第二回『原発よせ(寄席)』が行われました。出演は柳家千寿さんと柳家三寿さん。僕は出掛けていたので見ることが出来なかったけど、盛況だったようで残念無念。
帰ってみると、太鼓の音が鳴り響いていた。いつもの石橋和尚かなと思ったらお若い方でした。お一人 で経産省正門前でアピールをされていました。長い間お一人で読経をされ、春めいたとはいえ冷たい風の中、頭が下がる思いでした。
夕方、『世界ヒバクシャ展』の森下美歩さんがお仲間と見えました。お父様から引き継いだ写真展をご自分の仕事を辞めてまでの決心で、昨年12月と、そして1月に行われた脱原発世界会議in横浜で展示をされたのです。今度、常設展示をするスペースを設けたということでチラシを置きにきたのでした。
是非テントでもいくつかの写真の展示をして頂ければと思うし、まだご覧でない方には貴重なものですので見て頂ければとも強く思うのです。その機会を作りたいと思いました。
今日も沢山の方がお見えになられました。テントを守るという意味では有難く思う限りです。テントが存在することが福島の皆さんの支援に繋がると思っていますし、脱原発の流れを強く牽引するものとも感じている僕としては多くの方々にお立ち寄り頂きたい。時間を見ると18時に。もうこの時間になれば在特会も来ないなと思っていると、思っています。
沢山の方々が脱原発の思いを持って寄り添う場所としての「テントひろば」が、より「民主的」な合意の「場」として広く認知されることを強く望んでやみません。
ふくちゃんの福島報告ビデオ 福島からの帰路
http://youtu.be/uegzVxexseg
注)「伊東桜」は、鈴木善幸内閣の伊東正義外務大臣当時に伊豆の伊東市から寄贈されたものだそうです。
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【編集部より】
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