『千年の一滴 だし しょうゆ』柴田昌平監督の
劇場初公開作品は、沖縄戦に看護活動で動員された
少女たちの記録映画『ひめゆり』でした。
キネマ旬報1位など数々の賞をいただいたこの作品は、
沖縄慰霊の日(6月23日)にちなみ、6月には毎年
東京のポレポレ東中野で上映を続けてきました。
今年は9年目の公開となります。
そして、山形と大阪の劇場でも上映されます。
ひめゆりの生存者からお聞きした話しです。
「ホウキ星が出たら、また『戦世(いくさゆ)』が来る」と、
親から言い伝えられていた。
ホウキ星とは、70年周期でやってくる彗星のこと。
「70余年も経つと、戦争を体験した人たちも亡くなり、
指導者が戦争を美化する。私の親たちが言ったことは
それを戒めようとしているのだと思います。」
この言葉が現実味を帯びつつある今 ・・・。
ひめゆりの生存者の記憶を受け取った私たちは、
次の世代にどのようにして継いでいく事ができるのか。
ご覧になった皆さまも、初めての皆様もぜひご来場ください。
プロデューサー 大兼久由美
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東京・ポレポレ東中野
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6月20日(土)~ 6月26日(金)
毎日 20:30~ (1日1回)
「沖縄慰霊の日」(6/23)に合わせて毎年行っている上映です。
★ 23日(火)上映後には、監督挨拶を予定。
★ 20日(土)、26日(金)はプロデューサー挨拶を予定。
■お問合せ:ポレポレ東中野
TEL:03-3371-0088
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山形・フォーラム山形
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6月20日(土)~ 6月26日(金)
毎日 10:00~ / 18:30~ (1日2回)
★ 20日(土)の各回上映後、監督挨拶を予定。
主催:若者支援NPO『ぷらっとほーむ』
http://d.hatena.ne.jp/taki-plathome/
■お問合せ:フォーラム山形
TEL:023-632-3220