【TMM:No1468】
2012年5月26日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.スイスで毎日のたんぽぽ舎メールを読んでいます。地道な活動が着実に
広がっている様子に感動(メルマガ読者 スイス在住Y子さんより)
★2.伊方3号機先行論も--政府・民主党の意見
四国電力再稼働、地元反対少ない? (5月5日 中日新聞より)
★3.再稼働阻止ハガキ、1万枚突破 さいごの努力・500~1000枚を
おおい町へ・福井県へ・政府へ (たんぽぽ舎 ハガキアクション)
★4.サクラ調査(9年目)全国集計中、着々進行
(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇6月2日(土)「月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ」
◇6月16日(土)『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』練馬上映会
◇6月24日(日)放射能汚染の現状と 今、わたしたちにできること
~あなたと子どもたちの未来のために~広瀬隆氏講演
★6.<テント日誌 5/23(水)
―経産省前テントひろば256目 原発ゼロ18日目―>
持久戦に入ったテントの日々の中で
★7.農文協ブックレット◇『脱原発の大義-農と漁と地域の視点から』
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※5/14発行TMM:No1454「原発いらないパレード日野」のツイッターアカウント
につづり違いがありました。正しいアカウントは genpatsunohino です。
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※5/22発行TMM:No1464「もうひとつの住民説明会」登壇者のお名前に誤字が
ありました。訂正してお詫びします。誤:遠山さん、正:陶山さん
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┗■1.スイスで毎日のたんぽぽ舎メールを読んでいます。
│ 地道な活動が着実に広がっている様子に感動
│ スイスでも老朽化した原発が緊急停止しました
└────(メルマガ読者 スイス在住Y子さんより)
毎日のたんぽぽ舎のメ-ルをここスイスで読んで、地道な活動が着実に広がっている様子を感動を持って見ています。貴社の活動と特に山崎様の書かれる文章はいつも説得力があり、人間の尊厳にふさわしい論説に胸がすく思いがします。スイスでも老朽化した原発が先日緊急停止しました。放射能漏れはないそうですが、そんなことはフランスでもドイツでも起こったとしても隠してしまうらしいことは皆わかっています。
日本の福島がいまだに全く収束していないこともここでは周知の事実です。ただ、静かに見守っているというそんな感じです。スイスでは最近呼吸器の軽度だが治りにくい炎症が流行っています。これも世界的な大気の汚染からくるものか、ウイルスなのかはっきりはしていませんが、多くの人が「かわった風邪の症状」として訴えています。
日本では正しいことを発言したりするのがものすごく抵抗にあうことがありますが、どうぞ遠くから日々応援しています、何かできることをしたいと思っています、どうか頑張ってください。本当にありがとうございます。
スイス在住Y子
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┗■2.伊方3号機先行論も--政府・民主党の意見
│ 四国電力再稼働、地元反対少ない?
└────(5月5日 中日新聞より)
(省略します―「ちきゅう座」)
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┗■3.再稼働阻止ハガキ、1万枚突破
│ さいごの努力・500~1000枚をおおい町へ・福井県へ・政府へ
└────(たんぽぽ舎 ハガキアクション)
原発再稼働阻止ハガキを反原発自治体議員・市民連盟とたんぽぽ舎の共同で始めて、約2カ月。共同の努力の力で5月23日遂に1万枚を突破。さいごの努力で500~1000枚を増刷して(合計1万500枚~1万1000枚に)福井県知事へ、おおい町長へ、政府の4大臣へハガキを集中しよう。
FAX・TEL・メールも送ろう。
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┗■4.サクラ調査(9年目)全国集計中、着々進行
│ 北海道からも九州からも調査データが届き
└────(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
サクラと環境・放射能汚染調査(9年目)は、最後の北海道からも調査データが届いて、又福島では大量のサクラの木の調査がたんぽぽ舎会員Kさんの尽力でできて、かなりのデータ資料が集まりました。現在それらの集計と分析を進めています。できるだけ早くまとめて、それを6月中に『サクラ調査報告集』第9集(カラー含む50頁余・500円)として発行する予定です。
乞うご期待。
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┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇「月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ」
3.12を忘れない ~映画で見る・知る・感じる原発~
毎月1回、原発/脱原発に関連した映画を観て、そのあとは交流カフェとして感想や思いや意見、を語り合おう、という趣旨の会です。
様々団体のPRタイムもあります。どんなPRでも歓迎です!!
どうぞお気軽にご参加ください。お待ちしています。
日時:6月2日(土) 17:00~20:30
【絶対!!原子力戦隊スイシンジャー路上ライブ】
17:00頃(上演10分弱)
会場:谷中・夕やけだんだん下(JR日暮里駅西口を出て西へ道なりに
徒歩3~4分。谷中銀座商店街手前)
観覧無料、雨天中止(小雨の場合は様子次第)
【尾米タケル之一座を迎えて】
18:00~20:30(受付17:40から)
参加費:300円、定員:30名(要予約)
(交流カフェは、飲食代として別途300円~500円のカンパをお願いします)
会場:谷中の家(台東区谷中3-17-11)千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分よみせ通り延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側
主催:都民投票ひがし
予約・お問い合わせ 植松 uematsu@kkd.biglobe.ne.jp
◇ドイツを変えたドキュメンタリー映画
『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』練馬上映会
日 時:6月16日(土) 開場:6時15分 上映:6時30分
会 場:練馬区立生涯学習センター(旧練馬公民館) ホール
(西武池袋線練馬駅6分 練馬区豊玉北6-8-1 Tel 3991-1667)
参加費:一般 1000円 / 中・高校生 500円
保 育:300円(要予約 先着10名まで 3993-1734 松浦)
主 催:映画『第4の革命』上映会
(チケット申込み・問合せ Tel/Fax 3992-4529 きっかわ)
◇放射能汚染の現状と 今、わたしたちにできること
~あなたと子どもたちの未来のために~ 広瀬隆氏 講演
(このイベントは事前申し込みが必要です)
日時:6月24日(日) 開場pm1:00 開演pm1:30~pm4:30
場所:墨田リバーサイドホールイベントホール
東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号
参加費:事前申込み ¥1,000
主催:子供たちの未来を考える母と子の会
お申込みは下記にて受付中
〒106-0031東京都港区西麻布1-8-9
TEL 03-6410-6058、MAIL: hahatoko@acinos.info
問合せは、広報担当:銘苅朝子(めかるともこ)までお願い致します。
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┗■6.<テント日誌 5/23(水)
│ ―経産省前テントひろば256目 原発ゼロ18日目―>
│ 持久戦に入ったテントの日々の中で
└────(M/O)
昨日は一日雨に降りこめられていた。風情としては嫌いではないといってもやっぱり鬱陶しい。
今日は晴れていて風が肌にここちよい。テント前の椅子に座って眺めていると、緑に包まれて先に頭だけ出した国会議事堂も見える。案外と緑の多い霞ヶ関のほんの向こうが永田町であり国会があるのだ。となりに座わっている人がビラをくれた。共謀罪や国家秘密保護法、また暴力団対策法」改訂などのものである。国会で審議されているものとしては消費増税が主たるものであって、これらについてはあまり伝わってこない。共謀罪については野田首相が5月の創設と国際公約をしているのだが、審議はどうなっている(?)のだろうか。暴力団対策法案改訂の動きは(?)
ここの霞ヶ関から国会は目と鼻の先であるが、ここから見ていても国会は遠い距離にある。以前に、国会前に座り込みをしていた時は、道を一つ挟んだだけなのに距離の遠さを感じていた。これは空間的」な距離ではない。国会で展開されている政治(国会意志の決定をめぐる行為)が、僕らの政治的意志とあまりにもかけ離れているということだ。この霞が関にテントひろばを作りながら、僕らが意識してきたのもこのことだった。この乖離を埋め、政治的な課題の議論が接近できるのは可能か、という問いかけを発し、それを模索してきたのだ。原発再稼働問題は政府が国家意志の名において簡単に意志決定することを許さない、ということであったし、それに反対する国民の意志を無視できない状況を作り出した。今後のことはともかく、一つの局面としてそれを生みだした。そうであれば、国会の中で動いている他の法案をめぐる問題ではどうなのだろうか。ビラを読みながらそんなことを考えた。
再稼働をめぐるさしあたっての焦点の一つは福井や関西圏にある。そこ移りつつある。これについてはおおい町の「住民説明会」(5月26日開催)や6月16日か17日かの福井集会として伝えられている。福井現地の動きを全国的に包む形での展開の他方で、このテントひろばはある種の持久戦に入る。
テントひろばは存続すること自身で一つの役割を持つがこれは結構大変なことだとも思う。一見すると穏やかで、淡々として過ぎゆく日々の中で、持久戦的な闘いをすることは、自己問答をし、国家意志と国民意志の乖離を埋める事を自分(想像力)の中で模索することである。僕らの日々の行動をこの側面から支えることにほかならないが。これが現在の政治的行為とも言えるし、その難しさだとも言える。禅問答のようなことをしていすに座っていた一日だった。
(M/O)
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┗■7.本・冊子の紹介
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◇『脱原発の大義 - 農と漁と地域の視点から』【農文協ブックレット】
(A5判、172ページ、定価840円、5月発行)
原発は立地する地域の暮らしと産業の循環を壊し、地域経済と自律性を奪ってきた。「脱原発」は持続可能な社会をつくる展望と併せて追求されるべきである。それが消費者、ひいては社会の真の「安心」へとつながっていく。
本書では原発そのものの安全論議に巻き込まれず、農林漁家に寄り添いながら、いまなお続くふるさと喪失の危機を打破し、ふるさと再建と日本社会の再構築への道筋を明らかにする。
*PART1 地域を踏み台にした原発国家の形成と破綻
鎌田慧、岡田知弘、槌田敦、諸富徹
*PART2 農山漁村の現場から
中島紀一、富田宏、金子真司、小山良太・小松知未
*PART3 未来へつなぐ
古沢広祐、菅野正寿、戎谷徹也、加藤好一、名取弘文、開沼博、飯田哲也
*コラム 山下惣一
目次・詳細は農文協「田舎の本屋さん」サイトをご覧ください
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54011193/
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【編集部より】
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