早や2026年になりました。地球温暖化の影響がはっきり感じられるようになりました。
2月8日は日本の衆議院議員選挙です。別にこれが全てではありませんが、これを見ていると、
ファシズムの足音が聞こえてくるようです。
昔のフォークソングに五つの赤い風船「まるで洪水のように」というのがあります。その歌詞には「まるで洪水のように何も、かもが、引きずり込まれて行く」とありますが、こんなにリアリティがあるとは思いませんでした。
また、東南アジアでは昨年末にはタイとカンボジア間の国境紛争が激化しました。カンボジアが特殊詐欺の拠点化したこともそれに輪をかけて、国境閉鎖、特殊詐欺拠点の爆撃などもありました。
背景にはカンボジアの中国資本中心の経済成長、周辺国に対するタイ側の焦りなどがありますが、こういった紛争は大義などではなく明確に常に国内の政治的な利害関係に還元してしまうのが東南アジアです。
タイでは、カンボジアとの紛争を機に、王党派や保守派と軍部が政権を奪還しました。そしてタイ政界渡り鳥アヌティンという人を首相に立てました。
カンボジアの独裁者フン・センは情勢を見て、タイのタクシン派前政権、といっても路線的には日本の中道が大きくなったようなもの、と手を切り保守派と手を結びました。
そして国境封鎖は両政権に経済的なマイナスが出る前にトランプの顔を立てて解除しました。
これを見ていると、戦争は階級支配の一つなのだ、ということが良く分かりました。
それはレーニンの理論を持ち出すまでもなく、ジョージ・オーウェルの発言で十分と感じました。
ご存知かと思いますが、「現代の戦争とは、支配集団が自国民に対して仕掛けるものであり、戦争の目的は領土の征服やその阻止ではなく、支配構造を保つことなのだ」ということです。東南アジアは国際関係が複雑ではないためか、ピッタリ分かりやすい形であらわれています。
しかし日本もオーウェルによく当てはまると思いました。
P.S.
タイ政界ですが、期せずして日本と同じく2月8日にタイ下院の総選挙があります。結果はまもなく明らかになると思います。
主要な勢力は今は3つあります。
政党名 党派 党首
タイ誇り党 保守派 アヌティン 与党
タイ貢献党 中道改革派 ペートータン 与党から野党へ
前進党(国民党) 左派改革派 ナッタポン 野党
本来なら、王室不敬罪の改革などを掲げ、大学生の運動出自の前進党の支持が高いです。しかし弾圧とカンボジアとの軍事衝突。さらに貢献党を与党から追い落とすため、保守派と手を組み、貢献党のカンボジアへの弱腰を批判したため、以前より支持は低下しました。
しかしまだ改革派の勢力があり、自由な発言ができるだけ良いのかもしれません。
またタイ貢献党は前進党が出てくる以前、2010年代は、今もある民主党 新自由主義 アピシット と激しく政権を争いました。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion14675:260209〕









