「伊方原発の再稼働に反対する連帯ツアーのおさそい」などー地震と原発事故情報【TMM:No1447】

2012年5月8日(火) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
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★1.伊方原発の再稼働に反対する連帯ツアーのおさそい
   6月10日(日)・11日(月) 集会・デモ・県知事への要請行動への参加
              (たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)
★2.東電不払いプロジェクト<中>
    東電の電料金値上げに異議あり            (大畑豊)
★3.福井より、経産省前テント村の皆さんへ  (福井県若狭町 石地優)
★4.原発再稼動への「脅し」、停電の不安あおる政官電
    その一方で経産省系研究者「節電で対応可能」
              (5月8日 東京新聞「こちら特報部)より)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇被ばく労働を考えるネットワーク・相談会、5月13日(日)、江戸川橋
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◇5月11日(金)19時から、講演会「再生ピアノがつなぐ被災地支援」
 講師:渡部智暁さん、場所:スペースたんぽぽ。
 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1086
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┗■1.伊方原発の再稼働に反対する連帯ツアーのおさそい
 │  6月10日(日)・11日(月) 集会・デモ・県知事への要請行動への参加
 │   参加者、実行委員を募集します。
 └────(たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)

 5月6日私たちは「原発ゼロ」を迎えました。昨年の3・11以降の重い心が少し軽くなりました。しかし、再稼働の標的にして来た大飯原発を動かすことが難しくなって関西電力や原発推進勢力は、今夏の「電力不足」を言い立てています。
 この様な状況の中、原子力・安全保安院が4月18日伊方原発ストレステストの審査結果報告のため、愛媛県庁を訪れました。旧体制のまま審査を進める動きです。
 四国電力管内の企業自家発電は電源開発をはじめとして300万kwあり、例年関電に30万kwを融通しています。伊方原発1号機56.6万kw、2号機56.6万kw、3号機89万kwを必要としない状況にあります。3月20日に発足した全国の中小企業経営者の集まり「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク」は愛媛商工会議所連合会の呼びかけから始まっています。
 私たちたんぽぽ舎ボランティアグループは、去る4月15日に中国・四国・九州の合同緊急集会要請行動に参加しました。その後現地の幹事会で検討された「伊方原発を止める会」より以下の呼びかけがありました。

 是非、一緒に伊方の再稼働阻止のため、松山へ応援に行きましょう!
 ご支援を宜しくお願いします。

 ◇日程概要
  6月10(日) 13:30~15:30 愛媛県庁を包囲する1000人集会・デモ 
  6月11(月) 10:00~ 愛媛県庁へ個人団体要請書提出
 (両日の詳細はきまり次第お知らせします)

 ◇行程(交通・宿泊)について
 1)インターネット利用可能な方は、飛行機往復+ホテル(1泊・朝食付き)の格安プラン(3万円弱、楽天ツアーなど)がありますので、各自で準備してください。

 2)インターネット環境がない方は、必要事項をたんぽぽ舎あてにファクスでお申込みください。
  【件名】6月10日、11日の集会参加申込み
  【必要事項】集会に参加する方の氏名(ふりがな)、性別、年齢。
  【ファクス番号】03-3238-0797
   ★申し込み締切り:5月28日まで。
   (※申し込みが早ければ3万円弱のチケットを取得可能。
    時期により料金が異なります。)

  たんぽぽ舎(団体)で手配する飛行機は、次の便を予定しています。
   行き(10日):JAL1463便 羽田09:45発 → 松山11:15着
   帰り(11日):JAL1472便 松山17:20発 → 羽田18:45着

 ◇なお、5月下旬~6月初旬に予定されている大飯原発再稼働反対の市民集会(福井県内)へも応援・連帯ツアーを組む企画が立てられつつあります。詳細は現地の行動日程がきまり次第お知らせします(柳田)

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┗■2.東電不払いプロジェクト<中>
 │   東電の電料金値上げに異議あり
 └────(大畑 豊)

 (編集部より:たんぽぽ舎の講座に参加された大畑さんから、東電の電気料値上げ反対について提起がありました。その文章を3回に分けて掲載しています)

 ◆まずは「口座振替」をやめ振込に

 「不払い」と言ってもホントに不払いすると電気を止められてしまい、それも現代人にはちょっとツライ。
 ほとんどの人が自動の口座振替で電気代を払っていると思いますが、これではどんなに文句言っても東電としては「承りました」と言っておけば、電気代は確実に入ってくるのだから恐くもなんともない。口座振替をしているということは東電に「白紙委任状」を渡しているのと同じ。商売で一番重要なのは売ることではなく料金の回収。振込にしていつ代金が入ってくるのか不安定化、売掛金を増やし、ささやかな抵抗をして圧力をかけましょう。もちろんこれは一人や二人ではだめで大衆運動にしていかないといけません。
 口座振替から振込への変更は電話一本ですぐできます。そのときにできれば原発を廃棄しないことに抗議して振込に変えます、と一言。約52円の割引がなくなりますが、それ同等の回収経費が東電にはかかります。なくなった割引分はこの際アンペアダウンなどして節約しては。
 もう一歩進めるにはコンビニ振込ではなくゆうちょATM振込です。ゆうちょATMですと手続きの途中に金額確認の画面が出て来てので「訂正」を押して金額を直し、その額の振込ができます。たとえば原発が3分の1と言われてますので、それを引いた3分の2だけ払っておく。実質上の「原発分不払い」が「一瞬」「いったん」実現します! また電気を止められるギリギリまで延滞しますと20日分ほどの延滞利息がつきます。5000円で40円ほどです。これを少なくするためにも期限内に一部支払いは有効です。東電からは残金の請求が来ますので電気を止められるギリギリの日にコンビニで支払えばいいでしょう。東電にとっても2倍の手数料がかかることになりますので「痛い」のではないでしょうか。

 ◇不払いの詳細「東電不払いプロジェクト ホームページ」
  http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/1329440394
  http://d.hatena.ne.jp/ootomi/files/tainou_bira_02.pdf

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┗■3.福井より、経産省前テント村の皆さんへ
 └────(福井県若狭町 石地 優)

5月5日は日本のすべての原発が停まる記念すべき日となります。
 国の喉もとで身体を張って頑張っておられるテント村の皆さんに敬意を表します。皆さんや全国の原発に「ノー」を言ってこられた人達の力がこの日を実現させたと実感します。
 大飯原発3・4号機の地元のおおい町でも変化が起きています。今までもの言わなかった人、言えなかった町民が再稼働への不安、疑問を言い始めました。
 テント村でのハンストによる抗議行動、こちらでも報道されています。霞ケ関と原発現地、またそれらをとり巻く全国の皆さんと大飯原発3・4号機再稼動を停め、原発のないふる里、日本を実現したいと思います。よろしくお願いします。

 (編集部・注:このメッセージは5月4日に石地さんからたんぽぽ舎を経由して経産省まえテントひろばへ送付を託されたもの。5月5日、テントひろばのイベントで紹介された。)

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┗■4.新聞・雑誌から
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◇原発再稼動への「脅し」、停電の不安あおる政官電
  その一方で経産省系研究者「節電で対応可能」
 (5月8日 東京新聞「こちら特報部)より)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)

◇新大綱策定会議の議案から「地域との共生」を除外
 原子力委が議案隠し、大飯に影響 懸念
 (5月8日 毎日新聞・朝刊より)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)

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┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇被ばく労働を考えるネットワーク・相談会のお知らせ
 今後の取り組みのための相談会を行います。ふるってご参加ください。

 日時 5月13日(日)13時から
 場所 ピープルズ・プラン研究所(地下鉄江戸川橋駅)
  地図 http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
 主催 被ばく労働を考えるネットワーク準備会
 ホームページ http://www.jca.apc.org/hibakurodo/

 4月22日、東京・代々木八幡区民会館で『どう取り組むか 被ばく労働問題』交流討論集会が行われました(参加180名)。労働安全衛生センター、労働現場、福島現地からの報告、鎌田慧氏のコメントを受けて活発な討論が交わされました。共同して運動を作り上げていこうという意識を会場全体で共有できたと思います。
 参考 4/22集会録画(IWJ TOKYO-2)
  http://www.ustream.tv/recorded/22033823  (114分)
  http://www.ustream.tv/recorded/22036055  (89分)

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【編集部より】
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