2012年7月27日(金)【TMM:No1532】-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークから、7月号発行のお知らせ
★2.本の紹介(お問い合わせは一般の書店または出版社へお願いします)
新刊「電気は誰がつくるのか~再生可能エネルギーの現場~」
★3.原子力ムラで固めた規制委員会人事(案)に強く抗議し、
衆参で同意せず、撤回を求めます。田中俊一氏は原子力ムラの中心人物
(2012.7.27 たんぽぽ舎 柳田)
★4.来週、スペースたんぽぽで2つの講座。ご参加お待ちしています。
◇8月1日(水)18:30開場、19:00開会
講師 木村英昭さん 『プロメテウスの罠 -官邸の5日間-』
◇8月2日(木)18:30開場、19:00開会
講師 向井雪子さん 『子供を守る闘い』-チェルノブイリと福島
★5.<テント日誌7/26(木)―経産省前テントひろば 319日目>
暑さの中、ここが将来へ向かうための正念場
27日の官邸前ー経産省前行動から29日国会大包囲へ( Y・T )
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┗■1.「劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク」からのお知らせ
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劣化ウラン兵器は、核兵器や原発の核燃料をつくる過程で大量出る劣化ウランでつくられ、放射能兵器です。そのためにも、私たちは反原発、とりわけ現在、再稼働に反対です。
毎月発行している月刊ニュース(2012年7月 NO88号)が出ましたのでお知らせします。
今号の主な内容は
○広河隆一写真展をやりました–劣化ウラン廃絶みなとネット・宮口高枝
○連載 アブ・ムハンマドからの便り ~一家のアンマン旅行~
西村陽子(アラブの子どもとなかよくする会)
○NO DU全国交流集会の呼びかけ ICBUWヒロシマ
○報告 さよなら原発10万人集会に17万人
山本勇祐(劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク)
○資料(東京新聞より) 劣化ウラン工場内に大量保管
○資料( 同上 ) デモの真実を届けたい 官邸前抗議を空撮
○資料( 同上 ) 自衛隊迷彩服で区役所(宿営地化)
なお、11月18日(日)「劣化ウラン兵器禁止のための国際行動デーの集会」
を予定しています。(詳細は後日)
※定期購読者を募集しています。
ご希望の方は、FAX 03-3238-0797(たんぽぽ舎)へFAXでどうぞ。
※購読料 年3000円 ご自宅へ直接お送りします。 事務局 山本
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┗■2.本の紹介(お問い合わせは一般の書店または出版社へお願いします)
│ 新刊「電気は誰がつくるのか~再生可能エネルギーの現場~」
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新刊『電気は誰がつくるのか~再生可能エネルギーの現場~』
著者 山本航(連合通信記者)(四六判150頁・ISBN978-4-905653-96-7)
3・11以降、脱原発の手段として注目される再生可能エネルギー。
世間では普及に否定的な意見も聞かれますが、
実際はどうなのか?各地の取り組みや奮闘する人を取材すると、
大きな可能性と横たわる問題が見えてきました―。
日本のエネルギー政策を現場主義で見つめた一冊です。
○主な内容
第1章 再生可能エネルギーの地元
市民風車(茨城県神栖市)/太陽光生かした街(長野県飯田市)/ バイオマスで地域再生を(京都府宮津市)/観光支える地熱発電(大分県別府市)/小水力発電の秘めた力(山梨県北杜市・都留市)
第2章 普及を支えるヒトとモノ
第3章 何が阻んでいるのか
○発行:機関紙連合通信社(電話 03-3454-1105・FAX 03-3454-6559・
Eメール:rengo@rengo-news.com)
○全国書店・ネット通販や、弊社直販(数量割引アリ)で発売
○定価1200円(税別)
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┗■3.原子力ムラで固めた規制委員会人事(案)に強く抗議し、
│ 衆参で同意せず、撤回を求めます
│ --田中俊一氏は原子力ムラの中心人物--
└────(2012.7.27 たんぽぽ舎 柳田)
1、7月26日に公表された原子力安全・規制行政のトップの5人の人事(案)は原子力ムラで固めた人事であり、容認できません。強く抗議し、国会(衆参)での同意に反対すること(撤回)を心から求めます。この5人によって、今後、原発の再稼働問題が次々と進むことを心配します。
2、田中俊一氏は原子力ムラの中心を一貫して歩いてきた人物です。今回の福島事故を招いた原因を作った人であり、フクシマ事故に大きな責任を負う人物です。中村佳代子氏も更田豊志氏も原子力を推進してきた団体に属し活動してきた人です。
3、任期と給与も問題です。田中俊一氏と中村・更田氏の3人で各5年・3年・3年の任期です。3年間3人でやりたい放題もできます。給与は委員長・月114万円、委員は月107万円(それぞれ単純計算でも1000万円超え)です。
フクシマ事故後まともな補償も払われない福島の人々は、この金額をどう思うだろうか?
また、田中俊一氏が自主避難者への補償に反対したことが想起されます。
4、7月27日の毎日新聞・社説は、「(原子力安全の)番人にふさわしいか疑念が残る」と述べています。理由は、原子力ムラ中心の人事だから、です。
この社説が国民の平均的な声の代弁と思われます。
以上の理由から、原子力ムラで固めた人事案の撤回を求めます。
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┗■4.来週、スペースたんぽぽで2つの講座。ご参加お待ちしています。
│ ほか、読者からイベントのおさそい
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◆8月1日(木)18:30開場、19:00開会 参加費800円(学生400円)
『プロメテウスの罠 -官邸の5日間-』
講師 木村英昭さん
(1968年鳥取県生まれ。朝日新聞記者として、2006年4月から4年間、福島県の郡山支局に勤務した後、東京本社の地域報道部に異動。
朝日新聞のルポルタージュ連載記事『プロメテウスの罠』の取材班に参加し、第6シリーズ「官邸の5日間」を担当。現在は経済部に所属)
書籍『プロメテウスの罠』(Gakken、朝日新聞特別報道部・著)について:
福島原発事故による放射能汚染はなぜこれほど多くの被害者を生んだのか。政府、官僚、東京電力、そして住民。それぞれに迫った、気鋭の取材記者たちの真実のリポートである。
◆8月2日(木)18:30開場、19:00開会 参加費800円(学生400円)
『子供を守る闘い』-チェルノブイリと福島
講師 向井雪子さん
チェルノブイリ子ども基金代表理事、未来の福島子ども基金世話人、福島をはじめ東北・関東各地の市民食品放射能測定所の活動に協力そして7月には沖縄・久米島に子供の保養センターを開く。
☆この2つの講座の会場は「スペースたんぽぽ」です
千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階
電話(たんぽぽ舎)03-3238-9035
◇最悪の公害輸出=原発輸出を許さない連続学習会 <第4回>
『台湾の原発は今』
日時 8月4日(土) 14:30~16:30 (14:00開場)
場所 エルおおさか・南館75号 (地下鉄・京阪 天満橋駅 西へ4分)
講師 ダン・ギンリンさん
参加費 800円
主催 ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/117a.htm
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┗■5.<テント日誌7/26(木)―経産省前テントひろば 319日目>
│ 暑さの中、ここが将来へ向かうための正念場
│ 27日の官邸前ー経産省前行動から29日国会大包囲へ
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7月26日(木) 晴れ
暑い!本当に暑い。うだるような暑さである。午後3時、テントの中は36.5度を指している。テントの外に出るとそれなりの風があり、体感的には緩和されるが、テントの中はムッとする暑さとなる。
山登りをされてる方の助言では、テントの上に断熱シートを被せるといいとか。それで5度ほど違ってくるそうだ。昨夏、福岡の九電前テントでやっていたところ具合が良かったそうだ。
8月7日には界隈一帯の大掃除が予定されており、それに合わせてテントもクリーンアップ大作戦を予定である。それに合わせて様々な暑さ対策を実行できれば・・・というところだが、いい案があれば是非提案を寄せていただければ、と思う。
テントの中では、関電社長の「次は高浜原発3・4号機の再稼働」という発言が話題になった。盗人たけだけしいというか、あまりにも人々を愚弄するような挑戦姿勢に一体これはなんなんだ、というのが率直な感想であった。関電は大飯3号機のフル稼働後、火力発電を8基停止(原発3基分以上)して総出力を下げている。そして40年に達した美浜の老朽原発の10年延長を保安院が認可したと思ったら、今度はこれである。
関電は今や東電にかわって電事連の盟主となって原発推進の旗手たらんとしているかのようである。関電の暴走をStopさせねば・・・。大飯原発を止めるための闘いは新たな重要性を帯びている。
27日は規制委人事をめぐって原子力ムラによる制圧を許さない緊急行動が官邸前でおこなわれる。また経産省正門前、別館前では先週に引き続いて、大飯の破砕帯調査の問題を軸にした、大飯原発を止めようという行動がおこなわれる。
29日は「一票一揆 女が変える!政治もくらしも原発も」という女たちの行動が日比谷公園かもめ広場で14時からおこなわれ、15時半からは日比谷公園大集会とデモが、そして19時からは国会大包囲キャンドルナイトがおこなわれる。
暑さに負けずに頑張っていきたい。( Y・T )
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【編集部より】
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