「原発事故の防災対策」パンフより紹介(地震と原発情報 その(8)より)

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 東京に放射能がせまってきています!!
 ヒバクを避けるためにー自分と家族を守る方法について
 外出は花粉マスク・帽子・手袋・ビニール合羽で防護してください。
   槌田 敦著「原発事故の防災対策」パンフより紹介

(1) 原子力事故で放出される放射能の種類
  
放出温度  放射能  被害時間   主被曝    注意事項
 低 希ガス群 1時間~数日 外部 クリンプトン88による
  皮膚や肺の被曝
ヨウ素群 1時間~1ヶ月 内部 血液汚染による全身被曝
・甲状腺被曝
 中 セシウム群 100年 内部 血液汚染による全身被曝

   ストロンチウム90 100年 内部 骨など臓器汚染による被曝
 高
プルトニウム群   ~  内部 骨など臓器汚染による被曝

 炉心の冷却に失敗した美浜原発事故では、炉心の温度が上がったため、
希ガス放射能が環境に放出されました。
 スリーマイル島原発事故では、炉心は完全に崩壊し、この表にあるすべ
ての放射能は原子炉から吹き出したのですが、原子炉と格納容器がなんと
か維持されたので、希ガスだけしか環境には放出されませんでした。
 ヨウ素については、半減期が1700万年という長寿命のヨウ素を使って、
格納容器内部に現存する量を測定したところ、相当量が行方不明になって
いることが分かりました。したがって、漏らしたことはまちがいないので
すが、ウィンズケールのようなヨウ素騒ぎが起こっていません。したがって、
大気中ではなく、サスケハナ川に流してしまったのではないかと推定され
ますが、アメリカ人は魚をあまり食べませんので、見逃されてしまったの
ではないかと思われます。
 チェルノブイリ事故はさすがに大事故でした。格納容器も完全に破壊
されました。

(2) 放射能の悪影響は、事故原発から距離を離れる(逃げる)ほど低く
 なります。放射能の煙から、離れる距離が大きいほど(逃げるほど)
 ヒバクは減ります。これが基本です。

(3)外出するときのヒバク防止方法(外出はなるべく避けたほうがよいが
 ・・・) 放射能は、鼻・口(呼吸系)と皮膚の両方から来ます。
  この両方を防ぐには、花粉症マスク、帽子、ビニール合羽、手袋で
 防護してください。

(4)もっと詳しく知りたい方は、槌田 敦著の逃げ方パンフをお薦めします。
          (B5版32ページ 400円+送料100円=500円)

 ご希望の方はFAXまたはメールでお知らせ下さい。すぐお送りします。

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