2012年5月12日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.原子力安全・保安院はいったい今何をしているのか 山崎久隆
★2.原子力マフィアが握り潰した2つのこと「5800億円・電源予算」と
「電力は余る」試算(データ)
再稼働派(仙谷)は反対派に「辞めてもらう」という恫喝までした!
(週刊ポスト5月18日号より抜粋)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇5/18東電前アクション・たんぽぽ舎合同学習会
『隠された福島事故を暴露する』
講師:槌田 敦さん(物理学者)
◇5/20講演と交流集会
-福島の子どもたちのためにこれから何ができるか-
講演:佐藤和良さん(福島県いわき市市議会議員)
★4.<テント日誌 5/10(木)
―経産省前テントひろば243日目 原発ゼロ5日目―>
おおい町は今・・・元原発設計者・検査員との会話
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┗■1.原子力安全・保安院はいったい今何をしているのか
└──── 山崎久隆
本当は原子力規制庁が出来ていてすでに存在しないはずの原子力安全・保安院は、まったく今するべき理由のないプルサーマルの審査をしているらしい。
5月7日付で志賀原発1号機のプルサーマルの申請を原子力委員会と、こちらも存在していないはずの原子力安全委員会に諮問したという。
保安院はそもそも、安全性が証明されていない(ストレステスト1次評価も行われていない)志賀原発1号機のなにがしかの評価をする立場に無い。原子力安全委員会も斑目春樹委員長が自ら存在そのものの根拠を失ったとして、普通ならば最優先で取り組むはずの伊方原発3号機ストレステスト1次評価結果の評価すら放棄している。そんな組織にプルサーマル計画の諮問を行うのは一体何のためだろうか。全くの無駄なのだが、行政組織が全くの無駄をわざわざするとも思えない。給料分の仕事をしなければならないとでも思ったか。
さすがの原子力安全委員会も、これほど愚かしい申請に呆れたのか、全委員が今頃の諮問にもかかわらず3.11に関する知見が何一つ無いことに異論を述べたという。
それ以前に、このような審議をしている場合では無いことは、どんなにど素人だって分かりそうなものだが、保安院のど素人振りは、保安院院長以下全員に蔓延しているらしい。たのむから、こんな組織に運転再開だとかなにがしかの調査審議をさせないでもらいたい。
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┗■ 2.原子力マフィアが握り潰した2つのこと「5800億円・電源予算」と
| 「電力は余る」試算(データ)
| 再稼働派(仙谷)は反対派に「辞めてもらう」という恫喝までした!
└────「怒りのスッパ抜き」 (週刊ポスト 5月18日号より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇東電前アクション・たんぽぽ舎 合同学習会 『隠された福島事故を暴露する』
日 時:5月18日(金)18:45~20:45
場 所:スペースたんぽぽ
講 師:槌田 敦さん(物理学者、環境経済学者)
参加費:800円
スリーマイル事故は一週間で収束しました。チェルノブイリ事故は一カ月で収束しました。なぜ、福島第一原発事故は一年以上たっても収束しないのでしょうか。
想定外の津波によって引き起こされた天災であると主張してはばからない東京電力。しかし、事実は大きく異なります。チェルノブイリやスリーマイルの事故が単純なミスによって引き起こされたものであるのに対し、3月11日の福島第一原発事故は費用節約のために安全対策を怠ったことによって引き起こされた故意の多重人災です。
東電によって隠されたデータや嘘の発表を真に受けていては、事故の本当の姿は見えてきません。原発推進派が決して行わない事故の原因に対する検証を行い、事故責任の所在をはっきりさせましょう。
共催:東電前アクション、たんぽぽ舎
問い合わせ(東電前アクション)toudenmae.action@gmail.com
◇講演と交流集会
-福島の子どもたちのためにこれから何ができるか-
日 時:5月20日(日)午後1:30-4:00
会 場:国分寺労政会館4階第4会議室 JR国分寺駅徒歩5分
参加費:500円(資料代)
講演:佐藤和良さん
福島県いわき市市議会議員、脱原発福島ネットワーク世話人、
「東電原発犯罪」著者
福島 原発現地から
地震、原発震災で被災地となった福島県いわき市で20数年来脱原発の活動を続けてきた佐藤さんから現地の状況のお話、また今後子どもたちをどう守るかなど提案いただきます
【報告・交流集会】各方面から活動報告
脱原発東電株主運動 曽根信寿さん
日本消費者連盟 富山洋子さん、
発送電分離プロジェクト、リニア・市民ネット、
リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会、
福島の子ども疎開保養プロジェクト
主催:ガウスネット・電磁波問題全国ネットワーク(連絡先 042-565-7478)
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┗■4.<テント日誌5/10(木)-
経産省前テントひろば243日目 原発ゼロ5日目―>
│ おおい町は今・・・元原発設計者・検査員との会話
└────( Y・T )
5月10日(木)晴れ 午後大荒れの荒天 後曇り
テントに出かける前にいつものメールチェックをしていると、おおい町の状況についてのメールが届いていた。26日の住民説明会から空気が変わりつつあるおおい町では、町議会の全員協議会の開催方針が二転三転し、結局、全員協議会を開いて結論を出すことは時期尚早ということになったようである。
メールは、「町民の中に『反対』『慎重』の意見が多くある(住民運動連絡会が行った調査では約7~8割が『慎重』)ことと、周辺自治体(県内外)からの慎重意見が影響し、おおい町議会やおおい町がすすめる『原発再稼働』に歯止めをかけていると考えられる。引き続き、おおい町民と対話することと、おおい町・おおい町議会、福井県・県議会に対して要請を強めることが重要。」と締めくくられていた。
おおい町民と福島の人々との対話がなんとか実現できないものかと、強く考えさせられる。
今日の午後、関東は大荒れの天候だったようである。テントも強風と横殴りの雨に見舞われたようである。テントに着いた時は漸く収まり始めていた頃であった。
テントには、藤原節男さんというかって三菱重工で原発の設計、開発に携わり、JNESで原発検査員も勤められた方が来られていた。早くから原子力ムラの体質がいずれ大事故を引き起こすと指弾し、その結果の解雇に対して今も裁判で係争中である。ストレステスト意見聴取会に井野さんに随行した帰りだという。
「原子力ドンキホーテ」という本を出版されている。
根っからの技術者で、夢物語のような1000年後の原子力の世界を夢見ながら研究を続けるのだと、仰る。そういう立場の違いは違いとして、現在の原発は全て廃止すべきこと、再稼働を止めなければならないこと、原子力ムラを解体すべきこと等で一致し、共闘していくことを確認。
道行く人々に必死にビラ配りされるその情熱に感服。
福島の佐藤幸子さんが来られて、椎名さん含めて歓談。先日の福島から福井への弾丸バスのことを再度伺う。その上で、近いうちにおおい町民と福島の人々との交流・対話が実現するように追求して、その際には福島から是非!とお願いする。なお、椎名さんは明日から沖縄だそうだ。武藤さんは5/5にはシカゴだった。
福島の経験と訴えは全国へ、全世界へそして全国を 全世界を動かしていく。
(Y・T)
☆テント全体会議 5月14日(月)午後7時~ スペースたんぽぽ
・集団ハンスト行動を振り返って・・・稼働原発ゼロの新しいステージへ
・大飯、伊方原発の再稼働をめぐる情勢と現地行動~テントの運動
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【編集部より】
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