2012年4月24日(火) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.原発はいらない─小出裕章講演会が盛況・好評
東京都高等学校教職員組合・同退職者会・たんぽぽ舎の共催、
4月21日の感想 (藤原信一)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇カネ儲けより命が大事――経団連は再稼働をあきらめろ4.26行動
4月26日(木)18時半から、経団連(日本経済団体連合会)前
◇チェルノブイリ ─ 福島 キャンドルナイト
4月27日(金)19時から、経済産業省正門前
★3.<テント日誌4/20(金)―経産省前テントひろば223日目―>
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あす25日(水)18:45から、『原発の歴史、反原発の歴史』最終回
【講師】山崎久隆さん、参加費800円、場所・スペースたんぽぽ
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┗■1.原発はいらない─小出裕章講演会が盛況・好評
│ 東京都高等学校教職員組合・同退職者会・たんぽぽ舎の共催、
└────4月21日の感想(藤原信一)
こんにちは、STOP原発の活動、本当にご苦労様です。昨年10/15の長池講義にも参加しましたが、本日の小出先生の講演もとても良かったです。良い講演集会をありがとうございました。つたない感想ですが送らせていただきます。
10/15の長池講義では、槌田先生が次のように呼びかけました。「放射能は微量でも有害である。微量汚染での農産物も健康を考えると不安だ。しかし、『絶対いや』だけでよいのか。放射能は危険だが放射能だけが問題なのだろうか。放射能汚染の現実に、加害者、東電と原子力村への怒りと憤りをもって脱原発を。そして、福島の農民に心を寄せ、年寄りは福島の農産物を食べて、未来の子や孫を守ろう。」
質疑応答で、私は「東電と霞ヶ関官僚、政治家がそろって情報を隠蔽し、これにマスコミも加担して原発災害と被害を過小評価している現実の中で、『福島県産の農産物を食べる』ということが本当にこの国と私たち国民にとってよい選択なのでしょうか?」と質問しました。そして、その後もよい答が見つからずに考えておりましたが、本日の集会の小出裕章先生のお話の中でその答が見つかりました。
小出先生の提案に心から賛同します。
「日本列島はチェルノブイリ並みの放射能汚染に見舞われてしまった。この責任は、第一義的に東京電力と国、原子力産業と推進に加担した研究者たちにとらせよう。しかし、騙された私たちには責任はないのか? 騙された責任があるのではないか?福島の第一次産業を守らなければならない。福島の子供たちを守らなければならない! ならば、
(1)猛烈な汚染農作物は原子力をすすめてきた者たちに食べさせよう。
(2)残りは、汚染の度合いごとに「60禁」、「50禁」、・・・・、
「20禁」、「10禁」と言う具合に仕分けして、
(3)子どもたちには汚染度の低い食べ物を食べさせよう。
(4)そして、汚染度の高いものは私たち大人が食べる。」
ぜひ、小出先生の提案を国民の総意で実現したいと思います。
本日は、本当にありがとうございました。 (敬白)
(追伸)
私は、都立高校定時制で物理の教員をしておりまして、ちょうど昨日(金曜日)の授業で、1999年のJCO放射線被曝事故のVTR「被爆治療83日間の記録」を生徒に見せた所でした。昨年も3クラスで同VTRを見せましたが、何度見ても、途中で正視するのがつらくなります。生徒たちも静まりかえって凝視しておりました。
福島県放射線管理アドヴァイザーを勤めた山下俊一氏が、「100mSv以下は安全です」と宣伝して回っていましたが、(最近の研究)低線量被曝がもたらす「バイ・スタンダー効果」を、まさか、彼が知らないはずはありますまい。そして、東大病院における治療で被害者の大石さんの体内に移植された妹の造血幹細胞が、まるで被爆したかのように遺伝子が傷ついていた事実。科学的にはまだ解明されてはいないけれど、わずかな被曝で致死的に至らなかった細胞が、他の健康な細胞を傷つけているという事実を、大石さんの体が証明して見せたわけです。
福島の子どもたちの被曝をなんとしても防がなければならないと思います。この国の頼りない民主主義と操作された情報(メディア)管理の中で、ドイツ緑の党がしたことに習って、まずは正しい情報を国民に広く伝える努力が必要ではないでしょうか。
(☆メルマガ編集部より:21日の講演は参加者950名ほど、立ち見も多数。
全体として”良い講演会だった”という感想でした。当日の内容(速記録)をDVDと小冊子にまとめて後日販売予定(DVD・1000円、小冊子・400円)。
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┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇カネ儲けより命が大事――経団連は再稼働をあきらめろ4.26行動
野田政権・4閣僚による再稼働を阻止するためには、「原子力ムラ」の黒幕である財界への抗議行動が不可欠です。
「カネ儲けより命が大事!再稼働を画策するな!」の声を経団連にぶつけましょう。4・26行動にぜひ参加してください!
日時:4月26日(木)午後6時30分(1時間程度の予定)
場所:経団連(日本経済団体連合会)前
東京メトロ千代田線、丸の内線、半蔵門線「大手町」駅下車C2b出口
すぐ http://www.keidanren-kaikan.jp/map.html
主催:再稼働反対!全国アクション
※個人或いは団体で経団連への要請書を準備できる方はぜひお持ちください。
※プラカード、横断幕、鳴り物、キャンドルなど持ち寄り歓迎!
※「再稼働反対!全国アクション」から経団連への要請項目
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1070
☆メールやファックスなどでも経団連へ再稼働反対の声を届けてください!
経団連・経済政策本部
Fax:03-6741-0331 Tel:03-6741-0131 webmaster@keidanren.or.jp
◇チェルノブイリ ─ 福島 キャンドルナイト
~チェルノブイリ事故から26年、福島とつながるアクション~
日時 4月27日(金) 19:00~20:30
場所 経済産業省正門前(霞が関駅A12出口出てすぐ!)
※お手持ちのろうそくや光るもの持参歓迎
※主催:東電前アクション!
アクション詳細 http://toudenmaeaction.blogspot.jp/2012/04/26.html
世界中ではチェルノブイリ、福島の大きい事故から小さい事故まで、すでに数えきれないほどの原発事故が発生している。
それでも「原発は安全です」「津波対策さえすれば大丈夫」。もう、そんな言葉に私たちは耳を貸す事はできない。
チェルノブイリでの衝撃、恐怖、悲しみは、遠い国のものとされ、その教訓は活かされなかった。
そして、起こるべくして起こってしまった福島事故。
もう、これ以上の悲しみ、苦しみ、怒りはいらない。
私たちは十分な被ばくをさせられ、原発労働者には過酷な被ばくをさせてきた。もう、これ以上の無用な被ばくはいらない!
人の命よりも、お金のことにしか目がいかない政府に、NO!の意思を示そう! キャンドルの未来を照らす温かな火を掲げ、強い意志を示そう!
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┗■3.<テント日誌4/20(金)―経産省前テントひろば223日目―>
│ テントひろばはハンスト応援の人々で賑わう
│ 官邸前行動に1000人!ハンスト者も参加
└────( Q記 )
4月20日(金) 曇り。
集団ハンスト行動参加者は、飛び入りの24時間ハンスト者を加えて8名。現在のハンスト参加登録者は57名。
午前11時頃、沖縄の普天間基地爆音訴訟の人々30名程が、激励に来訪。島田善治さんを先頭に、握手の嵐。午後には福島の佐藤幸子さんが福島大の学生達と20ミリSv/hの撤回を求め、文科省へ。丁度1年前にその要望書を提出したそうだ。17~18日にハンストを実行されていた佐久間さんを中心に国鉄闘争団と支援者の方々が来訪。テント脇で小集会。福島の森園さんは今日も福島の現実と思いを熱くマイクアピール。
夕刻、6時からの官邸前行動に参加。ハンスト中の4名も、法被・鉢巻き・ハンスト決行中のボードをかけて参加。若い世代を中心に1000名もの人々が歩道を埋め尽くす。熱いアピールが続く中で、野田首相と同じ小学校で1年先輩だったという方が、校歌を歌うシーンも。
官邸前行動の後、多くの若者達がテントに来てハンスト者とエール。そして経産省正門前で40~50名がアピール行動。
★24日~27日のテント前でのハンスト参加者が現在2~3名しか登録されていません。午前~日暮れの終日、テント前でのハンスト座り込み行動に是非参加して下さい。
ハンスト参加者から、エピソード>>>
・自転車で通った年配の男性が私に話しかけてくる、「えらい。よくやっている。本当に政府のやることはおかしい。」と。私は「そうですよね、ありがとうございます。あなた政府に抗議の声あげてくださいよ」というと、最初は渋っていたが「そうだな、ちょっとやってみるか」と返事してチャリを走らせて去る。1時間ほど後にまた現れて話しかけてくる。チャリ男「言ったよ、言ったよ。経産省に」。私「何を?」チャリ男「何言ってるの、再稼動けしからん絶対止めろ」だよ。私「経産省の反応はどうでした?」チャリ男「うじゅうじゅ言い訳していたよ」。私「ありがとうございます。これからも引き続きがんばりましょう」。
<大飯原発監視テントから>
昨日は海岸から丘を上がり、ほぼ真上から原発工場を俯瞰した。海と丘に護られ完全な箱入り娘のように奥房の麗人のように隠されきっている。否応なしにPR館に行かねばならない。
1、2号基のときは、公園を造るが仕事に差し支えると迷惑だからと足元の大島漁協に300万贈られたという。原発と分かって3、4号基は1600万円にはね上がった。確かに丘の両袖に包み込まれて視界には入らぬが、漁村のこのテントから上がったり下がったりとはいえ、小一時間歩くだけで工場入り口のトンネルにつく。若くこぎれいなキュレーターに3作映像を見せて貰い、流暢な解説を聞く。アニメの中に入り、こぎれいなハイテク工場の完璧さを刷り込まれる。
ここは工場から何キロなの?と尋ねると、聡明な二人の女性が沈黙した。恐ろしいことにすぐそばに小学校がある。集落があり、漁村がある。漁師さんは騙されたんだと呟いておられたそうな。漁獲高も減っている。
幸福なのは原発防衛に勤む土建屋さんたち。防波堤のかさあげから、巨大なテトラポットの製造設置から危機が活動の触媒となる。麗しの学芸員さん、工場見学できなくなったのは、NYテロからとよどみなく。
テントから電話、戻って打ち合わせ。昨日、埼玉からテントなど一式担いで徒歩で来訪の御仁5日までいてくださるとのこと。夕刻、日本山妙法寺の平和祈念の行者が被災地まわりのあと来てくださる。明日にはまた西へ旅立れる。絶食されておられます。いまテントは6張になっている。 ( Q記 )
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【編集部より】
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