「原発事故・TPP加入と伝統的循環型農業の終焉」
(2011年 12月 28日:犬伴 歩(いぬとも あゆむ)氏)の投稿文はタイムリーな内容で興味深く拝見しました。
英語を習い始めた頃、’orange’を「みかん」と習った時に,子供ながらとても違和感を覚えた記憶が甦った。
何故違和感を覚えたのかを端的に解明してくれただけでなく、正月に炬燵に入って食べた「みかん」の美味しさを失いたくないと
強く感じさせてくれた。
循環型農業の重要性を「人間が生きる意義」を考えさせながら、再認識させてくれると同時に、
如何に国の安易な産業重視型の政策が、日本人の豊かな心と日本文化を破壊してきたのか、
分り易い具体例を明示しながらズバッと検証している。
TPP加入の意義が、グローバル化の流れから当然のこととの理屈で、実しやかに報道され出した昨今、
その論議に日本人として、国民の一人として参加する前に、一読して考えておくべき内容をわずかこれだけの文章で
紐解いてくれた筆者の心豊かさにエールを贈りたい。