「原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い」など―地震と原発事故情報

2012年9月1日(土) 【TMM:No1562】-5つの情報をお知らせします

                           転送歓迎
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★1.原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い
   電気料金仮払い行動(8月30日加筆)
   【電気料金仮払い実行委(準)】 槌田 敦
★2.電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
   2012年8月31日号  発行:電気代不払いプロジェクト
★3.8・31金曜官邸前抗議行動に参加して  柳田 真
   ◇参加人数のこと
   ◇週刊文春の悪意ある記事
★4.新聞・雑誌から
   規制委人事案撤回訴え
   金曜デモ 民主本部付近でも
★5.<テント日誌8/31(金)―経産省前テントひろば 356日目>
   経産省に厳重抗議を申し入れる
    金曜行動  今週も熱気に満ちて
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※「サクラ調査報告集第9集」が完成まぢか
 遅くなりましたが、『サクラと環境・原発-異変桜見つかる-環境悪化・原
発放射能か?』の第9集(カラー4頁含む53頁 頒価500円)が9月6日にできあが
る予定です。
 3・11福島第一原発放射能放出事故を受けて、サクラがどう悪い影響を受
けたか-全国からのデータと寄せられた文章をごらん下さい。
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┗■1.原発損失は株主負担だ、利用者負担は筋違い
 |  電気料金仮払い行動(8月30日加筆)
 └────【電気料金仮払い実行委(準) FAX 03-3238-0056】槌田 敦

  そもそも原発は株主総会の議決で始めた。目的は原発により儲けることだった。ところが、安全費用がかさみ、また事故を起こしてその費用の支払いも生じた。
  儲けようとして損をした以上、その損失は株主が負うべきである。これは、発電所、送電設備、配電設備など資産の売却でまかなうことになる。
  この損失を電力購入者の負担とするなどは、資本の論理の否定である。日本は、国家社会主義国でなく、資本主義国だという基本原則を貫かせよう。

  電  気  料  金  仮  払  い  行  動

1.準備:9月の料金引き上げに備えて、まず銀行自動振込を中止する
2.仮払い金額の決定:東電の引き上げ請求額から、原発損失の株主負担分を減額する。株主負担分を仮に毎月1000円(少額の場合500円でもよい)とし、それを毎月の料金支払い額から減額する。株主負担分が確定したら清算させる。
3.認可料金:認可額は最大限の金額であり、その減額を否定するものではない。たとえば鉄道運賃は各社自由に割引料金を決めている。そのうえ、東電は事実上国有だから、国が国を認可することになり、馴れ合いの金額であって無効である。
4.送金:郵便払込取扱票(赤色)の送金額を二重線で消し、株主負担分毎月○○円を減額した送金額を書き、訂正印を押し、通信欄に「原発損失は株主負担。株主負担分を仮に毎月○○円とし、(9月以後の合計額を)請求額から減額して仮払いするので、株主負担額が確定したら清算してください」と書いた紙を貼り、郵便局窓口から送金する。この時バーコード(縦線模様)は住所を示すものだから消してはいけない。
5.再送金:そのようにすると東電から減額分の再請求書が届くから、全額を支払う。しかし、通信欄で「これまでの株主負担分は、来月支払いから減額する」と予告する。
6.これまでの株主仮負担分合計が請求額を超えた場合:送金額は1円とする。通信欄に 「これまでの株主負担分の合計○○円は請求額を超えた。株主負担分が確定すれば 清算してください」と書込む。この場合も、再請求書に対する再送金では全額払う。
7.送電停止通知と再送金:最初の間は脅しだから放置してもよいが、実際に送電停止で困る人はその気配がした段階では、全額を再送金する。これを続ければ、停電されずに電気料金から株主負担分の減額を求める仮払い行動を続けることが
できる。
8.裁判-1 仮払い者が原告:「原発で発生した損失は株主が負担せよ」という裁判
  上記仮払いを続ける場合、永久に話合中だから、裁判にする必要はない
      裁判-2 東電が原告:「東電が定めた電気料金を支払え」という裁判
  再送金で毎月の請求額を全額送金しているので、裁判にはならない。
9.この行動は、デモには行けないけれど、郵便局には行ける人の抗議行動のひとつ
   「適性な料金を求める仮払い」行動だが、別に「抗議する不払い」行動もある。

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┗■2.電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
 |  2012年8月31日号 転送歓迎
  └──── 発行:電気代不払いプロジェクト

●「電気代を払わなくても、電気は止めない」東電幹部が明言

 ますます不払いをやる気になるような情報が。
 東電は、料金値上げに反発した利用者 の不払いなどに対し、「すぐに電気を止めず、説明を尽くしていく」姿勢を示している。
 以下の記事をご覧ください。

 「東電、来年に新料金体系 「不払いでも電気止めない」」

 東京電力の料金値上げの責任者である片岡和久常務執行役は27日、産経新聞のインタビューに応じ、来月からの家庭向け料金値上げに関し、利用者の負担軽減のため、節電に応じて料金を割り引く新料金体系を来年中に導入する方針を明らかにした。一方、料金値上げに反発した利用者の不払いなどに対し、「すぐに電気を止めず、説明を尽くしていく」姿勢を示した。(2012.8.27 産経新聞)
 記事の全文: http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120827/biz12082722330029-n1.htm

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発行:電気代不払いプロジェクト
情報満載のブログ: http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/
これからの不払いイベントの予定: http://tinyurl.com/6vdlygm
ツイッターアカウント: https://twitter.com/#!/fubarai
ご意見; ご感想; 体験談: toudenfubarai@gmail.com まで

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┗■3.8・31金曜官邸前抗議行動に参加して
 |  ◇参加人数のこと
 |  ◇週刊文春の悪意ある記事
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◯たんぽぽ舎は、「首都圏反原発連合(13団体)」の参加団体として、毎週金曜日の首相官邸前抗議行動に積極的に参加している。いろいろ不満な点や不十分な点もあるが「この行動の大きな意義」「長い眼で見よう」「この金曜行動を持続し、大きくしよう」という視点で活動している。
 8月31日(金)も、ボランティアの皆さんと共にビラ3500枚を用意し、17時に経産省前テントひろばで、他のメンバーと合流し、1班から5班(各4~8人)に分かれて17:30から21:00(細野内閣府特命担当大臣(原子力行政)抗議-規制委人事案反対)まで活動した。
 1班は財務省上、2班は官邸前、3班は外務省の上、4班は国会議事堂前、5班は国会図書館前(民主党本部への抗議エリア)。

◯この日の警察の規制は常識的で、このため、集会参加者の移動もスムーズに進んだ。毎回、警察はこうあってほしい。それにしても警視庁関係者によると参加者2000人という発表はひどい。(警視庁でなく、警視庁関係者という発表も何かおかしい)
 私たちの用意したビラは完全に配布できたので、それだけでも3500人になる。プラスしてビラの届かない人々も多数ゆえ、その倍以上の人数はいたと思える。

◯また、週刊文春9月6日号「反原発デモ-野田官邸にのりこんだ11人の正体」という4頁の文章もひどい内容だ。反原連たたきと悪意ある表現で、反原発の画期的な市民の自発的な行動(金曜官邸前抗議行動)をおとしいれようとしている。ミサオさんを集中的にきたない言葉で攻撃している。後日、詳しい人から反論が出されるでしょう。

◯次回の首相官邸前抗議行動は、9月7日(金)18:00から20:00です。
 ぜひ多くの人が共に参加しよう。
 (京都からのニュース:8月31日(金)京都の関西電力京都支店前での金曜行動は、700人の参加。このほか、全国各地で40ヵ所以上に広がっている)
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┗■4.新聞・雑誌から
 |  規制委人事案撤回訴え
 |  金曜デモ 民主本部付近でも
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 (2012年9月1日東京新聞より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)

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┗■5.<テント日誌8/31(金)―経産省前テントひろば 356日目>
 |  経産省に厳重抗議を申し入れる
 |   金曜行動  今週も熱気に満ちて
 └──── ( Y・T )

8月31日(金) 晴れ 時々曇り
 今日は朝から9・11に向けた発送作業でおおわらわであった。9・11テント一周年のイベント&アクション及びこれから益々多くなるだろう現地行動への参加についての案内&お願いを、これまでテントを来訪された人々に発送するための作業を、Eさんの事務所で8人程でおこなった。作業は明日もまた引き続きおこなわれる。3時半にテントに行くと、国会議員意見聴取プロジェクトの会議がおこなわれていた。4時頃先日の件について経産省に7~8人で抗議申し入れに行った。
対応に出てきたのはなんの権限も責任も負わない末端の役人であったが、
1,資源エネルギー庁や保安院などの原発事故に重大な責任を負いながら原発を推進している機関を庁内に温存しながら、管理規定でテントに勝手にてだしすることは許せないこと、
2,未明に寝込みを襲うような仕方で、名前も部署も名乗らず、責任者も明らかにしないで、あのような行為をしたことの釈明、
3,大きな鋼板を付けた鎖の設置は実に危険で、非人道的なことであり、直ちに撤去すべきこと、
4,10時頃口論となった折り、職員がたまたまテントに来た青年を突き倒した暴力行為についての謝罪。防犯カメラのの映像を見せるべきこと。
5,バナーを引きちぎり、かつ持ち去ろうとしたことの謝罪。
6,幟旗の位置等で子どもじみた嫌がらせを止めよ。
等について申し入れ書を手渡し、来週早々に企画管理室室長との会談の場を設定し、直に回答することを要求し、それを室長に伝えることを約束させた。
 ともかく、テント1周年を盛大に迎えることでもって、経産省に対するテントの態度を明確にさせていきたい。
 5時を過ぎる頃からテントの前には続々と人が集まってくる。福島県伊達市の友人が金曜行動は初めて、と言ってやってくる。さよなら原発・福井のメンバーで福井大名誉教授の方が、敦賀でおこなわれた3・11さよなら原発集会の報告集を持参してやってこられる。その他、いろいろな方が来訪される。
 6時を過ぎると経産省正門前はドラム隊を交えて大変な盛り上がりよう。
 今日は9・11への打ち合わせ等で官邸前や国会正門前に行くことはできなかったが、テント近辺では熱気が続いているのが感じられた。
結局、31日に開催された抗議集会の時間と場所は以下の通りであった。

16時       経産省直接抗議(主催:経産省前テントひろば)
17時~20時 自民党本部前抗議(主催:有志)
17時~19時 文科省前抗議(主催:福島集団疎開裁判原告団)
18時~20時  官邸前・国会議事堂前(主催:首都圏反原発連合)
18時半~19時45分 経産省別館・保安院前(主催:Foe JAPAN、フクロウの会他)
18時半~21時 経産省前(主催:火炎瓶テツさん、296デモ有志)
20時~21時 自民党本部前抗議(主催:有志)
20時15分~21時 中央合同庁舎4号館(規制委員会準備室)前
 抗議集会&ヒューマンチェーン(主催:Foe JAPAN、フクロウの会他テントも)
20時~22時  財務省上抗議(主催:福島集団疎開裁判)

このうねりを9・11テント1周年行動の大きな盛り上がりへと引き継いでいきたい。

9・11 午後1時~ プレイベント
       3時~ 「再稼働の是非」を国会議員に糺す!
               意見聴取結果発表記者会見 
       4時~ 記念集会
       6時15分~ かんしょ踊り
       7時~ 経産省包囲行動

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