東通原発―非常用電源も綱渡り/1号機放射線量急上昇?/「意図しない再臨界」/「小学校では児童を福島原発の作業をさせている」

(4月8日21時52分)

昨日の地震で、東通原発では外部電源2系統が止まったため、非常用発電機で電力を供給した。

東通原発での震度は5だが、この程度の地震で通常電源はうしなわれてしまうのか?

この点については、武田邦彦氏の<なぜ「東通原発」は非常電源が入ったか?>をご覧ください。

http://takedanet.com/2011/04/post_255b.html

ところが、TBSニュースバード(CATV)によると、<実際はおよそ1時間非常電源の供給も止まっていた。しかも非常用のディーゼル発電機は、使用できたのは一機だけ(他は点検中)。しかもこの一機も燃料漏れがあった>とのこと。まったくの綱渡りで、これではいつメルトダウンが起きても不思議ではない。

福島であれだけの事故があったのに、こんな綱渡りをしてまだ原発運転をやろうとしているか。もうまったく正気の沙汰ではありません。

(4月8日21時06分)

福島第一原発1号機の数値、放射線量急上昇し、100sv/h (100ミリではない)との情報があります。http://atmc.jp/plant/rad/

「19時に行われた保安院記者会見によると、『計器故障の可能性もあり』との発表」とのことですが、要注意です。

元資料はhttp://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110408004/20110408004-3.pdf

(4月8日16時18分)

小出裕章さんが、福島第一原発で「再臨界」が起きているのでは?と指摘されていますが、

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html

Peace Philosophy Centreが

福島第一原発の1号機(タービン建屋)に見つかった高い濃度の放射性塩素38の原因は何か?

という論文を紹介しています。
 

(4月9日12時21分)

〈ここママ〉さんが「広場」で紹介されていますが、武田邦彦氏のお話、こちらでも紹介させていただきます。

「20マイクロぐらいの値のでた小学校では児童を福島原発の作業をさせているということです。

原発 緊急情報(52) 子供の目線で http://takedanet.com/2011/04/52_a7e0.html

(4月8日11時33分)

原発30キロ圏外に高汚染地点 3カ月後も最大400倍

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104070577.html

今日になっての朝日の報道です。

この記事は、京大の今中氏らの調査結果を基にしていますが、「ちきゅう座」編集部では4日にこの調査について伝えています。

いずれにしても、原発事故がこれまでにもたらした汚染の深刻さはもはや蔽いようがなくなっています。

政府・マスコミによる『安全デマ』が、どれだけ被曝をもたらしているか。