「反原発運動の重点 野田内閣の原発推進政策に反対する」など― 地震と原発事故情報 その322

        5つの情報をお知らせします(2月6日)

  1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
 残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩

★1.反原発運動の重点 野田内閣の原発推進政策に反対する
    原発なしで電気は大丈夫、再稼働阻止、
    電気料金値上げ反対、テントを守る           柳田 真
★2.足立力也さん講演会「ドイツが脱原発を決めたワケ」
   2012年2月12日(日) 開場14時  開演14時30分
★3.<テント日誌 2/4(土)>
   穏やかな一日 新しい泊まり込みメンバー続々
   ―― 経産省前テントひろば 147日目 ――
★4.読者からイベントのおさそい
   2月18日(土)9:40開演(志木)肥田舜太郎さん講演会
★5.新聞・雑誌から
  ◇小沢一郎、原発・消費税について語る
   増税法案に造反明言、福島原発は何も収束していない
  ◇俳優の山本太郎さん 自分への怒り3・11機に
   脱原発活動振り返る手記刊行

★1.反原発運動の重点 野田内閣の原発推進政策に反対する
    原発なしで電気は大丈夫、再稼働阻止、
    電気料金値上げ反対、テントを守る           柳田 真

 2011年に続き、2012年も「原発停止-廃止」に向けて、良い条件(原発51基停止、稼働中は3基のみ)を生かして、みんなで努力しよう!

1.原発なしで電気は大丈夫!
  1月27日現在、稼働中の原発は3基となりました(全54基)。それでも電気は大丈夫です。「原発54基がないと日本の電気が不足する」というウソの神話が音を立てて崩壊です。電力会社と政府が発表するウソの数字=電力の余力を隠す=もあばかれました(1月23日毎日新聞)。「今後、原発なしで電気は足りる」と枝野経産相も認めました。

2.再稼働阻止・ヒバク労働者を激増させるな
  「原発なしで電気は大丈夫」ゆえ、いっそう原発再稼働を許してはなりません。正念場です。原発の定期検査はヒバク労働者を激増させます。「再稼働ありき」のための、ストレステストは信用できないしろもの。地震と原発の経験のないIAEAのお墨付きのゴマ化しに欺されない。2月~5月あらゆる場所で再稼働阻止の声を上げよう、周辺自治体へ働きかけよう。

3.電気料金値上げ反対
  東京電力の電気料金値上げに大反対します。この問題で、テレビ、マスコミの沈黙はおかしい。報道せよ。もともと日本の電気料金は世界でも有数の高額だ(不評)。値上げの根拠数字も怪しい。信用できない。値上げを言う前にやることが一杯ある。1月27日東京都は、コスト削減不十分として「東電値上げ待った」をかけた。
  私たちは、東京電力の電気料金値上げに大反対する。

4.経産省前テントを守る
  反原発・廃原発の拠点、経産省前テントを守ろう。テントの撤去処分に反対し、撤回を要求する。枝野経産相は、テントひろばとの話し合いに応ぜよ!

★2.「ドイツが脱原発を決めたワケ - みどりの社会のつくり方」

【日時】2012年2月12日(日) 開場14時  開演14時30分
   (14時30分~16時講演。16時30分まで質疑応答・交流など)
【講師】足立力也さん
 コスタリカ研究家・佐賀大学非常勤講師
 日本版緑の党「みどりの未来」運営委員・国際局ス ポークスパーソン2011年5月にドイツ緑の党連邦議員ジルビア・コッティング・ウールさんの案内役として被災地福島を訪れる。7月にブリスベンで開かれたオーストラリア緑の党の全国評議会に参加。
 2004年 中村敦夫率いる「みどりの会議」の比例代表候補として参議院選挙に出馬。
 著作:「丸腰国家~軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略~」
    「平和ってなんだろうー軍隊をすてた国」コスタリカから考える」
【場所】〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
   スペースたんぽぽ TEL 03-3238-9035  FAX 03-3238-0797
【主催】スペースたんぽぽ 【協力】いろりばた会議

 「ドイツが脱原発を決めたワケーみどりの社会のつくり方」
  3・11の福島第一原発事故発生直後に、いち早く「脱原発」に舵をきったドイツ。
  足立力也さんはドイツを先月訪問、廃炉を進める原発を抱えつつ再生可能エネルギー急速に普及させているバーデン・ビュルテンベルク州やネッカー・オーデンバルト郡で、エネルギーの民主化、エネルギー自治の実践を視察しました。
  また、放射線防護委員会がおかれているザルツギッターを訪れ、査収処分所の中にも入りつつ説明を受け、廃炉にするにせよ原発を推進するにせよ、絶対に避けて通れない、解けない難問――核廃棄物の最終処分問題についても見聞を深めてきました。
  ドイツで既に進められている脱原発の仕組み ――脱原発、再生可能エネルギーの推進、エネルギー効率化(省エネ)の取り組み、それらに携わる枠組みなど、最新情報をお話していただきます。
  ポイントは、「エネルギー自治」あるいは「エネルギーの民主化」です。
  それに向けた日本での課題などについても話せればと思います。
  来るべき未来の社会のあり方をご一緒に考えてみませんか。

★3.<テント日誌 2/4(土)>
   穏やかな一日 新しい泊まり込みメンバー続々
   ―― 経産省前テントひろば 147日目 ――

2月4日(土曜日)晴
 昨日のテント日誌で、武藤さんの『福島からあなたへ』の出版社名が、青木書店とあったのは、大月書店の誤りです。謹んでお詫びと訂正をさせてください。さらに、共同執筆者は、写真家の森住卓氏(カバーに、武藤さんと併記されています。後半で、ご友人の安積遊歩さんも紹介文を書かれています。ちなみに定価は、1200円+税となっています。
 昨日、手元になく、記憶違いのまま書いてしまいました。深くお詫び申し上げます。一家に、地域の図書館に無くてはならぬ歴史的名著だと思います。早速購入されようとした方には、惑わせてすみませんでした。歌手のジェロニモさんの金曜日のレポートができず、これもまたすみませんでした。後日あらためて。
 土曜日は、まったく、特記事項はないといっていいようです。Qが夜間、朴保さんのライブに出かけたおり、Fさんはじめ、新しく泊まってくださったかたがたが、欠をうめてくれました、ありがとう。一緒に参加してくれたHさんにも大感謝。
 今週、火曜日には、新党大地・真民主の鈴木宗男さんがテントひろばを訪問されるということです。福田さんからの情報です。        (Q記)

 ◇「全国からのたより」
  (メールの送り先はtentohiroba@gmail.com 地域名・性別・年齢をご記入いただければ幸いです。)

 ◎厳寒の中、重々お体を大切になさってください。倒れたらもともこもありません。
  想像するだけで頭が下がります。東電の犯罪は許せるものではありません。
 東電に「核発電」 分の電気代を支払わなくて済む運動があればいいと思ってます。東電に実質的痛打を与えない限り、東電はのさばるばかり。みんなで電気代を払わなければ、東電も倒産するしかないで しょう。家庭単位ではPPSの電気を買うことができないそうですが、東電でしか買えないと言うのはこの自由化時代に全く不都合です。こんな犯罪独占企業は倒産させるべきです。
  放射能がれきを近場で燃やされることになり、放射能汚染が不安で、干し物も干せないようになります。どうしてくれるんですか、東電は。怒り心頭。
   (女性)

 ◎T(40代、男)です。
  寒い中、感謝しきれません。
  枝野大臣の発言によると、「??電力が足りない、電気代が高くなる??」の声が強ければ、経産省、政府は原発を再稼動する考えです。
 「電力は足りる、原発は安くない」をたくさんの人の真実にしましょう

★4.読者からイベントのおさそい

 2月18日(土) 志木 肥田舜太郎さん講演会
 日時 :2012年2月18日(土)9:40~(開演)
 テーマ:子どもたちを放射能汚染から守る大切なこと。
     内部被ばくがもたらすもの
 講演者:肥田舜太郎氏
 会場 :志木市民会館大ホール
 内容 :9:40~12時 講演&質疑応答
 会費 :500円(託児代別途)
 申込み:5年後10年後子どもたちが健やかに育つ志木
    kodomosukoyakashiki@yahoo.co.jp
  ①参加者氏名(ふりがな)②参加人数(大人・子供(学年)保育希望の有無)③ご連絡先アドレス④ご連絡先お電話番号⑤お住まいの市区町村⑥事前に肥田先生に質問したい内容を明記

★5.新聞・雑誌から

 ◇小沢一郎、原発・消費税について語る
  増税法案に造反明言、福島原発は何も収束していない
                  (デーリー東北2月5日号より抜粋)

 ◇俳優の山本太郎さん 自分への怒り3・11機に
  脱原発活動振り返る手記刊行
                  (デーリー東北2月5日号より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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[編集部より]
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