2012年5月23日(水) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.大飯原発の再稼働を大衆行動で阻止しよう!
6/16(土)又は17(日)に福井・全国集会開催
原発反対福井県民会議の呼びかけに応え、全国から福井へ
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.『原発の運転再開はそもそも違法である』
規制すべき機関が任務放棄 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.新聞・雑誌から
若い人達のしっかりした投書がありました。紹介します。
---17歳高校生 Y.S (5/21東京新聞「若者の声」より
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇5/26現代史研究会
テーマ:反原爆と反原発の間 -日本マルクス主義から、なぜ高木仁三郎、
小出裕章は生まれなかったのか-
明治大学リバティタワー1011
◇6・8 中村哲医師講演会
洪水を乗り越え、農地の復興をめざす アフガン60万農民の命の水
船橋市民文化ホール
★5.テント日誌5/20(日)
―経産省前テントひろば253日目 稼働原発ゼロ15日目>
~ 一歩づつ近づく再稼働の足音の中、市民運動として根付く
「脱原発運動」とテントひろばの活動の今後 ~
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※5/24(木)19:00~原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
上映内容:◎原子力マフィアが封殺した秘蔵映像(60分)
◎秘蔵問題ドキュメンタリーを批判する御用学者の映像(30分)
◎放射性レンガが流通する映像(30分)
参加費:500円
会 場:スペースたんぽぽ
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┗■1.大飯原発の再稼働を大衆行動で阻止しよう!
│ 6/16(土)又は17(日)に福井・全国集会開催
| 原発反対福井県民会議の呼びかけに応え、全国から福井へ
└────柳田 真(たんぽぽ舎)
◎原発反対福井県民会議(中島哲演代表委員・ほか)は、5月22日(火)の常任幹事会で、関西電力大飯原発の再稼働に反対して、6月16日(土)か17日(日)のどちらかの日の午後に福井市内で福井・全国集会を開くことを決めた(近日中に16日か17日のどちらかに決まる。今、会場探し、ほか)。
◎「経産省前テントひろば」は、22日のテント運営委員会で、この全国集会に全力参加を決めた(テント日誌を参照)、低料金のバスも計画。
たんぽぽ舎もみんなに呼びかけて多数で参加したい。バスも共同で。そのためにも、前段活動として、討論決起集会の開催(共同で、6月4日(月)19時より「スペースたんぽぽ」)、多数のビラ配布、再稼働NOのハガキ(1万枚突破)の集中、寄せ書き運動などを引き続き進めます。
この1ヶ月は、原発再稼働か否か、の最大の山場だ。
福井県知事やおおい町長・政府に再稼働を決めさせないため、この1ヶ月、みんなで全力を尽くそう。
日本の運命を左右するほどの大事な時期だ。悔いのない活動をやりきろう。
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┗■2.『原発の運転再開はそもそも違法である』
│ 規制すべき機関が任務放棄、
└────山崎久隆(たんぽぽ舎)
現在、原子力規制はどうなっているのだろうか。
もはや規制当局としての体をなしていない原子力安全委員会や原子力安全・保安院と、今まさに建っている原発そのものがミスマッチ状態だ。規制すべき機関が任務放棄をし事実上機能を喪失した。違法状態になっていることを考えれば、今ある原発は全て違法に存在するといわなければならない。
原子炉等規制法第24条第4項には、原発を設置し運転する能力があることを要求しているが、今の電力会社にそれがあるかどうか、審査すべき原子力安全委員会の斑目春樹委員長自身が「指針には瑕疵があった」と述べている。これは、原子炉等規制法が要求するレベルに原発を維持できないことを意味しており、それは言い換えるならば違法状態にあることを意味する。
『第24条 第4項 原子炉施設の位置、構造及び設備が核燃料物質(使用済燃料を含む。以下同じ。)、核燃料物質によつて汚染された物(原子核分裂生成物を含む。以下同じ。)又は原子炉による災害の防止上支障がないものであること。』
地震で電源喪失をしてもろくにバックアップできず、津波にのまれればひとたまりもなく炉心損傷を起こし、挙げ句の果ては放射能放出を阻止すべき有効な手段も取れないままに単なる偶然で最悪の破局を免れたに過ぎない。
それを招いた指針や安全規制はそのままなのだから、現行の法体系においても、原発の安全性は確認できず、仮に設置許可申請が今あったとしても合格させるための基準である「指針」がもはや存在しないのだから、法的に原発が存在する根拠が無くなったといわざるを得ない。これは斑目委員長が認めたことだ。「原発が直ちに違法になるわけではない」などというのは言い訳に過ぎない。現実に原発が動くことを恐れている人々が大勢いる。市民感覚というのならば、まさしく原発の再起動を恐れる市民が圧倒的多数だ。
政治家の判断で安全が担保できるのだったらこんなに簡単なことはない。そんな空想科学小説のような話を誰が信じるというのか。政治家が出来る判断とは、安全確保が出来たと専門家が言っても、それでも万万が一を考えれば原発から撤退することだ。ドイツやスイスのように。これが政治の判断だ。逆はない。そういう判断をしない政府ならば、選挙で答えを出すだけだ。そう、フランスのように。民主主義国家とはこういう国をいう。
福島第一原発のような事故を起こしてしまった以上、仮に原発を今後も運転したいと思う人だって、それを二度と繰り返さない事が最低条件だ。そのためには指針の改定を前提とした事故の真相究明がまず行われなければならない。それがあってはじめて「次のステップ」に移ることが出来る。
現在の原発は、その存在そのものが違法であり、運転どころか安全の維持さえもおぼつかない実態にあることを皆が確認すべき段階なのだ。
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┗■3.新聞・雑誌から
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◇ 若い人達のしっかりした投書がありました。紹介します。
---17歳高校生 Y.S
(5月21日 東京新聞「若者の声」より)
原発不可欠発言に怒り
(省略しますー「ちきゅう座」編集部)
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇5月の現代史研究会
テーマ:反原爆と反原発の間 -日本マルクス主義から、なぜ高木仁三郎、
小出裕章は生まれなかったのか-
講 師:加藤哲郎(一橋大学名誉教授、早稲田大学客員教授)
日 時:5月26日(土)午後1時半~5時
参加費:1000円
会 場:明治大学リバティタワー1011(1階)
共 催:社会運動史研究会(由井格・・・03‐3480‐1392)
◇首都圏最後の講演会。ぜひどうぞ!
洪水を乗り越え、農地の復興をめざす アフガン60万農民の命の水
6・8 中村哲医師講演会
支援のご挨拶 澤地久枝さん(作家 中村哲医師と共著)
日時:2012年6月8日(金)18:00開場 19:00開演
会場:船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)
JR・東武野田線 船橋駅南口 京成電鉄 京成船橋駅東口 徒歩約7分
入場料:前売・当日とも 1000円 (大学生以下無料)
※前売券 5枚綴1組 4000円
定員:1000名(前売り券持参到着順)
問い合わせ先 TEL 047-457-6960 FAX 047-464-9069
EMAIL tsuno21@waltz.ocn.ne.jp
郵便振替:口座名 京葉生きいき会議 00130-3-616389
主催:ペシャワール会現地報告会実行委員会
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┗■5.テント日誌5/20(日)
│ ―経産省前テントひろば253日目 稼働原発ゼロ15日目>
│ ~ 一歩づつ近づく再稼働の足音の中、市民運動として根付く
│ 「脱原発運動」とテントひろばの活動の今後 ~
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この日は、代々木公園(渋谷)で開かれたデモに参加し、私用を済ませてから、20時少し前にテントに着いた。一週間前は、この時間帯のテントの外はすでに寒く、中に入っていたが、まだ数人がテントの前のパイプ椅子に座って談笑をしていた。後から来た方が、「ビアガーデンでも出したいような陽気」と仰っていたが、暑くもなく、寒くもなく、ちょうどよい気候。その後、テントの外では、22時くらいまで談笑が続いていた。
テントの中に入り、中にいらした受付担当のKさんに、昼間の状況を確認すると、16時頃に排外主義者の団体が、大勢でやって来たらしい。この日、排外主義者の団体が日比谷公園をゴールにしてデモを開催したようで、参加者がそのままテントへやって来たようだ。あらかじめ情報を得ていた警官隊が警備にあたってくれたらしいが、テントを揺らしたり、隙間からテントの中を覗き込んだりして、執拗に嫌がらせを繰り返したという事だった。「市民団体」の言論の自由は認めるが、今後は、物を壊したり、けが人が出るような様な事はやらないでもらいたい。
暫くすると、足立区で開催されたチェルノブイリ法の制定に携わられたアレクサンドル・ヴェリキンさんの講演会に参加された方が、テントに寄って下さり、講演内容について話をうかがった。ベラルーシでは、国家の強力なリーダーシップの下、国民への補償、健康への影響への配慮、生活インフラへのケアが行われ、成功しているという事であった。
「福島の人達への補償の実現」「子供達を放射能から守る」も「原発即時停止」「全ての原発を廃炉に」とともにテントひろばが掲げた重要なテーマである。テントひろばにとって、当面は「再稼働阻止」が最も重要なテーマとなると思うが、日本でもチェルノブイリ法を参考にして、「福島法(日本版チェルノブイリ法)」が制定されるよう後押しをしてもらいたい。
5月14日(月)におおい町の全体協議会が、政府が発表した大飯原発の安全性を認めてから、急遽呼び掛けて金曜日に開催された官邸前抗議集会には、1000人以上が参加していた。おそらく、初めて参加された方もたくさんいらっしゃったと思う。土曜日に参加した茅ヶ崎のデモ、この日参加した渋谷のデモは、いつも以上に沿道にいらした皆さんが手を振って下さり、茅ヶ崎では、「ありがとう」という嬉しい声援も送っていただいた。渋谷のデモはスタート時点では、いつもと比べてあまり人数が多く無いという印象を受けたが、最後まで参加された方に話を聞くと、途中から多くの人が加わり、デモの最後には最終的に倍くらいの人数になっていたという事だった。この週末に参加した「脱原発」の抗議集会、デモでは、自ら行動を起こされる方、我々の主張に共感して、応援して下さる方が着実に増えていると言う印象を受けた。
これから、原発の再稼働を巡り、現地と東京の攻防が激しくなる事が想定されるが、我々が掲げた「原発の即時停止」「全ての原発を廃炉に」「福島の人達への補償の実現」「子供達を放射能から守る」という目標が実現出来るよう、市民の民主的な運動として、テントひろばの特性を生かしながら、活動していきたいと思う。(Toku-san)
月曜の朝 長野から来た方と座り込んで死刑囚の再審請求の話などをしていると、立ち止まって金環日食を眺める女性、専用メガネを見せ、まずメガネで下を見た後太陽を眺めるように教えてメガネを置いて足早に出勤される。私もテントで用意した専用メガネを取り出して眺めるが雲がかかってくっきりは観えない。通りがかりの方にもメガネをお貸しする。満足した男性は頑張ってくださいと言い残して足早に立ち去る。何度も観ていると丸い太陽の前に月影が右上から左下に移動していく。危険な原発は止めて太陽エネルギーをもっと上手に活用したい。
8時過ぎには、男性が記名して関電の株主総会のことを尋ねる。経産省のMさんがいつものチェックをし、さらに前日の招かれざる客来訪の様子を聞かれる。
今週も、原子力委員会、原子力安全委員会(臨時会議)、保安院の意見聴取会等の傍聴行動の予定ががビッシリ。(K.M)
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【編集部より】
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