2012年6月18日(月) 地震と原発事故情報【TMM:No1490】-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.大飯原発再稼働に反対、福井市で大集会-6月17日
2200人以上参加、東京からバス6台とプラスの人々
<いのちが大事 今なぜ再稼働?ふくいでつながろう・パート2>
★2.フランスから、日本の民主党国会議員へ働きかけて
パリにある「脱原発パリグループ」に参加して活動中
辻 俊子(フランス在住)
★3.6/20池田こみちさん講演会「災害廃棄物広域処理の本質的課題」
~「原子力ムラ」同様の隠蔽と情報操作の罠~
★4.「再稼働ありきの茶番」
脱原発首長ら抗議
★5.たんぽぽ舎より、訂正と補強があります
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┗■1.大飯原発再稼働に反対、福井市で大集会-6月17日
| 2200人以上参加、東京からバス6台とプラスの人々
| <いのちが大事 今なぜ再稼働?ふくいでつながろう・パート2>
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○野田政府は無責任にも、「安全」が保証されていない大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた。停電の脅しと経済を理由に。これに抗議して、福井を中心に全国の市民グループが“いのちが大事”を中心に、福井市の県庁近くの中央公園で反対・撤回せよ集会を開き、2200人(主催者発表)以上があつまりました。(「経産省前テントひろば」のFさんが数えたらおよそ2800人。3000人定員の日比谷野音よりやや広い会場に9割入っていたので、数える人によって、差が出たもよう。ちなみに6月3日の緊急集会は540人)
なお、東京圏からは「経産省前テントひろば」の呼びかけでバス6台(250人)プラス新幹線組、福島県からの参加者、愛媛県伊方原発反対の人々ら約300人が、午前中、福井福祉会館で交流集会を開いて後、中央公園の集会へ合流しました。
○当日は、熱気にあふれたとても良い内容の集会でした。取材のマスコミ関係者からもとてもエネルギッシュな集会だと評価されていたとのことです。
例えば、1分アピールが続々と85人にも及び、反対運動の層の厚さ、全国的なひろがりを示しました。
私たち、東京圏もその一翼をにないました。ドジョー内閣が理不尽な決定をしても、反対-撤回せよの民意はめげていない、勢いを失っていない、ますます再稼働に反対して広がり高まることが予感されました。
○デモでは、首都圏反原発連合のドラム隊が大きな注目を浴びて、盛り上がっていました。東京新聞6月18日(月)の社会面(23面)では、大きな写真と4段見出しで6・17大飯再稼働反対集会の内容・参加者の声が報道されています。原発NO!、再稼働NO!、電気料金値上げNO!、の横断幕も写っています。
(次号以降で参加者からの報告、午前中の交流集会の中味などを報告します)
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┗■2.フランスから、日本の民主党国会議員へ働きかけて
| パリにある「脱原発パリグループ」に参加して活動中
└──── 辻 俊子(フランス在住)
たんぽぽ舎御中 初めてご連絡します。フランス在住の辻俊子と申します。
民主党衆議院議員のリストへ再稼動反対のメールを送った所、下記の返答が来ました。
私からは「脱原発であるならば、すぐ行動に移すべきで、まずは野田首相への申請に署名する事から始め下さい」と返信しておきましたが、たんぽぽ舎でも議員達からの返事を集計しているとの事でしたのでご参考になればと思い転送します。宜しくお願い致します。
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辻さん、活動ご苦労様です
今回署名をしなかったこと、私なりの判断です。どうかご理解ください。
私は脱原発を目指し活動していますが、
しかし一方で、私たち脱原発派は今夏が迫るまでに、代替案を作り上げることができませんでした。関西15%不足に対する代替案です。
それは電力各社が発電技術を一手に握り、情報の公開についても主導権を握っている状態をこの一年で改革できなかったことにも原因がありますが、私たち脱原発派ができたことは経産省の電力見通しを検討する委員会や事故調査委員会に、脱原発論者を入れ込み、検討をさせることまででした。
その結果、関西電力の需給見通しを15%にまで減らせたのは一定の成果でしたが、それでも15%の溝は埋まらな かったのです。
であれば現実を受けとめなくてはなりません。
私は今後も脱原発にむけ自然エネルギーの立地を増やし、電力改革を実現するための活動は続けていきます。ただ、私は関西の議員として、再稼働に6週間かかると言われる今の時期に「慎重に判断を」という署名に応じるのは責任感にかけると考えました。(私も恫喝にやられたのかもしれませんが・・・)
ともかく、電力再編、情報公開、市場再構築、だと思います。
※ちなみに私は「脱原発ロードマップを考える会」のメンバーです。
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そうだ! ケンタがいるじゃないか。
衆議院議員 泉ケンタ 事務所(民主党京都府第3区総支部)
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《続報》
先週の金曜にはパリ在住の日本人有志で、添付の野田首相宛ての抗議文を在仏日本大使館に提出しました。
首相の再稼動決定のニュースにがっかりしたのは確かですが、その後反対運動はこれからだとの新たな決意を私達はしていますし、日本で健闘されている方々も同様だと思います。
私達はパリにある「脱原発パリグループ」に参加し、日本とフランスと両方の反原発を目指しています。お互いがんばりましょう!
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┗■3.6/20池田こみちさん講演会「災害廃棄物広域処理の本質的課題」
| ~「原子力ムラ」同様の隠蔽と情報操作の罠~ 参加歓迎
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日 時:2012年6月20日(水)19:00(開場18:30)~ 21:00
場 所:千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F スペースたんぽぽ
参加費:1000円
お 話:池田こみちさん(環境総合研究所)
原発問題の中でも放射能汚染や被災地支援など問題が複雑に絡み合っているように見える災害瓦礫広域処理問題。この問題を「災害瓦礫の問題は放射能汚染の拡散がもっとも危惧されているが、代替案や開かれた議論もなく国から『要請』されることこそが問題である」として広域処理の本質的問題点を分析。
環境問題を専門としてきた池田こみちさんならではの切り口で、災害瓦礫広域処理の本質に迫ります。皆様、どうぞお越し下さい。
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┗■4.「再稼働ありきの茶番」
| 脱原発首長ら抗議
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(6/18東京新聞より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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┗■5.たんぽぽ舎より、訂正と補強があります
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1.6/16発信の【TMM:No1488】■1.「3つの行動の案内…おおい町、
福井市内、野田総理の地元・船橋市」の3つめ、
「6/17船橋駅前 野田総理への怒りのアピール」の主催は、
【「原発さよなら千葉」永野勇】と記載しましたが、
正しくは、「首都圏反原発連合有志」です。
関係者の皆さまにご迷惑をおかけ致しました。
おわびして、訂正致します。
2. 6/16発信の【TMM:No1489】■3.「東京湾の原子炉は2基稼働している」
の文章ですが、下記の文言が足りませんでした。補強致します。
「この原稿は、約20日前に書いた原稿ですが掲載致します。」
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