2012年7月27日(金) 【TMM:No1531】-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東電の需給状況速報 東電が詳細データを公表しない本当の理由
–既に原発なしで一年中やっていける(山崎久隆)
★2.野田首相の原発再稼動演説に電力業界から称賛の嵐(月刊[選択]7月号)
★3.8月25日(土)・26日(日)、~広がれ!市民と議員の輪~ 市民と自治体
議員のシンポジウム 東海第二廃炉にGO!(反原発自治体議員・市民連盟)
★4.<テント日誌7/25(水)―経産前省テントひろば318日目>
テントに風鈴 気持ちの上でも涼を感じたい
規制委人事案にNO!原子力ムラから選ぶな!(M/O)
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◇7月29日(日)『7.29脱原発 国会大包囲』
☆集会:15:30~16:30 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
☆デモ出発:16:00ごろ ☆国会包囲:19:00~
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も構成団体です)
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┗■1.2012年、東電の需給状況速報
│ 東電が詳細データを公表しない本当の理由=設備は余っているし、
│ 既に原発なしで一年中やっていけること。
└────(山崎久隆)
7月3日は関東地域で真夏日になった。2010年当時ならば東電管内の電力消費量は、4500万キロワット程度には増えるはずだったが、4000万キロワットにも届かない3974万キロワットだった。(翌日には4000万kwを超えている)
大幅な節電をしたのかと思われがちだが、町からはそこまでの節電話しは聞こえてこない。
昨年夏の最大ピーク時には、2010年との比較で1000万キロワットも最大電力が減っている。6000万キロワットが5000万キロワットにまで下がった。比率にすれば18%以上減。この内訳はどうだったのか。ところが東京電力は需要家別電力消費量のリアルタイムデータを公表していない。つまり、「家庭」「一般事業所」「大口需要家」「工場等」などと、それぞれの使用電力が即時には、わからないのである。
これでは家庭でどのくらい、店舗でどのくらい、工場でどのくらい、といった節電ないしは電力消費量の比較が出来ないので、どこが使っている、使っていないがわからない。その結果、例えば今年夏の節電要請が、どこをターゲットに、どのくらいの削減をしなければならないかが不明なのだ。
それぞれに対する節電目標も違って良いはずなのに一律15%などというから、かなりおかしな議論になっていく。
このような詳細データを東電は持っていないという。持っていないならば保有するための方法を考えるべきだろう。綱渡りで電力供給をしているかのごとく言う電力会社とは思えない。同じことは関西電力にも言える。
もっとも、データを公表すれば設備が余っていることや、企業の節電ないしは「適電」の取り組みが功を奏して、既に原発無しで通年、やっていける状態になったことを知られないためなのだろうと思う。
◇東電2012、’10年に比べて予測値から約18%減、原発なしで電気は大丈夫
今年の夏の東電需給関係を速報する。
関電については大飯再稼働が無ければ電力需給に影響があるとする、国と一体化した攻撃に対抗するためにも必要な分析なのだが、過去のデータを十分保有していないため手に余るので見送る。
東電については分析できる程度のデータと、過去の東電交渉の積み重ねもあるので、以下に分析してみる。
既に7月も半分過ぎ、今年夏の傾向を知るには十分だ。
なお、以下のデータは各年ごとの「日ピーク」と「日最高気温等」のデータに基づいたものであり、また「気温補正値」については2010年の使用電力ピークのデータを元にプログラムを作り、2012年及び2011年の気温等の気象データ(東京のデータ)から導き出した。つまり2010年なみに2012年と2011年にも電力を使ったと仮定した数値をそれぞれの年の気温補正値として、それとの差を見て節電効果や消費動向を分析しているわけだ。
7月も半ば過ぎで、全体を通じての電力消費は過去最大だったとされる2010年に比べて予測値から約18%減である。
昨年の7月上旬は、まさに危機的との宣伝行き届き、2010年度比マイナス20%強と、大幅な節電を行った年だが、その夏の気温補正値に比べてさえ今年の実績値はプラス約4%程度だ。(単純な引き算ではなく積算の率で比較しているので20%-18%にはならない)
ここまでは、ほぼ十分な水準の消費削減になっていると言えるだろう。東京の最高気温が摂氏30度を超えていても、実績は4100~4200万kw程度に止まっている。
土日には2010年の気温補正値との比較削減量はおおむね300~400万kwで、平日はおおむね700~800万kwである。ちょうど柏崎刈羽原発分(全7基で821万kw)をまるまる削減している計算になる。
平日で最も気温が高くなった、17日と18日では、さすがに電力も最高水準に達したが、それでも4892(17日)、4747(18日)万kwである。もし2010年であれば5700万kwから5300万kwには達したであろう。
さて、このデータで一つ大きな特徴が見つかった。それは、平日の削減率よりも土日休のそれが遙かに大きいことだ。
7月4日から7月6日までの平日は、昨年よりもピークは増えているのに、7月7日と8日は逆に去年よりも100万kw以上も減った。次の週にはそれがさらに顕著になる。三連休中の最初の土日、つまり14日と15日は837万kwと380万kwも減った。しかし休み明けの17日と18日はそれぞれ178万kwと398万kw増えている。
このシーソーの原因は、平日休業休日操業をやめた企業が多かったからだと思われる。その影響がおおむね100~300万kw程度のピークシフトに相当することがわかった。
東電は昨年の節電について、おおむね600万kwは「定着した節電」としている。しかし実際にはもっと大きい。800万kw程度はあるとみて良い。さらに休日シフトを行えば200万kw程度のピークカットは可能であることが分かった。
トータルで2010年ピーク時から1000万kwを引き下げることは出来ることになる。これはピーク時に6000万kwから5000kwへの削減という意味になる。
これに供給予備力10%を加えても、東電は5500万kwの設備を用意すれば供給面には問題はなくなったと言えるだろう。
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┗■2.野田首相の原発再稼動演説に電力業界から称賛の嵐
└────(月刊「選択」7月号)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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┗■3.8月25日(土)・26日(日)、~広がれ!市民と議員の輪~
│ 市民と自治体議員のシンポジウム 東海第二廃炉にGO!
└────(反原発自治体議員・市民連盟)
日時 8月25日(土)・26日(日)
場所 白方コミュニティセンター 多目的ホール
茨城県那珂郡東海村白方2077 電話 029-287-3534
参加費 500円(学生無料)
主催 8.25シンポジウム実行委員会、反原発自治体議員・市民連盟
連絡先・問い合わせ
kiramekuhoshikuzu@gmail.com、029-282-3619(相沢)
実行委員会HP http://825tokai.jimdo.com/
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茨城県内で議会が東海第二原発の廃炉を求める意見書を可決しているのは(趣旨採択の1自治体を含めて)17自治体あり(7/10現在)継続審議になっている自治体もあります。このような動きは知事の判断を大きく廃炉に近づけることができます。過酷事故に陥った場合、直接的影響を受けるのは千葉県、東京都など関東近県に及びます。
1日目は すでに廃炉意見書を可決した10の市町村から自治体議員や市民をパネラーにお迎えして、さらに廃炉意見書の輪を広げていくにはどうしたら良いか討論し、経験談などをお聞きします。
2日目は 県外の再稼動阻止の動きや福島から避難している方のお話を伺い、これからの未来について考えてみませんか?
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┗■4.<テント日誌7/25(水)―経産前省テントひろば318日目>
│ テントに風鈴 気持ちの上でも涼を感じたい
│ 規制委人事案にNO!原子力ムラから選ぶな!
└────(M/O)
7月25日(水) 晴れ
真夏日や熱帯夜という言葉が登場することになった。
風でもあれば過ごしやすいのだが、風もないと蒸し暑い。テントの中は何も冷房設備がないのだから、テントを捲りあげて風通しをよくするしかない。それでも、テントの外はまだ凌ぎやすい。この間、テレビを見ていたら全国の風鈴市を報じていた。様々の風鈴があって楽しかったが、機会あれば買ってきてテントにも飾りたいと思った。誰か気が付いたら風鈴を届けて欲しい。第二テント《とつきとおかアクション中心のテント》にはどんな風鈴が似合うのか。そんな想像をしてみるだけで楽しい。
昨日はテント全体会議もあったが、テントの泊りの当番の関係もあって、テントに居たが原子力規制委員会人事案に異議を申し立てる緊急院内集会から佐藤幸子さんがよられ様子を報告していただいた。
原子力規制委員会の発足にあたり、その委員に原子力ムラのメンバーは外せというのが国民の声である。福島第一原発の事故後の対応に原子力ムラの面々が専門家として役に立たなかったことは周知の事実である。それ以上に無責任であり再稼働の推進母体でもあった。原子力行政の主導し、政治家は判子を押すだけという悪しき日本の政治の典型を象徴する存在でもある。
福島第一原発の事故が起こるまでは原子力ムラの存在を多くの人は知らず、その奥の院というべき存在が原子力行政を牛耳るものであることは知らなかった。それは致し方のなかったことかもしれないが、重ねて言うが原子力規制委員の委員に選ばれることは許されないことだ。佐藤さんは院内集会に参加した金子勝さんは呆れて、これは原発をゼロにするための人選かと皮肉を込めて語っていたと伝えていた。人事案の段階から異議申し立てをし、不断の監視をし、閉鎖化しやすい機関を開かせる闘いが必要だ。
かつてといつてもわずかかばかり前だが政権交代時に民主党の官僚主導政治の転換というのはどこに行ったのだろう。官僚を使うのはいいが、それに使われていることが目に余る。消費増税しかり、原発再稼働しかり、オスプレイ配備もしかり。何の見識も構想も持たない政治家や政党は政争に足を取られている間に官僚主導政治は復活し体制を固めている。
原子力規制委員会の人事が原子力ムラの面々に占められる事態には反対したい。今週の金曜日の6時からの首相官邸前行動は人事案に反対するももとしてある。多くの参加をして欲しい。
冬場は寒くて夜はテントに籠るような状態だった。いつも、夜は終電車近くまで議は盛り上がった。今も夜のテントは結構議論が盛んであるが、それでも暑さもあって少し様子は違う。テントには三度目という若い人とかなり遅くまで話し込んだ。あれこれ話が弾んで遅い時間になった。電車の時間を心配したら自転車だから大丈夫とのことだった。そういえば昼夜を問わず自転車でテントを訪れる人は増えている。自転車の愛好者のみなさん、少し足を延ばしてテントを訪れたらどうだろうか。年配の人は家族が心配するだろうからやめたほうがいいだろうと思うが。帰りが心配だから酒は進められないが楽しい議論は保証できる。(M/O)
★7月29日(日)一票一揆 女が変える!政治もくらしも原発も
14時 日比谷公園かもめ広場 女達のアピール/かんしょ踊り
15時半 日比谷公園大集会へ合流 、 16時半 デモ出発
★7月29日(日) 国会大包囲 キャンドルナイト 19時
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【編集部より】
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