7つの情報をお知らせします(8月11日)
★1.「スペースたんぽぽ」8月学習会のお誘い-参加歓迎
★2.核燃料サイクルの中止を求めるメッセージ・緊急のお願い
…ピースサイクルから
★3.花伝社の新刊書 2冊の紹介
★4.「情報公開怠り、住民ら被曝か」米紙、日本政府批判
★5.福島第二原発も一部電源喪失-危なかった原発
「数千人、人海戦術で回避」危機一髪
★6.「原発やらせ」は38年前 初の公聴会から
おこなわれていた-シンポで告発
福島・楢葉町の傍聴希望者・住民の倍以上、指定陳述人の6割賛成派
★7.原発やめようニュース・2号が発行
反原発自治体議員・市民連盟の機関紙
★1.「スペースたんぽぽ」8月学習会のお誘い-参加歓迎
◇1 初めて又は2~3回程デモに参加した人をサポートする学習会
放射能と原発の基礎知識、デモ参加の感想、心得・今後等を話し合う。
・日 時:8月16日(火)18:30開場、19:00開会、21:00まで
・お 話:園 良太(東電前アクション)
原田裕史(たんぽぽ舎)
柳田 真(たんぽぽ舎)
・参加費:500円
3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発事故を契機に反原発の集会やデモに参加した人のかなりが、初めて又は2~3回程の集会・デモの経験者だと思います。そんな人たちを対象に原発や放射能についての基礎知識、自分でデモを行いたいけどどうすればいいの、そんな反原発運動のサポートをデモ参加者の感想を交えながら学び合いましょう。
◇2 ストレステストはいんちきだ!8/18学習会
・日 時:8月18日(木)18:30開場、19:00開会、21:00まで
・講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎)
真下俊樹(欧州の核に詳しい)
・資料代:500円(1部のちらしに記入された1,000円は間違いでした)
玄海原発の再稼働を目前にして突如菅首相自らが打ち出した全原発のストレステスト。福島原発の事故を「教訓」に急遽欧州各国が行ったストレステストなるもの「参考」にしながら行うとしたストレステストなるものが如何にインチキなものか、―そもそも各電力会社が行ったストレステストの精査を行う保安院自らが、原発推進の為に「やらせ」を各電力会社に指導したことからして、テスト内容の如何に係らず全く信用できない事は既に明らかだが―欧州各国の原発事情に詳しい真下氏を交え、原発再稼働に向けた単なる儀式に過ぎないことを徹底的に暴き出します。
9/11の経産省包囲人間のくさり行動の一環、前段の学習会です。
★2.核燃料サイクルの中止を求めるメッセージ・緊急のお願い
…ピースサイクルから
●2011六ヶ所ピースサイクル3つの申し入れ先とメッセージ案3月11日に起きた東日本大震災によって、2万人を超えるとみられる死者と行方不明者を出し、今尚数十万人の避難者が想像を絶する困難な中で避難生活を余儀なくされています。今、日本は、大地震による大津波、福島第一原発における原発震災によって未曾有の危機に遭遇しています。
政治の大混乱と展望の見えない中でも、全国各地はもとより世界中から被災者支援の行動と脱原発の行動が広がりだしています。『毎日新聞』(8/2社説)では、「危険な原発から廃炉に、核燃料サイクル幕引きを」と提起しています。8月20~22日にかけて取り組まれる2011六ヶ所ピースサイクルでは、3つの申し入れ先で核燃料サイクルの中止を求める行動をします。この申し入れと質疑の際に、多くの市民からの寄せられたピースメセージを各組織に提出します。創意工夫されたメッセージをお願いします。
締め切りは、8月17日。宛先は、1ヶ所ずつにしてください。
メールかFAXでお願いします。
ピースメッセージ提出先
◆六ヶ所村村長 古川健治様
◆日本原燃(株)社長 川井吉彦様
◆青森県知事 三村申吾様
甚大な原発震災を反省し、核燃料サイクルの中止を!
(六ヶ所村村長宛要請項目)
1. 核燃料サイクルと共栄共存はできないことがはっきりした現在、核燃料サイクルに頼る村政を改めてください。
2. 操業延期をくり返す危険極まりない再処理工場の再試験をさせないでください。
3.国の安全基準は崩壊し、放射能汚染の被害が広範囲に及ぼすことを証明しましました。六ヶ所村は事故の責任を政府や県に転嫁できない立場であることを肝に銘じ、活断層への危惧、住民の安全と生活を守る新たな防災計画を独自で作成してください。
(原燃本社宛要請項目)
1. 核燃料サイクルは破綻しました。速やかに核燃料サイクルの要・再処理 工場を閉鎖し、事業から撤退してください。
2. 福島第1原発の大事故は人災であり、原子力安全委員会および原子力保安院の企業優先姿勢が事故を招いたことは明らかです。大陸棚外縁断層、出土西方断層の調査をすでに危険だと指摘している学者・専門家と共同の調査を行い、国民にその結果を情報公開してください。
(青森県知事宛要請項目)
1.大間原発の建設を即時に中止してください。
2.むつ市の使用済み燃料中間貯蔵所を閉鎖してください。
3.六ヶ所再処理工場をこのまま閉鎖してください。
4.東通原発を直ちに停止し、廃炉にしてください。
5.政府の安全基準は崩壊し、人類と核は共存できないことが証明されました。
貴県は原子力関係の交付金などに依存しない予算編成を作ってください。
6.県民の安全を担保するために、新たな防災計画を作成してください。
7.貴県は核燃料サイクルをやめることを政府に提言し、安全な食料の供給拠
点、自然の美しい観光拠点に立脚してください。
▼メッセージの最後に、あなたの住所(都道府県・市町村)と氏名を記載ください。
●2011六ヶ所ピースサイクル宛の連絡先
千葉県松戸市松戸1879-24ほくとビル5F T&F 047-360-6064
メールアドレス shinji-1000party@msj.biglobe.ne.jp
担当者…吉野信次
★3.花伝社の新刊書 2冊の紹介
イ.『原発マフィア』 船瀬俊介 著
日本を滅ぼすのは誰だ?
原発即廃止論!-日本列島になぜ54基の“戦略核地雷”が設置されたのか?
この国を支配する原発マフィアの全貌-悪魔の所業を暴く
日本は自然エネルギー大国!だいじょうぶ!
こんなにあるポスト原発の選択肢
目次
第一章 地震列島に原発の狂気! A級戦犯、中曽根康弘・正力松太郎
第二章 ウソで固めた原発“安全”神話
第三章 情報は「出さない」「答えない」
第四章 原発マフィアの巣窟“原子力ムラ”の腐臭
第五章 日本抹殺? 原発マフィア、真の狙いは……
第六章 日本は世界に冠たる「自然エネルギー大国」だ
2011年7月刊 2100円(税込み)
ロ.『水俣の教訓を福島へ-水俣病と原爆症の経験をふまえて』
原爆症認定訴訟熊本弁護団 編著
誰が、どこまで「ヒバクシャ」なのか?
内部被曝も含めて、責任ある調査を!
長年の経験で蓄積したミナマタの教訓を
いまこそ、フクシマに生かせ!
◎ 過少評価できない放射線の内部被曝 琉球大学名誉教授 矢ヶ崎克馬
◎ フクシマとミナマタをつなぐもの
熊本日日新聞論説委員・編集委員 山口和也
◎ プロジェクト04で明かになったこと 平和クリニック院長 牟田喜雄
◎ メチル水銀の長期低濃度汚染について 協立クリニック院長 高岡 滋
◎ ミナマタの教訓を福島にどう生かすか 元熊本学園大学教授 原田正純
◎ ノーモア・ヒバクシャ
熊本県原爆被害者団体協議会事務局長 中山高光
◎ 原発事故にミナマタの教訓を生かす 水俣病不知火患者会会長 大石利生
◎ フクシマにミナマタの教訓をどう生かすか
ノーモア・ミナマタ国賠訴訟弁護団団長 園田昭人
2011年8月刊 1050円(税込み)
上記2冊の書籍は、たんぽぽ舎でも取り扱っています
★4.「情報公開怠り、住民ら被曝か」
米紙、日本政府批判
東京電力福島第一原発の事故をめぐり、米ニューヨーク・タイムズ紙は9日付紙面で、日本政府が緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)のデータを事故直後に公表することを怠ったために、福島県浪江町など原発周辺自治体の住民らが被曝している可能性が高いと伝えた。
長文の記事は、菅政権との対立で4月に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘・東大大学院教授が、事故直後にSPEEDIのデータ公表を政府に進言したが、避難コストがかさむことを恐れた政府が公表を避けたと指摘。「原発事故の規模や健康被害のリスクを過小評価しようとする政府に対し、社会の怒りが増大している」と論評した。
そのほか、原子炉のメルトダウンを裏付けるデータ公表の遅れや、校庭での放射性物質の基準値をめぐるぶれなども問題視した。(8/10朝日新聞より抜粋)
★5.福島第二原発も一部電源喪失-危なかった原発
「数千人、人海戦術で回避」危機一髪
東日本大震災発生後の津波で、福島第二原発の原子炉を冷やす機能の一部が三日間失われていたことが10日、東京電力が公表した資料などで分かった。核燃料の過熱で原子炉格納容器が損傷する恐れもあり、増田尚宏所長は国の事故調査・検証委員会の調査に「人海戦術でかろうじて対応できた。人手が足りなければ無理だった。危機一髪だった」と説明。福島第二も危機的な状況に陥っていたことが浮かんだ。
震災直後3日間の原発危機
国の事故調関係者によると、増田所長はヒアリングで、トラックで運んだ仮設ケーブルが重すぎて降ろせず、新たに重機を手配するなどの混乱があったと説明。少しずれて土曜日や夜中に起きていたら、とても収束できなかった」と話している。(8/11東京新聞より抜粋)
★6.「原発やらせ」は38年前 初の公聴会から
おこなわれていた-シンポで告発
福島・楢葉町の傍聴希望者・住民の倍以上、指定陳述人の6割賛成派
証拠隠滅の暴露にまで発展した九州電力の“やらせ”メール問題。そうした“やらせ”は38年前、全国で初めて国が主催した原発公聴会で、すでに始まっていたという。福島現地で反原発を訴えてきた市民の一人が9日、全国の原発の運転差し止めを求める「脱原発弁護団全国連絡会」主催のシンポジウムで告発した。
この日、早川住職は「やらせの原点」を告発した。国が1973年9月、全国で初めて楢葉町で開いた福島第二原発の建設をめぐる公聴会だ。
町民の署名運動で実現し、陳述・傍聴の希望は公募制。応募者から原子力委員 会が指定した陳述人42人のうち、27人が賛成派だった。
「傍聴希望者は16158人で、当時の町人口の倍以上。東京電力が原発労働者に手を回して応募させたと聞いた」と早川住職は話す。
河川などの淡水の漁業者は「川の大半が汚染され、漁協の売上げが激減した。東電は抗議するまで説明に来ず、7月になってようやく担当者が来たと思ったら工程表の説明だけ。一刻も早く補償を」と訴えた。(8/11東京新聞より抜粋)
★7.原発やめようニュース・2号が発行
反原発自治体議員・市民連盟の機関紙
主な内容
1面:世界一危険な浜岡原発を廃炉へ
(7月16・17日行動の報告)
2面:当面の行動計画 3つの方針
(意見書。測定機購入。PPSの活用)
3面:水道橋インフォメーション
(10の短文・鋭い批評)
4面:9月11日と9月19日の全国反原発行動、
DVD6本の紹介
☆入手希望の方は、反原発自治体議員・市民連盟へ(会員募集中)
連絡・問い合わせ先
住 所:東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎内
TELとFAX:03-5211-7199
※市民のご参加お待ちしています。できることがたくさんあります。
運動を広げてゆきましょう。
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