「海江田大臣&与謝野大臣の事務所に原発再開を許さない抗議申し入れ!」など―地震と原発事故情報 その98 

  3つの情報をお知らせします(6月18日)

  ★1.『本当に電力危機は来るのか?-実は電気は足りている。
自家発電6000万キロワット。
「燃料代で毎月1000円増」は起こらない。
6月21日講演会のお誘い』
  ★2.『海江田大臣&与謝野大臣の事務所に
  原発再開を許さない抗議申し入れ!』
  ★3.『樋口健二さん2回連続講座(7/9,7/24)のご案内』

★1.本当に電力危機は来るのか?-実は電気は足りている。
自家発電6000万キロワット。
「燃料代で毎月1000円増」は起こらない。
6月21日講演会のお誘い
                          山崎久隆

        6月21日(火)講演会のお誘い

  ★山崎久隆さん『今夏の電気は足りている!』
          電力不足キャンペーンのカラクリ・ゴマ化しを斬る
          原発推進側のデータをもとに説明します。
ちきゅう座』ではhttps://chikyuza.net/archives/10873で掲載しました。

  ★横関彩子さん『ふつうの主婦が放射能を測定した』

 日時:6月21日(火)19:00~21:00  資料代:1000円
 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 主催:「スペースたんぽぽ」

★2.「海江田大臣&与謝野大臣の事務所に原発再開を許さない抗議申し入れ!」

 6月18日、小雨の中約50人で海江田万里経済産業大臣と与謝野薫経済財政政策担当大臣の事務所に抗議申し入れ書を渡しに行きました。原発停止が相次ぐ中、それに逆行するかのように海江田大臣が『各地の原発は津波への安全対策をとっており、再稼働は問題ないと認識している。なるべく早く地元の理解を得て再稼働させるために国が責任を持って勧めたい。』と発言したことに抗議するためです。また、彼の事務所のすぐ近くに「原発事故は天災だから仕方ない」などと発言した与謝野大臣の事務所もあるためです。
 小雨の中、JR四ッ谷駅前に約50人が集合。道行く人に1時間アピールしながらチラシを配り、最後は何と浜岡原発停止訴訟団の弁護士の方が合流し、熱いアピール! そして道を歩いて四谷三丁目にある海江田事務所へ。何度電話しても海江田は出ず、警察が何の法的根拠も無く厳重に入口を封鎖し入れさせません。「大臣から頼まれた」と言っており、市民の声を聞く気が全くありません。それでも交渉の末、2人でビル内に入り、ポストに申し入れ文とみんなで書いた抗議の寄せ書きを投函し、みんなで抗議のシュプレヒコール。
 そして同じ新宿通り沿いにある与謝野事務所にも向かいます。アポイントは取っていました。しかしまたも警察が入口を封鎖。そこで何人かで事務所に行くも、アポを取ったのに本人はいませんでした。そこでポストへ投函し、最後に彼らの選挙区である近くのマンションへチラシを渡して回りました。海江田さん、与謝野さん、原発再開は許さないよ!

詳細な報告、東電前アクションのこれからの予定はブログをぜひ!
   http://toudenmaeaction.blogspot.com/

★3.樋口健二さん『被曝者列島・公害列島 日本』
   2回連続講座(7/9,7/24)のご案内

 収拾のつかない福島第一原発事故。際限なく増え続ける被曝労働。原発下請け労働者や公害被害者などに寄り添い、その差別構造を告発し続ける樋口健二さんのお話を聞いて、社会的弱者に矛盾をしわ寄せする日本社会について考える。「労働者たちを使い捨てる原発社会に未来のないのは必然的である」と樋口さんは言い切る。

第1回7月9日(土)午後2時~5時(1時半開場)
●「被曝労働は巨大原子力産業のアキレス腱」
 平時でも労働者の被曝なしには成り立たない原発。あってはならない存在ではないか。すでに日本の被曝労働者は約50万人。被曝問題がアキレス腱だからこそ、多重下請け構造の下、被曝労働者の存在は闇から闇に葬られてきたのだ。

第2回7月24日(日)午後2時~5時(1時半開場)
●「なかったことにされた被曝、労働災害、公害、環境破壊」
 労働者や住民の命を削り、それをなかったことにしてきた日本社会の構造的差別について問い直す。樋口さんの長年の取材に基づく被曝問題、公害問題などを歴史的にたどりながら、今後、私たちはどのような社会をめざすのかを考える。

          ※樋口健二さんの紹介
報道写真家。四日市喘息をはじめとする公害や原発被曝労働等の取材で知られる。日本写真芸術専門学校副校長、日本ジャーナリスト専門学校客員講師、日本写真家協会会員、世界核写真家ギルド会員。
著書:『闇に消される原発被曝者』八月書館、『これが原発だ カメラがとらえた被曝者(岩波ジュニア新書)』岩波書店、『日本破壊列島1970-1990』三一書房、『はじまりの場所 日本の沸点』こぶし書房、『環境破壊の衝撃1966-2007 (新風舎文庫)』新風舎、『原発 1973年~1995年 樋口健二写真集』三一書房、『樋口健二報道写真集成―日本列島’66‐’05』こぶし書房、など多数。

参加費:1回1000円
会 場:「スペースたんぽぽ」
     「スペースたんぽぽ」はたんぽぽ舎が入っているビルの4階です。
主 催:「スペースたんぽぽ」
問い合わせ:たんぽぽ舎
〒101-0061 千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL:03-3238-9035 FAX:03-3238-0797
HP http://www.tanpoposya.net/

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