4つの情報をお知らせします(1月29日)
1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
全原発停止へあと一歩
★1.東電の電気料金値上げなどとんでもない。大反対!!
電気料金の実態は真黒けの「黒塗り」 そのデタラメぶりを問う
たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会 山崎 久隆
★2.経産省前テントひろばと枝野事務所の反応
意外にも? あまりいい加減な対応ではなく、一応話はできました
横浜市 西谷秀明
中井 風子
★3.1月26日スペースたんぽぽ佐藤幸子さん講演会
『自然農から考える原発問題』報告
◇杉嶋 拓衛
◇橘 優子
★4.メルマガ読者からの投稿、2つ
◇3.11郡山集会に参加すするかどうかは「個人の判断」に
鎌倉市 木本 希
◇昨日のデモ、高齢者が多いが大いにけっこうなことと思う
小諸市 小林はるよ
★1.東電の電気料金値上げなどとんでもない。大反対!!
電気料金の実態は真黒けの「黒塗り」 そのデタラメぶりを問う
たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会 山崎 久隆
(https://chikyuza.net/archives/18935 に掲載しました。-「ちきゅう座」編集部 )
★2.経産省前テントひろばと枝野事務所の反応
意外にも? あまりいい加減な対応ではなく、一応話はできました
西谷です。
昨日1/27、「テントひろば撤去」に対する抗議行動へ行ってきました。
参加署名だけでも750人位と発表していたので、実際は800~900人位は参加していたかも知れません。
「経産省前テントひろば」は撤去されませんでした。理由のひとつは、撤去に抗議する人のあまりの多さに経産省も近寄れなかったということだと思います。経産省に行く前に、経産省と枝野事務所にも抗議のFAXと電話を入れましたが次のような回答が印象に残りました。
●経産省厚生企画室(私に聞き間違えがあったらすみません)
「昨年9月にテントひろばから敷地の使用許可申請があったが、国有財産管理?と特定の団体には許可出来ないという、行政の立場から不許可にした。それに対してテントひろばから不服申請が出た。現在、行政不服審査法に則って経産省会計課が審査中」
●枝野事務所の部下の人より、意外にも
「枝野は、日本のような地震の多い国では、原発がない状態でも電力を賄えるのが理想的だと言っている」
いずれも、あまりいい加減な対応ではなく、一応話はできました。私からは、
●経産省には、「危険な原発を再稼働しようとするから、テント村のようなひろばをつくるようになった。経産省のやるべきことは、テントを撤去することではなく原発を止めること」
●枝野事務所には「そのように考えているのであったら、紛らわしい言い方をしないでストレートに真意を庶民に伝えるようにすること」を要望しておきました。
電話の感触でも、向こうも慎重になっていて、昨日は強行な行動しないという印象は受けました。
昨日のテント村の動画も貼り付けておきます。
http://www.ustream.tv/recorded/20033948
みなさんもFAX、電話をしてみて下さい。もう一度、抗議先を転載しておきます。
【経産省】
大臣官房 (TEL)03-3501-1609
広報 (FAX)03-3501-6942
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
(E-mail)omiya@edano.gr.jp
以上です。
★3.1月26日スペースたんぽぽ佐藤幸子さん講演会
『自然農から考える原発問題』報告
◇杉嶋 拓衛
1月26日(木曜)18時半からスペースたんぽぽにて30年前福島県川俣町の農家に嫁いだ時から佐藤幸子さんの農業は始まった。一年だけ勤め人を経験しその後は農業に。農協が勧めない養鶏業(かえってビジネスチャンスだった)を始め45羽だった鶏は、猫や犬の襲撃を乗り越え最大1000羽へ。同時に田んぼや畑も試行錯誤の末に自然農業へと傾倒していく。
多くの失敗を乗り越えこれから豊かな生活を迎えるという時に起きた311東日本大震災と福島第一原発事故。子供たちに安全な野菜を食べさせていた大事な自然農業も原発事故は全てを奪った。自然農法の思想は生き物を大事にする農業。作物と雑草や害虫など区分けせず無農薬はもちろん自然の力を最大限引き出す農業は、不自然なコンクリと自然を乱開発して放射能を撒き散らす原発とは相性が悪い。
佐藤家の方針は教育費に金を使わないそうです。教育は義務教育で十分で、それで足りなければ高校に行き、更に大学や大学院と出来が悪ければ行くしかないという話は面白かった。日本を牛耳る高学歴の権威のお歴々に聞かせたい言葉だった。大学で何勉強すると原発を動かす頭が出来上がるんだろうか。丁度今問題になっている経産省テント村で攻防になっている原発の再稼働問題でも推進側は学歴自慢の大馬鹿野郎ばかりで、誰も原発はもうこの社会に必要無いと内部で言い出す者がいない。
佐藤さんは30年間も農業をやっていても子供の生命優先と山形へ避難した。でも福島では何代も農家を続けていて簡単に土地を手放せない人が多くいると訴えていた。ただ逃げれば済むという単純な問題ではないのが、福島の子供たちがいまだに避難しきれていない現状を生み出している。とても考えさせられるテーマの講演会だった。
◇橘 優子
佐藤幸子さん講演会『自然農から考える原発問題』が楽しかったというお声を、翌27日の経産省前テントの退去命令に抗議する集会に集まった数人の方からいただきました。「ネットの映像を見ると怖い人だと思っていたけど、こんなに楽しいお話がきけるなんて」と言う会場での発言もあったくらい。佐藤さんの前向きな生き方、自然な生き方が阿武隈山地の山村での自然農を成功させたのだと納得。
自らも避難を余儀なくされても尚避難先で被災者受け入れに取り組むという放射能被害に立ち向かう姿勢にも心が弾むような前向きさがあって、旧友の話を聞いているような和やかな講座でした。広島からたんぽぽ舎に直行した佐藤さんは、講演会の後原発いらない福島の女たちどうし、椎名千恵子さんと神保町の銭湯で体をあたためてから、経産省前テントに帰還していきました。講演に先立ち上映した「子どもたちを放射能から守れ」は、賞もとっている感動的な作品で、たんぽぽ舎でも2000円で販売中。是非ご覧ください。半額は「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」へのカンパとなります。
★4.メルマガ読者からの投稿、2つ
◇3.11郡山集会に参加すするかどうかは「個人の判断」に
鎌倉市 木本 希
いつも貴重な情報を有り難うございます。そして長年の反原発活動に敬意を表しています。
地震と原発事故情報その302の中にありました、3月10、11日の郡山ツアーに関連してメール受信者の方との意見交換を拝見しました。私なりの意見を僭越ながら述べさせて頂きます。
私は、郡山での集会に参加するかしないかは、個人の判断に委ねるしかないと思います。もちろん子連れでの参加を考えている場合は、きちんと子供の意思を確認するべきだと思いますが。答えは一つではありません。放射線の数値においては、同じ数値でも人によって捉え方は様々であろうと思いますし、反原発活動も様々なアプローチの仕方があると思います。大事なのは、互いの意見を尊重した上で自分の意見を述べる、ということなのではないかと思います。
原発と放射能、本当に恐ろしいものです。どう対応するべきなのか、みんな迷っています。いくら考えても答えが出ません。だからこそ、今まで多くの人達が原発と云うものに反対してきたんだと思います。そして、これからも反対していかなければいけないのだと思います。
◇昨日のデモ、高齢者が多いが大いにけっこうなことと思う
小諸市 小林はるよ
たんぽぽ舎様
さっそく掲載していただいて、ありがとうございました。S区のYさんみたいな書き方になるのかと思っていたら実名が出てちょっと驚きましたが、かまいません。名前が出たって、私は年金生活者、何も怖いものなんか、ありませんから。
昨今のデモ、高齢者の姿が多いですが、私は大いにけっこうなことと思っています。高齢者ほど今の事態への責任がありますし、高齢者には警察も手が出しにくい(だろう)し、毎日が日曜日、暇はある、デモ参加は呆け防止と適度な運動に最適、挑発にカッカするほどの血の気はなし、右翼に「死に損ない!」なんて言われてもどこ吹く風、高齢者こそ、デモの適任者と思っています。デモのご準備、ごくろうさまです。よろしく、お願いします。
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[編集部より]
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