「経産省前テント撤去命令に対する抗議の声が続々と・・・」などー地震と原発事故情報 その312

        3つの情報をお知らせします(1月28日)

  1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
  残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
  全原発停止へあと一歩

★1.経産省前テント撤去命令に対する抗議の声が続々と・・・
 ◇テントを守り抜く決意を新たにしました-1.27集会に参加して
                   さよなら原発みなと 山田 知恵子
 ◇魔性の原発に恋いしてしまった方々、恋は盲目って
                   、、、そろそろ冷めてほしい
                      横浜市金沢区 松岡 チカヨ
 ◇「お前たちが全員責任をとって辞職するなら、
   テントを撤去してもかまわない」と反論を!
                            茨城 合田寅彦
★2.テント日誌より、2つ
 ◇<テント日誌 1/24(火)>
    緊張と怒りと燃え上がる闘いへの意志
      ―― 経産省前テントひろば 136日目 ――
 ◇<テント日誌 1・25(水)>
   IAEA団の来日と「テント撤去命令」と・・・ 
   再稼働阻止へ闘いはいよいよ正念場に
      ―― 経産省前テントひろば 137日目 ――
★3.メルマガ読者から講演会・デモのご案内、1つ
 ◇1.29原発いらない浜松デモ
  1月29日日曜 13時30分集合 集合場所 浜松市 東ふれあい公園

★1.経産省前テント撤去命令に対する抗議の声が続々と・・・

 ◇テントを守り抜く決意を新たにしました-1.27集会に参加して

                   さよなら原発みなと 山田 知恵子

 枝野経産相のテント退去命令に抗議する集会が27日、16時からテント前で開かれ、約700人の市民がぞくぞくと詰めかけ道路を埋め尽くしました。
 ここで、「テントを守り抜くという決意を新たにしました。」
 27日午後1時、中国電力島根原発2号機が定期点検のために停止し、これで、全国54基の原発のうち、動いているのは3基だけとなりました。
 枝野経産相自身が「原発ゼロでも今年の夏は乗り切れる」と27日記者会見で述べました。このことから昨年夏の計画停電など、「原発がないと電気がたりなくなる」と国民を騙すために大々的に行われた宣伝だということがわかります。
 そんな中で、東電は「原発の再稼働と家庭部門の値上げで黒字化」をする発表し、三井住友銀行は原発の再稼働を条件に東電に融資するとしています。
 なんとしても、再稼働を止めるためにもテントを守り抜きましょう!
 ◇魔性の原発に恋いしてしまった方々、恋は盲目って
                   、、、そろそろ冷めてほしい

                      横浜市金沢区 松岡 チカヨ

 26日、大臣官房厚生企画の前川様にテント退去命令撤回申し入れの為電話でお話させて頂きました。
 理由を伺うと、「不法占拠と無許可で火器を使用し危険であること。」申請書を提出すれば、許可されるのか、には「あの場所は火器使用禁止区域」と。この寒さの中なので、特別の配慮は頂けないか、「テントの人達は直ちに原発廃止を言っている。国策で進めてきた事だから、よくかんがえ、検討する必要がある、国策である事知っているでしょ。それから、私は審議官などと言う偉い者ではありません。情報が間違って伝わっています。」問題は火器ではなく、国策で進めてきたものに、反対する意見を封じたい。それが本音と受け止めました。テントには全国から原発いらないの声が沢山届いています.暖房のことよいお知恵頂きたい、テント退去どちらも人間的配慮で撤回して下さい。審議官にも宜しくお伝え下さい。「分かりました。」電話終了。
 ダボス会議で俳優の渡辺謙さんが原発について発言した。全うな人間の当たり前の考え。それが妙に感心してしまう事に、可笑しなへんな社会を感じ怖い。
 テントで声を上げないと、テントの存在が重要。
 「福島の教訓を生かし最高技術の原発を輸出する」総理、総理、総理、冗談も程ほどに、事故を起こした「今も継続中」国の総理の言葉とは信じ難い。人間にはエラーがある。いま最強のPCウィルス スタックネットとやらで攻撃されても大丈夫と言えるのでしょうか。無責任男と申し上げたい。
 「 原発さえなかったら、原発が憎い。」絶望して命を絶った福島の方の悲痛な声。全国から世界から原発いらないの声は日ごとに大きく聞こえてくる。テントに集まる人は権力もなく、又政治家でもない。がそこに多くの人の思いが寄せられ表現の場となっている。少数の意見で維持されているのではない。吹けば飛ぶようなテントが大きな役目を担っている。「怪奇現象?」それを権力をもって封じるのは民主国家とは思えない。凍てつくテントに誰が好んで泊まりたいだろうか。万やむを得ずの行動です。高齢者は間もなく消えるでしょう。がこんな危険な原発、何万年も管理しなければならない廃棄物を子孫に置いていけないとやさしい爺ばばは頑張っている。IAEAをバックに再稼働の気配。巨大地震の切迫している情報の中、再稼働はあり得ない。
 魔性の原発に恋いしてしまった方々、恋は盲目って、、、、、そろそろ冷めてほしい。

 ◇「お前たちが全員責任をとって辞職するなら、
   テントを撤去してもかまわない」と反論を!

                            茨城 合田寅彦

 たんぽぽ舎御中
 留守にしていて、このメールを今日開き、「テント撤去勧告」を知りました。「火気に関して管理上の危険が存在する」だと!? 「原発に関して管理上の危険が存在する」と長年指摘されていながら、それを怠ってきた経産省の責任はどうしたのだ。「お前たちが全員責任をとって辞職するなら、テントを撤去してもかまわない」と反論してほしいものだ。

★2.テント日誌より、2つ

 ◇<テント日誌 1/24(火)>
    緊張と怒りと燃え上がる闘いへの意志
      ―― 経産省前テントひろば 136日目 ――

 1月24日(火) 晴れ後曇り

 久し振りに青空が見えた。テントの前は昨夜の雪が凍り付いている。例の鎖の下の踏み石がわりブロックも凍り付いて滑る。取りあえず氷をとかし、裏返して安定させる。テント前は経産省職員とテントメンバーで雪かき。
 ちょっと長閑な光景に見入っていると、メディア関係の人達がテントに入ってくる。それも次から次へと続々と、である。フリーランス、毎日、東京新聞、朝日・・・。

 今日、経産省で枝野経産相の定例記者会見があり、彼は自らテントを話題にして、テントの自主撤去を強く求める、それを文書でもって通告すると言明したそうである。理由はテントは不法占拠で、また火気使用で防火管理上の危険がある、というこだそうだ。
 記者からは、自主撤去しない場合、強制撤去に踏み切るのか、その場合先日のストレステスト意見聴取会の事態といい、現在の脱原発世論の高まりといい、世論やメディアのリアクションが予測されるがそれでも踏み切るのか、といった質問が相次いだそうである。
 枝野経産相はそれには答えず、ともかく文書で自主撤去の通告をなす、と答えたそうであった。

 記者からの取材に、政府が再稼働をしないこと・脱原発に向かうことを明確に表明し、福島への避難を含む補償・賠償にしっかり行うまで、テントを撤去することはありえないこと、また火気については、小火の反省も踏まえて厳重に管理し、不寝番や防火責任者も任命していること、危険など存在しないことを説明した。(むしろ、経産相は人道的見地から防寒対策を講じるべきなのだ。)
 そして枝野経産相は撤去通告をするよりも、テントが全国津々浦々・全世界の人々の脱原発の精神・意志を結び合い、表現する公共空間=社会的存在となっていることに目を向け、それと向き合い、話し合いと公開議論の場をつくるように努力すべきだと、言うと、今度の記者会見で質問してみるということであった。

 午後3時に「当省敷地からの退去及び撤去命令」を前川審議官がテントへと持参した。その内容、そしてテント運営会議については緊急特別版で既に記しているので割愛する。
 この日、国会前ではカラフルな横断幕も鮮やかに、放射能から子どもを守り、再稼働をさせないための、国会議員の凜とした態度と行為を求める座り込み行動が始められた。国会前では様々な団体がいろいろな要求と主張を掲げて立ち並んでおり、デモ隊も通りかかり、一つの縮図である。座り込みは来週火曜まで続けられる。

 早速、福島・二本松市の田口さんから以下のような報告が寄せられています。

 早速、管理している経産省・厚生企画の前川審議官にTELしました。今回の排除の理由は“火気の管理”に対してとの事です。従い以下のように抗議しました。よく分かった!!省内で検討するとの回答でした。!!しかし油断はなりません!!みなさんからの怒涛の抗議のTELをお願いします。大臣官房03-3501-1609にTELし、厚生企画の前川審議官につないでもらってください。

 『原発は数百万人から数千万人もの人達を危険にさらしている。今のふくしまでは被害者が苦しんでいる。』その加害者である経産省は未だにその反省もない。テント内の火気について撤去命令を出すなら、この桁違いに危険な原発を一刻も早く停めろ!!
 経産省には原発の安全性を管理する能力は無いが、我々にはこの火気をしっかり管理できる能力はある。管理能力の無い経産省に火気の管理がまずい等と言われたくない。まずは自らの管理能力をつけるが先だ。

 この危険な原発をたなに上げてのこの命令は受け入れられない。こんな事に大臣名を使う事に失望した!!国民が失笑するだろう!!このテントは日本国民1億2千万人の総意だ・・・・
 このな小さな事をする事に我々国民はあなた方に給料を払っているわけではない。あなた方にはもっと大きな仕事(原発の安全等)があるはずだ!!

 今、経産省特に安全保安院は世界の笑いもの・日本の恥だ!!世界が見ている。マスコミも監視している。YouTubeでも放映される。テントはあなた方の管理能力を監視する為に日本人の総意・魂が詰まっているところと理解すべき。

 排除しなければならないのは、あなた方経産省特に安全保安院や利益相反の東大教授達だ!!国民が警察を使って排除すべきは20mSvというところに子ども達を放置し、個人の土地に放射性物質という毒を撒いて、法律を遵守していないあなた方だ・・・・・・・
 警察を使えば、更に原発の再稼動は遠のく!!今国民の為にやるべき事はテントの排除では無く、原発を一刻も早く停め、国民の安全を守る事!!

 元経産相官僚古賀茂明さんの著書『官僚の責任』を読んだか?あなた方のやっている事はめちゃくちゃだ!!まずは、自らの管理能力をつけ、国民の為に今何をすべきを考える事。この排除命令は即刻撤回すべきだ!!』

 ◇<テント日誌 1・25(水)>
   IAEA団の来日と「テント撤去命令」と・・・ 
   再稼働阻止へ闘いはいよいよ正念場に
      ―― 経産省前テントひろば 137日目 ――

 1月25日(水) 久し振りの快晴。

 今日は、昨日の件が既に伝わり広まっているのか、多くの人が心配してテントに駆けつける。またメディアの取材もひっきりなしに続く。

 午前中に経産省の申し入れ。(撤去命令の撤回と経産相との会談要請)経産省から、経産相との会談はできないが、担当官が担当するとの提案があり午後3時半より経産省内で1時間ほど会談。経産省側は企画管理室を中心に5名、テント側は6名出席。
 企画室の言い分は「申し入れ書は大臣も見たが、個別案件なので現場対応してくれ、とのことで企画室が対応する。道路に面し、通行人もあり、街路樹もあるため、大臣が言っていたように火器使用は危険で、使用許可は出せない。敷地自体も人が寝泊まりするものではない。テントは撤去して欲しい」というものでした。要するに、防火規定による撤去の一点張り。
 これに対し、テント側としては「テントには全国各地、世界各地から来訪者があり、脱原発の公共空間となっている。経産省が原発推進政策を変えないので、やむにやまれずテントを立てて座り込んでいるのであり、防火規定違反だから撤去せよとの経産省の主張と、テントの原発停止・再稼働停止の主張はレベルの違う話である。」と話し「大臣が会談できないのであれば、副大臣や政務官、大臣官房の担当者など、しかるべき人物との会談を実現してほしい」と求めた。

 IAEA団が23日に来日しており、26日には大飯3・4号機を「視察」し、ストレステストにお墨付きを与えるという仕組みのようだ。先日の意見聴取会の密室強行と一連の流れにある。ということは、今回の「テント撤去命令」も同じ流れの中にあるのであろう。
 IAEAミッションに対する抗議・要請行動が、26日昼IAEA東京事務所と夕刻5時半より保安院前で予定されている。

 1・27はテント前での大抗議集会です。午後4時~6時。皆さんの参加を!
                        ( Y・T )

★3.メルマガ読者から講演会・デモのご案内、1つ

 ◇1.29原発いらない浜松デモ

やめまい!原発@浜松 世話人の竹内です。
今回は、1.29原発いらない浜松デモの紹介です。
 
日  時:2012年1月29日日曜 13時30分集合 出発14時
集合場所 浜松市 東ふれあい公園 浜松駅北口から北に向かって10分。
     公園は県西部総合庁舎東方(地裁浜松近く・地域情報センター横)
     浜松中心部を歩き、浜松駅前の新川公園で解散します。
 
呼びかけは TwitNoNukes浜松  さんです。
http://hikkadeedai.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
 
 このデモは市民有志による呼びかけによるものです。2週間後です。ぜひ予定に入れおいてください。ブログにあるように、申請などで奮闘されて、開催できるようにされています。ご参加を。
なお、変更などがある場合には、ブログ上に掲載されるでしょう。
 
「やめまい!原発・浜松」は、6.11、9.11とやめまい!原発浜松ウオークを企画し、市民による自由な反原発の表現の場を設定することに努めてきましたが、
 
http://www16.ocn.ne.jp/~pacohama/no11/1105yamemai.html
 
このたびの有志の企画に賛同し、多くの仲間の参加を呼びかけます。
自作のグッズ、プラカード、楽器など、反原発、脱原発を表現するものを持参してください。

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[編集部より]
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