「自主制作上映映画見本市#5」(2月23日)のご案内 

「自主制作上映映画見本市#5」のご案内

 

いつも大変お世話になっております。

第5回目になる「自主制作上映映画見本市#5」を下記のように行います。

 

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と き:2021年2月23日(火・休)9時30分〜16時30分

ところ:文京区民センター3A会議室

プログラム(案):

9:30〜10:20 「天皇の名のもとに 南京大虐殺の真実」

10:40〜12:30 「グラニート 独裁者を追い詰めろ」

13:30〜15:00 「ザ・思いやり」

15:20〜16:20 「チェルノブイリ・ハート」

 

参加費:1日券・1回券共通1000円

 

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今回の自主制作映画見本市は、海外の映画の作り手による4つの映画を、自主配給した作品を紹介します。

 

「日中戦争、その戦争責任」「軍事政権に対する民衆の抵抗・改革」「思いやり予算に見られる基地問題・日米安保」そして「東日本大震災10年を前に、チェルノブイリ後の子ども達」と、どれも今の私たちが考えるべき問題提起がそこにあります。

これらはまた、お手頃の上映料で、私たちの手で上映できる映画でもあります。上映会を企画、検討して欲しい作品です。

 

今回は、コロナ感染防止の関係で、会場が夜、使えないので、4本立てです。コロナの収束はまだまだですが、万全の予防対策をしながら、体調に気をつけて、マスク着用のうえ、ご参加ください。

 

【自主映画上映ネットワーク(自主映画ネット)の呼びかけ】

 

「自主制作上映映画見本市」について

 

「自主制作上映映画見本市」は、2019年4月30日に第1回上映会を行い、3~4ヶ月に1回のペースで、これまで4回の上映会を行ってきました。

それまで、「憲法を考える映画の会」で上映し、好評だった作品を中心に、また、それらの作品の作り手が制作した新旧の作品を上映してきました。

「憲法を考える映画の会」に参加された方、および全国で自主上映を行ってきた方に案内し、これらの映画は自分たちでも上映会を開くことができることを紹介し、そうした自主上映会を拡げていく、つまりより多くの人に自主制作の映画を見てもらう場を作るねらいで、映画の制作者と映画を上映する人と見る人をつなげていきたいと言う気持から始めたものです。

 

「自主映画上映ネットワーク(自主映画ネット)」をつくりたい

 

そうした中、この「自主制作上映映画見本市」の活動をもう少し強めて自主制作作品が上映される各地の上映会を応援していくネットワークを作れないかと現在準備しています。

自主映画の製作者に呼びかけて、その上映を支援するとともに、すでに自主上映を行っている(あるいはこれから行いたいと思っている)人たちに自主映画を紹介していく活動です。

今回の「自主制作上映映画見本市」を延期した5月の上映会を目標にそうしたネットワークの呼びかけを行っていきたいと思いますので、みなさんどうぞ自主映画ネットへのご参加よろしくおねがいします。

 

【作品紹介】

 

9:30〜10:20 「天皇の名のもとに 南京大虐殺の真実」

 

1955年制作 50分 クリスティン・チョイ ナンシー・トン監督 配給:ビデオプレス  03-3530-8588

 

1937年12月の南京大虐殺とは何であったのか?当時、南京に滞在していた米国人ジョン・マギー牧師は、密かに16ミリフィルムを回しその実態を記録していた。

深傷を負って南京病院に運び込まれた人々、黒焦げの死体、強姦された女性、目を覆うシーンが続く。

アジア系米国人のクリスティン・チョイさんとナンシー・トンさんは、92年から3年の歳月をかけて、映像資料の発掘と百人近いインタビューを行なった。約50分の映画の骨格は、マギー牧師の貴重なフィルムだ。

 

10:40〜12:30「グラニート 独裁者を追い詰めろ」

 

2010年制作 105分  パメラウェイツ 監督 配給:憲法を考える映画の会  042-406-0502

 

1980年代軍事独裁政権下の中米グァテマラで20万人ものマヤの人々が虐殺された。

過去の虐殺をどう立証するのか。スペイン・グァテマラ・ニューヨークを結んで、国際法廷での攻防が始まる。

30年前、虐殺があったグアテマラに取材したアメリカの映画監督パメラに、その国際法廷の関係者から協力要請が入ったところから映画は始まる。

国家が長い間、隠し続けてきた虐殺の真実を明らかにし、権力のトップを虐殺の罪で訴追することができるか?

 

13:30〜15:00「ザ・思いやり」

 

2015年制作 88分 リラン・バクレー 監督 配給:ザ・思いやり企画 090-2625-8775

 

日本の経済が困難な状況の中、日本人はなぜここまでアメリカ軍を思いやらなければならないのでしょうか?

「思いやり予算」は日本人が自ら働いて支払っている税金からアメリカ軍に34年間で6兆円、年間、米兵ひとりあたり1300万円と膨大な額がアメリカ軍人のぜいたくな生活を支援するために使われている。

米軍への「思いやり予算」の不条理さと矛盾を提示し、さまざまな視点から日本国民に問いを投げかけていく。

 

15:20〜16:20「チェルノブイリ・ハート」

 

2003年制作 60分 マリアン・デレオ 監督  配給:タキオンジャパン 090-3433-6644

 

チェルノブイリ原発事故によって広く周囲に大量に撒き散らされた放射能は、その後この地に生まれた子どもたちに大きな影響を与え、心臓に重度の障害を負った子どもたちが増大した。

そうした生まれながらに心臓に重度の障害がある子ども達のことを「チェルノブイリ・ハート」と呼ぶ。映画はチェルノブイリ事故から16年後のべラル―シ、「ホットスポット」の村の病院、孤児施設、学校等で被曝が次世代を侵す被害を取材。アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞受賞