「表現の不自由展・その後」の再開を求める署名呼びかけ ◆今日と明日、あと2日。5,000筆を目指しています◆

著者: 醍醐聡 だいごさとし : 東京大学名誉教授
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皆さま

 

「表現の不自由展・その後」の再開を求める署名呼びかけ人の1人の醍醐です。

 

 

今日と明日、あと2日。5,000筆を目指しています

昨日(8月12日)までの累計署名数は2,755筆でした。

なかなか伸びないもどかしさがあります。

ただし、皆さまのご協力のおかげで、昨日1日で831筆でした。これまでの

一日平均の2.5倍です。

 

昨日は振替休日で、局留めの用紙署名を受け取れませんでした。

「100筆、150筆送った」など、あちこちから連絡が来ています。

今日、受け取る局留め分を期待しています。

 

8月15日には、署名簿とネット署名に添えられたメッセージ集を届け、県の 担当課の職員の皆さんを激励し、知事に届けてもらって、再開への後押しに したい、その後の記者会見で、脅しに屈しない行政の毅然とした態度、再開 を求める賛同者の声をしっかり、アピールしたいと考えています。

 

それには、署名の数を積み上げることが必須です。 大変、物足りませんが、第一次分として、5000筆以上を、ぜひとも届け たいと思っています。

 

今日、明日の署名集約の方法について

~以下、個人、大小の団体を問わず、お知り合いに拡散・周知をお願いします~

 

*ネット署名は、14日、24時着信まで

入力フォーマット→ http://bit.ly/2YGYeu9

*用紙署名(署名用紙のダウンロード)→ http://bit.ly/2Ynhc9H

8月14日 局留め到着分まで

 

  • 今日(13日)、お手元に届いた署名用紙は、

①速達で局留め宛へ郵送

または、

②ネット署名に切り替えて送信

(ご本人の意思が確認できれば、代行入力・送信も可です)

 

  • 明日(14日)届いた署名用紙は、

①ネット署名に切り替えて送信

(ご本人の意思が確認できれば、代行入力・送信も可です)

または、

②署名用紙をスキャンして、メール添付で。

送信先:morikakesimin@yahoo.co.jp

醍醐宅へのFAX送信も可ですが、トラブルや混線が予想されます

ので、極力、上の①か②でお願いします。

 

以下、時間がありましたら、ご覧下さい

~ネット署名に添えられたメッセージより~

 

「河村たかし市長は場所を提供した責任者として如何なる妨害からも企画展を

護る立場だと思う。公権力者が『脅迫を理由にして』自身の思想によってつぶ

しているように思えてならない。」

 

「私はこの展示が日本を貶めるとは思いません。自分と違う意見を封じ込めよう

とするのは、ましてや、権力者が言うのは、憲法違反です。抗議される方は、

名前をあかして、きちんと議論の場に出て話してほしい。電話や手紙、ネット抗

議の回数なんて同じ人が何度も出しているかも。殺到って、本当かしら。」

 

「河村市長のような歴史観も持ち主の暴言、菅官房長官の圧力、そしてつかまった

FAXでの脅迫文を送った人物・・・このような人たちに対して、大切な展示を

中止したことは、間違った判断だと思います。攻撃に対してブレた時、相手は付

け上がり、攻撃は勢いを増します。

日本軍『慰安婦』について、中学生に授業で取り上げると、多くの子が『知らな

かった』『お酒を注いだりする仕事かと思っていた』『マスコミは、ちゃんと

本当のことをわかるように報道してほしい』と言います。困難な中、一本の杭に

なろうと闘っている人たちがたくさんいます。その力を結集するときが今なのだ

と思います。展示を再開することに、力を合わせましょう。」

 

「平和の少女像について、自分なりに考えて、韓国でも少女像を守る活動をして

いる方などに話を聞いてきました。彼らは日本を憎んでいるのではなく、二度と

慰安婦にされる女性が出てこない事を願っていると言っています。

この問題は、日韓の問題ではなく、性犯罪に対する日本人の認識の甘さの問題で

し、そもそも表現の自由が奪われてしまっては、作品を観て考える、議論する

機会すらもなくなってしまいます。展示の再開を願います。」

 

「この国は、この間、権力者にあらかじめ迎合・服従するという『忖度』を放置

してきた結果、ついに自分の気に入らない表現は、威嚇、暴力を持って押さえつ

けるという一段先の段階にまできてしまいました。また戦前と同じ道を歩んでい

ることは明らかです。このいつか来た道を食い止めるために、私たちは臆せず声

を上げ続けましょう!」

 

「アルカイーダに囚われた若い香田証生さんの命と引き換えに自衛隊のイラク撤退

を迫られたとき、ISが後藤健二さん、湯川遥菜さんを人質にしたとき、小泉首相も

安倍首相も、『テロには屈しない』と高らかに宣言し、政府は交渉をすることもな

く、若者たちは殺されました。『ガソリン持ってお邪魔する』などのテロ(?)に

すぐころりと屈してしまうのですか? 大声ですごんで脅迫したものが、思い通り

になる社会なんて、とんでもない・・大村知事には『テロには屈しない』といって

ほしかった。」

 

「独裁政治の究極の姿であるアウシュビッツ絶滅収容所をこの目で視たく、昨年末

に参りました。」

「 (1)ポーランドではーー戦争に加担した反省から、世界中の多くの人々に見て欲し

いと、各施設の入場料を無料にしていること。」

「「(2)チェコではーーヒトラーの部下の暗殺を企てたものの、事前に発覚して殺害

された青年たちを偲んで、今もなお彼らのお命日には、水攻めに遭ったその教会の

歩道いっぱいに市民からの献花があるとのこと等など

ーーー両国共に、戦争は絶対にしてはならないという強い意志を持っていることを

肌で感じ取ることが出来ました。

翻ってこの日本はどうでしょうか。今回の『不自由展』の経緯は再び戦争に突き進む 日本の危うさをモロに示していると考えられます。次の世代に少しでも良い日本を バトンタッチする為に、署名に賛同し友人知人にも広めていきます。」

 

「日本軍の従軍慰安婦にされた朝鮮人の少女。友達とかくれんぼしていたところを 拉致された12、3歳の少女もいたという。国と国との合意がどうとか言う前に、私達 はあまりにこの事実を知らなすぎるのではないか。いや、目を背けようとしているの ではないか。当時の辛さに加えて、あったことをなかったことにされるのは、どんな に辛いことか。 この少女の像を展示した、『表現の不自由展』が、行政の横槍と、抗議や脅迫の電話で、 中止に追い込まれた。作者のキム・ソギョン氏とキム・ウンソン氏は、『私達は作品 を通じて、日本の市民と対話をしたいと思っていた。お互いを知ることが平和に続く 道だと思っている』と語っていたのに、その機会も奪われてしまった。

このままでいいはずがない。少女の心に寄り添うのか、それとも、石を投げるのか。

私達の誠意が試されている。隣の椅子は、私達一人一人に向けて、空けられている。」

 

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion8897:190813〕