「4月27日(水)【緊急院内集会】の案内」などー地震と原発事故情報 その49

      5つの情報をお知らせします。

   1.4月27日(水)【緊急院内集会】の案内
   2.読書からの声2つ
   3.愛知県在住の主婦の方より
   4.5月のやさしい学習会(全3回連続講座)―講師:小林公吉さん
   5.5月1日メーデー労働者と共に東電本店前行動への案内
★1.福島原発事故に関する公開質疑~事態の見通しと対応策~

【日時】4月27日(水) 13:00~15:00 (12:30 開場)
【場所】衆議院第1議員会館 1階 多目的ホール(定員198人)
(東京都千代田区永田町2-2-1、最寄駅:国会議事堂前または永田町)
 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
 ※12:30から13:15頃まで議員会館受付ロビーで係が入館証を配ります。

 福島原発が深刻な事態に陥って40日になろうとしています。少なくとも4機の原発からは、今なお大量の放射性物質の放出が続いており、大気と土壌と海水、地下水の放射能汚染は広がり続けています。東電は事故収束の工程表を発表しましたが、それで収まる保証は何もありません。そのため、福島県民をはじめ、東北、関東全域の住民に大きな不安と生活の危機が広がっています。放射能被害を最小限にとどめ、どう回避できるかは、緊急かつ国際的にも大きな課題となっています。
 そこで緊急に、事態を憂慮する超党派の国会議員たちと市民が共同して、政府の対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院に対し、情報の完全公開を求め、原発危機がさらに悪化する可能性と、その場合の避難対策について問いただす公開質疑の場を設けることになりました。
 どうすれば生命を守れるか――政府の事故対策の責任者に直接に質問を行い回答を求める機会になりますので、ぜひご参加ください。

当日は崎山比早子さんなど原発事故に詳しい専門家も参加されます。

※あらかじめ資料請求書と質問書を当局に提示し、資料と質問関連データの事前提出を求めたうえで、原子力安全委員会、原子力安全・保安院の責任者の出席を求めています。

【参加費】無料

【主催】超党派国会議員有志
 呼びかけ議員(所属会派)
 [衆議院]石田三示(民主)、稲見哲男(民主)、服部良一(社民)、 山崎誠(民主)
 [参議院]川田龍平(みんな)、平山誠(民主)  [4月20日現在]
  (連絡先)服部良一事務所/TEL:03-3508-7056 [担当:芦澤]
  
【協力】福島原発事故緊急会議(たんぽぽ舎も参加しています)
  (連絡先)ピープルズ・プラン研究所
  /TEL:03-6424-5748/E-mail:ppsg@jca.apc.org
 
【賛同】脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)
  (連絡先)国際環境NGO FoE Japan /TEL:03-6907-7217
★2.読者からの声2つ

 イ.毎日情報をありがとうございます。ずっと気になっていることがあります。こういうときなのですから、住民の身の安全が最優先されるのはわかりま
   す。でも、せめて生き物(動物)だけでもどこかに移動する道はないのでしょうか?水も餌もないまま取り残されて餓死する牛や豚のことを思うと
   いたたまれません。  (東京都三多摩U子さん)

 ロ.いつもメルマガをお送りくださりありがとうございます。 私は20日にいわき市に行ってきました。やはりみなさん「原発さえなければ」と言っていました。お時間のある時に目を通していただければ幸いです。
   http://notaru.com/notaru-news/2011/04/20/3387
   また、先日週刊金曜日の読者会に行きそのレポートも書きました。 明日また東電前で。今後ともどうぞよろしくお願いします。
           (ウェブマガジン のたる編集長 みやざわさかえ さん)
★3.愛知県在住の主婦の方より

「脱原発の日のブログを拝見してメールを差し上げております。
 私は愛知県在住の主婦です。高校、大学と土木学を専攻し、その際に地学の先生が「地震大国に原発なんて正気じゃない。こんなことを言っても危機感のない君たちには通じないかもしれないが、もしも大きな事故でも起こったら日本は三日以内に放射性物質にまみれるだろう。そして日本を越えて北半球を汚し、日本は海外から批判される。そのとき、日本にこの被害に耐えうる力があるだろうか」と言われ、日本がなくなると、本気で心配していらっしゃいました。
 私は、「どうしようもないから原発があるんだ」と、メディアのいうことをそのまま信じており先生の言うことを深く考えようともしませんでした。
 福島の事故が起こり、自分なりにいろいろ調べ考えて、日本の原発は全部廃炉にし、生み出してしまった死の灰も、原発の施設も、これから先ずっと災害から守っていかなければいけない、と考えるようになりました。
 乳飲み子をかかえ、家からなかなか出ることもかないませんが自分なりに脱原発の考えで動きたいと思っております。
 ブログを拝見しながら勉強させていただいております。
 メールにて情報等をお送りいただけますと幸いです。
 よろしくお願いいたします。」   (愛知県I子さん)
 
  ※「脱原発の日」は、2010年12月たんぽぽ舎も協力してできた共同行動です
★4.5月のやさしい学習会(全3回連続講座)―講師:小林公吉さん

 ほぼ毎月1回第3木曜日(時々変更あり)に学習・討論会を行っている”いろりばた会議”では、やさしい学習会「原子力を考える」全3回連続開催を企画しました。”わかりやすい”と好評の本「原子力と人間」をテキストにして、著者の小林公吉さんが原発の危険性と、”原発なしの暮らし”についてのお話しを3回に分けてやさしく解説してくださいます。この機会に是非ご参加ください!

【講師】小松公吉さん(「原子力と人間―闇を生む光―」著者、元高校教師)

【日程】第1回:5月11日(水)18:45~21:00
    『人間の手におえない原子力(福島事故・放射線)
    第2回:5月19日(木)18:45~21:00
    『原子力の二つの顔(原爆と原発)
    第3回:5月26日(木)18:45~21:00
    『エネルギー1割カットで“原子力のない暮らし”』

【参加費】全3回分3000円(テキスト「原子力と人間」書籍代込み)
 ※書籍をお持ちの方は書籍代を割り引きまして1800円でご参加いただけます。
 ※人数把握のため、予約制です。FAXもしくはメールにてお申し込みください。

【会場】たんぽぽ舎会議室
★5.5月1日メーデー労働者と共に東電本店前行動への案内

 たんぽぽ舎がメーデー労働者と共に東電本店前でのビラまきや要望行動を行ってきて、早くも20年余となりました。近年少しくたびれてきたので、そろそろ「区切り」をつけようかと話していた時に、福島原発事故でした。これじゃ今年の東電行動をやめられません。それで5月1日午前10:30~12:00の90分行動を東電本店前で例年通りに行います。多くの人の参加を期待します。内容は横断幕とノボリ旗を立て、マイクとビラで”東電は原発をやめよ!”等の要望と声をメーデー労働者と共に行うものです。(柳田)

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たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net 

●携帯のアドレスへは、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
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