4月5日の毎日新聞朝刊が1面で「事故対応施設 5年猶予」の見出しのもと、
10日(水)の規制委本会合で「5年猶予」方針が了承される、と報じました。
事態は風雲急を告げています。満田夏花さん(FoE Japan)のメールを転送
します。
再稼働阻止、いきなり最大級のヤマ場が来ています。この「5年猶予」と
いう名の対策先送り(=ネグレクト!)は「5年間は地震や津波が絶対に
来ない」との確証なしには成立し得ないものです。まさに、あり得な~い!
この新たな「安全神話」作りをつぶさなければ、「年内にも伊方の1基、
川内の2基が再稼働する」(経産省幹部談)可能性が高いです。今ここが
正念場です。
可能な方はぜひ10日(水)午前の規制委会合を傍聴しましょう。そして、
この週末から来週にかけて、規制委に対して、ファックス、メールで声を
届けてください。月曜以降は電話でも。新聞投書や、マスメディアにこの
問題を取り上げるよう働きかけることも有効です。やれることをやりまし
ょう。ぜひツイッター、転送などでこの情報を広めてください。
◆原子力規制庁・広聴広報課
(FAX)03-5114-2175
(メール)規制委への質問・意見 https://www.nsr.go.jp/ssl/contact/
(TEL:月曜以降)03-5114-2105
———————– 以下、転送 ———————-
みなさま(重複・連投すみません。拡散してください!)
FoE Japanの満田です。
5年猶予問題ですが、電力事業者&規制委側は、原発再稼働を進めるために、
特定安全施設など時間のかかる対策を先送りする目論見です。
逆にいえば、これを阻止できれば、再稼働のハードルをグンと上げることが
できます。
4/10の原子力規制委員会の開催通知がでました。
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0002_00.pdf
ここで「5年猶予」方針が決定されるかどうかはまだわかりませんが、全力をあ
げて阻止したいところです。「行けるかも」という人は、とりあえず傍聴申込み
をしてください。
終了後、規制委の入っているファーストビル前で抗議の記者会見も考えています。
決定し次第、お知らせしますので、そちらにもぜひ!
また、身の回りの方に広めてください。
———-ツイート文例
☆拡散☆ 「規制基準」(安全基準)、すでに骨抜き。特定安全施設など、時間
がかかる対策は「5年猶予」。4月10日(水)午前の規制委本会議で正式決定か!?
(5日の毎日新聞朝刊の紙版参照) みなさん、傍聴を!→
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20130410kaisai.html
——————
5年猶予問題については↓
※「原発新基準対策 5年猶予撤回を」 市民団体、規制委に要望(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032702000117.html
※原発新安全基準「5年猶予撤回を」:原子力規制を監視する市民の会が要請書提出
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-a50f.html
——————
<参考記事>
4月5日付毎日新聞朝刊1面
「原発事故時施設5年猶予~新規制基準 有識者チームが方針」
https://dl.dropbox.com/u/23151586/20130405_mainichi1.pdf
4月5日付毎日新聞朝刊2面
「規制委長期停止を懸念:原発対応施設猶予」
https://dl.dropbox.com/u/23151586/20130405_mainichi2.pdf
→井野博満さんのコメントがのっています。
「原発をいそぐ電力会社に迎合したと言わざるをえない」。本当にその通りです。