7つの情報をお知らせします(5月30日)
1.『6/11全国アクションの東京は18時に新宿アルタ前広場に大集合!』
2.『ドイツ原発廃止へ 16万人デモ』
3.『“満杯”汚染水に台風の危機 流出対策まだ不十分』
4.『二本松市長反旗を翻す 二本松市 内部被ばく検査へ
~結果によって避難も検討』
5.『5月29日講演・討論会はよかった』
6.『6/3それゆけ!?安全マン!?レントゲン・チェルノブイリ・
フクシマ」演劇人による朗読劇のご案内』
7.『「ホントに環境にやさしい電気とは?」訂正―6点』
★1.6/11全国アクションの東京は18時に新宿アルタ前広場に大集合!!
6月11日の脱原発・全国100万人アクション、東京は都内数カ所でデモが行われた後に、夜に集まります。その概要がついに決まりました!全国アクションの公式サイトの「アクション一覧」から転載します、ぜひ広めていきましょう
6・11脱原発新宿アルタ前アクション
日 時:6月11日18:00~20:00
@新宿区東京・新宿東口・アルタ前
(主催):6.11脱原発100万人アクション・東京
(問合せ)080-5491-3899、090-1548-5929
宣伝カー数台による新宿駅周辺における街頭アピール。
国会議員・著名人などのリレートークあり、ミュージックあり、参加者による1人1分間アピールも。
パネル、持参チラシなど大歓迎!!!あの話題の人も参加!?
全国各地のアクションを巨大モニターで放映予定。
全ての情報は http://nonukes.jp/wordpress/
(東京の情報は「アクション一覧」から)
★2.ドイツ原発廃止へ 16万人デモ
ドイツの21都市で28日、脱原発の早期実現を求める一斉デモが行なわれ、16万人が参加した。日本の福島第一原発事故を受けて、メルケル首相が諮問した「倫理委員会」が同日、最終会合を開催。6月6日の新エネルギー政策の閣議決定へ向け最終段階に入る。デモはこれに合わせてアピールする狙いだ。
首都ベルリンのデモには2万5千人が集結。「原子力やめよう」を合言葉に市内中心部を行進した。大学生モーレンスホフさん(20)は「私たちの将来のために、一刻も早く原発を廃止してほしい」と訴えた。(5/29東京新聞の要約)
★3.“満杯”汚染水に台風の危機 流出対策まだ不十分
福島第1原発に事故後、初めて台風が近づいている。東京電力は強風や大雨の影響で、敷地内にたまる高濃度の放射能汚染水や、放射能を帯びたちりが外部に出ることを懸念。対策を進めているが、政府と東電の統合対策室でも十分ではないとの見方が出ている。
東電は台風のリスク(危険性)として、敷地内のちりが散乱したり、豪雨で汚染水が流出したりする恐れを挙げている。
細野豪志首相補佐官は「台風対策は万全とは言えない」と不安をのぞかせた。背景には、建屋地下にたまる汚染水の扱いに苦慮している事情がある。
タービン建屋や原子炉建屋などの地下には、高濃度の放射性物資を含む汚染水がたまっているが、その水位が地下水を上回ると外部に染み出す恐れが高まる。
危険ラインまで既に1メートルを切っている。移送先の集中廃棄物処理建屋でも2メートル弱しかない。
1,3,4号機の原子炉建屋は屋根が大破しており、雨水の流れ込みを防げず、地下の汚染水が増えることが予想される。
また、たまり水の水位が海抜4メートルの海岸近くの岸壁を上回ると、地下トンネルを通じて海に流れ出す恐れがある。過去2回の汚染水流出はこのルート。
このほか原発専用港湾内にたまっている放射性物質を含んだ海水が外洋に拡散することも心配。(東京新聞5月29日の要約)
★4.二本松市長反旗を翻す 二本松市 内部被ばく検査へ~
結果によって避難も検討
山下俊一氏をリーダーとしたチーム、福島県民200万人の健康調査 に対抗か。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/107
二本松市の三保恵一市長は、5月27日、OurPlanetTVのインタビューに答え、独自にホールボディカウンターを利用した内部被曝検査を行うことを明らかにした。今回、ホールボディカウンターで内部被曝調査を行うのは、二本松市内の妊婦や子ども、屋外での作業時間が長い農家や建設業の人など。これまで国に対して、ホール ボディカウンターを利用した内部被ばく調査をするよう要請してきたが、国が取り組む予定がないことから、まずは20人に限定して、独自に調査をすることにしたという。 検査する人の選定や、公表の方法などが調整でき次第、早ければ今月中に検査を実施する方針だ。 福島県立医科大学のホールボディカウンターは現在、利用できないため、県外の医療機関と提携する。
三保恵一市長は、「内部被曝がないというのを願っている」としながらも、結果によっては、 子どもを含めた市民の避難についても検討すると明言した。
5月3日の二本松市での山下俊一氏の講演についてご覧になっていない場合は 是非以下もご覧ください。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1037
★5.5月29日(日)の集会はよかった
◎5月29日講演・討論会(世界の原発廃棄に向けて)(共催:たんぽぽ舎、9条改憲阻止の会、ルネッサンス研究所)は、これまでいろいろな社会運動にかかわってきた人々が、今最重要、緊急課題である「原発廃棄」の1点に集中して共闘を組み、新しい社会に作り替えていこうという決意をともに確認できてよかった。
(N子)
◎〈補足〉登壇者とお話は、以下のとおり。
最初にたんぽぽ舎柳田さんから、原発の問題点と、原発廃棄へ向けた共同行動の呼びかけ。
次いで、
・宮台真司氏(社会学者)
「震災後の社会―市場と国家への依存から共同体自治へ」
・河宮信郎氏(エントロピー学会)からは、
事故の背景と東電、政府の政策決定過程の混乱、
・原田裕史(たんぽぽ舎)からは、
福島原発事故、放射能汚染の意味と見通しについてなど、
それぞれの講師ならではの個性的なお話は会場の共感を呼びました。
続く各団体からのアピールでは、6・11脱原発100万人アクションについて、各団体がこれまでの歴史を乗り越え、大きな目標に向かって共働しようという、力強いアピールがありました。
多くの社会運動団体が、この未曾有の原発震災を前に、独自の運動を展開しようと試みている点が印象的でした。(H子)
★6.「6/3それゆけ!?安全マン!?レントゲン・チェルノブイリ・フクシマ」
演劇人による朗読劇のご案内
○主 催:日本演出者協会/共催 笹塚ファクトリー TEL 03-3416-7444
○日 時:6月3日(金)2ステージ
開演15:00/19:00 ※開場は開演の30分前となります。
○場 所:笹塚ファクトリー
東京都渋谷区笹塚1-56-7京王笹塚ビル地下2階
○入場料:1,000 円
原発・放射能について過去の事実を踏まえ朗読劇形式で分りやすく伝え、これから原発、放射能の問題とどう向き合っていけるか、多彩に活躍する俳優達とともに、ユニークな方法を駆使して考えていく試みです。
★7.「ホントに環境にやさしい電気とは?」訂正―計6点―
発行者から連絡がありましたので
改めて、訂正点をお知らせし、お詫び致します。ご確認ください。
◎P3 風力発電 増風機(誤)→ 増速器(正)
◎P6 下から9行目 水蒸気(誤)→ 水素(正)
◎P8 上から6行目 水蒸気(誤)→ 水素(正)
◎P8 下から9行目 レベル4(誤)→ レベル5(正)
◎P10 上のグラフ kw(誤)→ 万kw(正)
◎P12 上から11行目 約65%(誤)→ 約5~10%(正)
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