『労働情報』816号(2011年6月1日号)「特集 震災現地 東名からいわき」を発売中

『労働情報』816号(2011年6月1日号)「特集 震災現地 東名からいわき」を発売中です。

■□■□■□■ 2011年6月1日号 目次 ■□■□■□■

●時評自評 海を信頼して復興にかける漁民
  ……遠藤一郎(全国一般労働組合全国協議会)

●闘いの現場から/日日刻刻

◎橋下知事・大阪維新の会による「君が代」起立条例(案)に反対
 ……寺本勉(大阪教育合同労働組合執行委員/「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪事務局)

◎★STOP!不払いキャンペーン
「フリーランス震災ホットライン」を開設
 ……小林蓮実(インディユニオン=連合ユニオン東京/委託労働者ユニオン執行副委員長)

◎生活者の視点での震災復興と
原発政策からの脱却をめざしたメーデー

○宮城全労協メーデー
 被災労働者から復興労働者へ
 …… 細川潤一(宮城分局連絡会)

○小名浜メーデー
 震災復興に向け力強くデモ行進
 …… 松本耕三 全港湾書記長

○脱原発郡山メーデー
 事故を止められなかった悔しさ胸に
 …… 中路良一(郡山分局)

○静岡県中部地区メーデー
 浜岡原発即時停止、震災便乗雇用破壊許さない
 …… 増田和明(静岡県共闘)

○日比谷メーデー
 脱原発・反戦・平和国際連帯を強調
 …… 岩崎松男(本誌副編集長)

○中之島メーデー
 熱気と元気が開場にあふれ
 …… 林郁雄(大阪全労協)

○京都メーデー
 震災支援・復興 原発政策転換
 …… 稲村守(京都総評)

○京都地域メーデー
 核廃絶の紙芝居も登場
 …… 田村隆洋(洛南ユニオン)

◎「日日刻刻」
 人事院・国家公務員制度改革の意見(4.19~5.12)

●特集 震災現地 いわきから東名
◎福島原発 20~30㎞圏内を行く
 …… 浅井真由美(本誌編集長)

◎いわき市30㎞圏内の大久地区
 …… 佐藤和義(福島県いわき市議)
      
◎福島原発から30㎞圏 いわき市のいま
 区域指定は外れても つきまとう不安
 …… 安竜昌弘(日々の新聞編集人)
 …… 大越章子(日々の新聞記者)

◎宮城県東松島市東名地区
○「すみちゃんの家」との出会いでつながる信頼と復興への思い
 …… 高橋喜一(電通合同労組全国協議会事務局長)

○支援から雇用確保へ新たな第一歩
 …… 山崎秀樹(大阪電通合同労組執行委員長)

●新国立劇場運営財団事件
 INAXメンテナンス事件に関する最高裁判決の内容と意義
 …… 宮里邦雄〈弁護士)

●連載 ユニオン運動が未来を拓く(13)
   「ユニオン・ショップ協定」に依存しない労使関係構築を
 …… 谷本 繁(労働ジャーナリスト)

●連載沖縄 混沌としてきた「基地」
 復帰39年の5・15
 …… 由井晶子(ジャーナリスト)

●書評 『ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛-市民社会の現代思想-』
     東條由紀彦著・志村光太郎著/ミネルヴァ書房/4500円+税
 …… 評者・大曲由起子(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)

●改憲を含む緊急事態法制整備の動きに警戒を
 …… 池田五律(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)

●アジア@世界
  ……訳:喜多幡佳秀(APWSL日本委員会)
◎タイ「ソムヨットさん(民主運動の活動家)の再逮捕に抗議、即時釈放を」
◎メキシコ「1ヵ月半にわたる数万人の動員で反労働組合的法案を阻止」
◎ボリビア「教員・公務員が賃上げ要求でストライキ、道路封鎖」
◎ロシア「経営者団体が労働法改定を要求」

●「お知らせ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■□■□ この号だけでも販売致します ■□■□
この号だけをお求めの場合は、435円(消費税・送料込)です。
●定期購読は、
半年:5,200円(消費税+送料)
1年:10,400円(消費税+送料)の前金払い制です。

■□■□ メール版 千代田噺 ■□■□

●『労働情報』の読者でない方は、倒産かと思われているかも…。いえ、みんな元気です。由井晶子さん執筆の「沖縄本」の編集と、浅井の宮城・福島被災地訪問、大阪全労協20周年レセプションの他、私事含め大わらわだったのです。
 いよいよ「沖縄本」、大詰めです。「RJ817号の校了日」の前日が「お謹話本」の校了日。もう、タイトルや目次なども決まっているけど、ナイショ(笑 お楽しみに!

●春の合併号(814・5号)の発送を終えた4月27~28日に福島県いわき市の佐藤和良さんを訪問。小名浜から津波被害の恐ろしさを目の当たりにしながら北上。津波から一ヵ月半も経つのに、被害の深刻さは写真を撮るのもはばかれるほど。
 そして、何よりも福島第1原発事故による放射能被害の深刻さ。いわき市でも場所によっては放射線量が高いところがあり、被害対策を行う上でも線量を公の機関で計れないだろうかという話になり、わたしもお手伝いすることに。
 5月11日から一泊二日で、原子力資料情報室の伴英幸たちと四人で放射線量の計測に(本誌に掲載)。

●協同センター・労働情報の代表・前田裕晤さんが仙台に入るというので、便乗。5月31日から一泊二日で、仙台~石巻、郡山一帯を東北全労協の亀谷さんと坪井さん、大内さんに案内して頂きました。
 津波により、ご自宅が全壊したもののご家族は無事だったという、『労働情報』関係者の家をはじめ、すみちゃんの家や関係者宅なども含め、地盤沈下の恐ろしさには言葉がありませんでした。
 二日目は、の午後からは、放射線量が高い郡山市の「ふくしま連帯ユニオン」を訪問、いろいろお話しを聞かせて頂きました。

●RJ編集企画会議、その実務者会議なども開催。まだ、誌面には反映されていませんが、面白くなってきそうです。

(浅井真由美)