『戦争ではなく平和の準備を』(地平社)刊行と出版記念シンポのご案内

著者: 杉原浩司 : 武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション
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9月下旬の自民党総裁選、立憲民主党代表選を前にして、加速する戦争準備に
抗い、市民の側から平和に向けた対抗構想を提示するタイムリーな出版です。
私も「”死の商人国家”への堕落をどう食い止めるか」を寄稿しました。

9月6日には出版記念シンポジウムも行います。事前予約をお薦めします。この
本もきっかけにしながら、実践につながる討論を巻き起こしていきましょう。

なお、地平社の新月刊誌『地平』の創刊号、8月号の座談会にも参加しました。
こちらもぜひご一読いただき、ご感想などお知らせください。

『地平』創刊号(7月号)
【座談会】 杉原浩司、松下新土、古瀬菜々子、溝川貴己
暴力と不公正に声をあげつづける
https://chiheisha.co.jp/2024/05/09/chihei_magazine/

『地平』8月号
【座談会】 川崎 哲、猿田佐世、杉原浩司
平和への市民側の課題をめぐって
https://chiheisha.co.jp/2024/06/27/chihei8/

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◆『戦争ではなく平和の準備を』
編著:川崎 哲/青井未帆 (2024年7月29日発売)
四六判並製、256ページ、1800円(税別)
地平社
http://heiwakosoken.org/2024/07/19/book/

加速する戦争準備に抗うための論集。
軍事費の大幅な増加や、さらなる米軍との一体化など、政府は急速に「抑止力の強化」=軍拡を進めている。
「安全保障環境の変化」がその口実だが、軍拡がさらなる軍拡をもたらし、「安全保障環境」を自ら悪化させてはいないか。
戦争への準備そのものが、戦争のリスクを増やしているのではないか。
そして、だからこそ、私たちは憲法によって、政府が戦争に備えることを禁じたのではなかったか。
戦争ではなく平和を構想していくために、気鋭の研究者や専門家が論点を掘り下げる。

<もくじ>
はじめに――〈侵食〉に抗する粘り強い思考を(青井未帆)
第1章 いま、なぜ市民の平和構想が必要なのか(川崎 哲)
第2章 戦争準備と沖縄(池尾靖志)
第3章 「対米従属」の現在地(猿田佐世)
第4章 変容する日本の国際援助(今井高樹)
第5章 軍事費増大の構造と歴史(山田 朗)
第6章 ジェンダーの視点から軍拡を考える(秋林こずえ)
第7章 「死の商人国家」への堕落をどう食い止めるか(杉原浩司)
第8章 平和学は平和の実践とどうつながるのか(堀 芳枝)
第9章 平和のアジェンダを再設定する(君島東彦)
第10章 【提言】戦争ではなく平和の準備を
【声明】「戦争の時代」を拒み、平和の選択を
おわりに 平和への議論の共有を(平和構想研究会)

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◆9月6日には出版記念シンポも開催されます。
http://heiwakosoken.org/2024/07/27/symposium0906/

<出版記念シンポジウム>
戦争ではなく平和の準備を
――新たな外交・安保政策はこれだ!

日時:2024年9月6日(金)
16時~18時 (開場:15時30分)
場所:衆議院第2議員会館・多目的会議室(定員140人)
地下鉄「国会議事堂前」駅、「永田町」駅より徒歩5分
※開場時刻の5分前から議員会館入口で入館証を配布します。
発言:君島東彦(立命館大学教授)
青井未帆(学習院大学教授)
川崎哲(平和構想研究会代表、ピースボート共同代表)
コメント:畠山澄子
元山仁士郎
参加無料
<事前予約の方優先です>
事前予約登録→ https://00m.in/PCBVf
定員に余裕があるときは当日参加も受付します。

◆このシンポジウムは、川崎哲・青井未帆編著『戦争ではなく平和の準備を』
(地平社、税込1,980円、7月29日発売)の出版記念として開催されます。
本書の詳細は> https://chiheisha.co.jp/2024/07/12/9784911256114/

主催:平和構想研究会 <連絡先 shudantekijieiken@gmail.com
http://heiwakosoken.org/
協賛:株式会社地平社