6つの情報をお知らせします(6月3日)
1.『6/11「100万人行動(全国100か所以上)」』のご案内
2.『市・町で独自に原発放射能を測定せよ!
住民の安全を守るため―反原発自治体議員・市民連盟』
3.『印象に残った3つの新聞記事
小泉元首相の反省。年内の収束「不可能」。
インド高まる反原発。』
4.『小冊子『ホントに環境にやさしい電気とは?』(13頁)の
普及にご協力下さい』
5.『東電前アクション番外編・交流会~大きな花を
探す集い~』のお知らせ
6.『メールマガジン読者からのお便り』
★1.6/11「100万人行動(全国100か所以上)」
午後1時~2時 都内3会場
午後6時~8時 新宿アルタ前
6月11日は、福島原発震災から3か月。今なお放射能の放出は続いています。
私たちは、人や自然を傷つける電気はいりません。
全国各地の地域の人々とともに、6月11日に反原発を求める100万人アクションを呼びかけます。
6月11日は、声をあげましょう!今こそ反原発へ!!
(福島原発事故緊急会議呼び掛け文より)
・たんぽぽ舎は、昼間、新宿中央公園多目的運動広場と、芝公園の両方に参加します。
両会場に黄色のたんぽぽ舎ノボリ旗を立てます
芝公園13:00集合、14:30デモ出発 解散地:日比谷公園
新宿中央公園14:00集合、15時デモ出発
なお各地集会のあと、午後6時~8時の新宿アルタ前の大集会とデモに参加します。
★2.「市・町で独自に原発放射能を測定せよ!
住民の安全を守るため―反原発自治体議員・市民連盟」の方針
・1月に準備会を結成(東京都庁にて63人)し、5月に正式発足(東京・全水道会館にて230人)した反原発自治体議員・市民連盟。
今の重点は、自治体(市町村)での放射能測定の実現をめざす活動です。住民の生命と安全を守るため、原発放射能被害から、子どもたちを守る、自分や家族を守るために、(1)大気中の放射線の測定(測定器は5万~30万円)と(2)食品、牛乳、水、土壌などの食べるもの関連の測定(この測定器は500~600万円する高価なもの)の2つを目指しています。(1)は自分や仲間と協力してできる金額なので、協力して行う。(2)は、金額が大きく個人ではムリなので、市役所に買ってもらう-測定してもらい、住民の食べ物の安全をはかる-運動をめざします。
・現在、独自に放射線量を測定する自治体が増えています。公園の砂場などの子どもの遊び場やプールなど、生活の身近な場所で測定しよう。
・区民の要望受け、独自測定広がる(朝日新聞6月1日の要約)
都によると、都内では大学や東京電力、都などが計7か所(文京、港、目黒、新宿、府中、渋谷、八王子)で大気中の放射線を測定。文部科学省や東電のホームページなどで公開。
港区では4月25日から水道水の放射性物質の測定を始めているが、6月中旬からは大気や土壌についても測定する予定だ。葛飾区でも6月中をめどに大気中の放射線量を測定し、公表する。
東京都は「身近な場所での放射線量の測定箇所が増えることは住民のためにもなり、望ましいことだ」と話している。
・地元の放射線量どうなの?―独自に測定、自治体次々(東京新聞5月28日の要約)
文部科学省の放射線量の観測とは別に、自治体が独自に測定した放射線量を公表する動きがでてきた。文科省のモニタリングポスト(計測装置)の設置場所から離れた地域では、「地元の数値はどうなのか」と不安になる住民も少なくない。東京都足立区は独自の測定値を公表しており、板橋区も来月に測定を始める予定で、世田谷区も検討中。都は、都内7カ所の数値を電子掲示板で公表し始めた。関東地方ではほかに、学校の校庭で放射線量を計測する自治体も少なくない。群馬県太田市が5月上旬と中旬に市立小学校と幼稚園で校庭での放射線量を計測して公表。千葉県松戸市も独自の測定を始めた。埼玉県は7月から県内約100箇所の小学校や幼稚園で地表面の放射線測定を行う準備を進めている。
★3.「印象に残った3つの新聞記事を紹介します」
小泉元首相の反省。年内の収束「不可能」。インド高まる反原発。
イ. 自民政権の責任 小泉元首相言及 福島原発事故
小泉純一郎元首相は講演で、東京電力福島第一原発の事故に関連して「自民党政権時代にも原発の安全性を信用して推進してきたが、過ちがあった」と語り、自民党政権時代の責任に言及した。
小泉元首相は「原発を増やすのは無理」と述べた。(毎日5月27日)
ロ. 年内の収束「不可能」―東電幹部が証言
福島第一原発事故の収束に向けた工程表について、東京電力が「年内の収束は不可能」との見方を強めていることが29日、複数の東電幹部の証言で分かった。
1~3号機でメルトダウン(炉心溶融)が起き、原子炉圧力容器の破損が明らかになったことで、東電幹部は「作業に大きな遅れがでるだろう」としている。
原子炉を安定状態に持ち込んだ後に想定していた政府による原発周辺住民の避難見直し時期についても影響が出そうだ。(デーリー東北5/30)
ハ. インド高まる反原発―「フクシマ」機に運動活発
東京電力福島第一原発の事故を機にインドで原発に反対する世論が高まり、シン政権が危機感を強めている。インドが国際的な原発禁輸の解除をようやく勝ち取り、経済成長のため原発の増設に踏み切る矢先に起きたためだ。国内に目白押しの原発の新設計画は遅れが避けられない状況だ。
インドでは野党や市民運動が強力な動員力を持ち、与党も有権者の目に強引と映る手段はとりにくく、住民の反対で工場を建設できないケースが頻発している。
原発4基新設計画について、インド環境省の審査委員会が書類不備を理由に着工許可を保留する決定を下した。「福島の事故後、委員会は安全性をより詳細に検討する必要性を感じている」と指摘している。(読売5月26日)
★4.「小冊子『ホントに環境にやさしい電気とは?』(13頁)の
普及にご協力下さい―1人、50部の枠よろしく」
・『たんぽぽ舎・エネルギーと環境を考える会』も協力して発行された大竹財団出版の『ホントに環境にやさしい電気とは?』がとても好評で、日本全国に普及されつつあります。
・自分の身近な人(友人、知人、家族、親せきなど)に原発の本質と危険性を伝えよう、という目的で、ひとこと・ふたこと話しつつ手渡しできる小冊子に……
という目的で昨年末から準備されてきたものです。3・11原発大惨事のため急いで原稿を一部入れ替えたりして、作成を急いで、いくつかの誤りが発生―印刷する前に訂正できず、訂正表の添付となったことをおわびします。
・現在、ボランティアの皆さんの協力で訂正表の添付の作業も順調です。送付できます。全国の皆さんへ普及して下さい。なお、より多くの人へ広く普及するため、『お1人様50部』までとさせて下さい。ご了解よろしく。(事情のある方は、ご相談下さい)
・また『校正済みの改訂版』発行は、印刷にすこし時間がかかり、2週間後位になる(6月中旬~下旬)予定です。それまでは、訂正表付きの現行版をお送りします。
★5.「東電前アクション番外編・交流会~大きな花を探す集い~」のお知らせ
日 時:6月5日(日)13:00~
場 所:代々木公園(原宿駅から入ってすぐのところ)
持ち物:食べ物・飲み物等々必要だと思われる物をご持参下さい。東電前アクションの方でも大きめのブルーシートなどはご用意いたします、人数に寄りますが、万が一足りなくなったときのために余裕のある方はレジャーシートなどご用意下さい。
※雨天中止となります。
※様子を見ながらカンパを集めて食べ物の買い出しなど行う場合もあります。
◎こんな人にお勧め
原発について話せる人が周りにいない。せっかく集めた原発情報を交換できる場所がほしい。デモや抗議活動はちょっと恐くて参加しづらい。東電前アクションに興味がある。花が見たい。みんなで集まって、ただお話をする花見会です。
東電前アクションに参加したことがある方も、ない方も大歓迎です。
お一人でもお気軽にご参加下さい。
場所の地図など、詳細は http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/06/651300.html
をごらんください!
主 催:東電前アクション
連絡先:toudenmae.action@gmail.com
★6.「メールマガジン読者からのお便り」
以前、豊田さんが来たときの勉強会に参加させていただいたものです。
いつもメールの配信ありがとうございます。
ボランティアのお話良かったです。
私も4歳、7歳、9歳の子供の母ですが、子連れで発送作業などを通して、反原発の思いをもつ方たちとつながれたら、なんて素敵なんだろうと思いました。
労働力というより、子連れでかえってご迷惑をおかけするかも知れませんが、何かの形でかかわれることはありますでしょうか・・・。
タンポポ舎の開いているお時間にお邪魔してもいいのですか?
お答え:たんぽぽ舎です。大歓迎です。
ぜひ、おいでくださいませ。
昨日のメールマガジンのように、お子様がいらっしゃるとなごみます。
ごいっしょにどうぞ。
可能なら、事前にお電話をいただけると幸いです。
たんぽぽ舎、柳田 真
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