【事前登録制】5/21「世界の軍事化と市民運動」オンラインシンポジウムへ

このオンラインシンポジウムの企画は、「武器取引に焦点を当てた平和運動の
後継者がなかなか育たないのはなぜか?」との危機感をきっかけに始まりました。

1990年代以降、国連などの国際的な場においても、「軍備や武器貿易の縮小や
廃絶は求めず特定の規制措置を求める」タイプの国際NGOキャンペーンが主流
を占め、軍備や武器貿易自体の縮小や廃絶を求める論者は、議論に入りにくい
状況が続いてきたようです。

他方で、世界の武器貿易の規模や額は抑制されてきたどころか、コロナ禍でも
拡大してきました。また、日本は武器輸出を国策として推進する方向に大きく
舵を切りました。

プーチン政権のウクライナ侵略以降、日本や欧米各国がさらなる軍備拡張に踏
み込む中で、今後の市民運動の役割はどうあるべきか。危機感をもって議論し
てみたいと企画しました。

※杉原から、防衛省の審議会メンバーにも選ばれてきた佐藤丙午さんまで、登
壇者の政治的な幅の広い、貴重な企画です。ぜひふるってお申し込みください。

【参加登録フォーム】 ※5月19日(木)まで
https://bit.ly/AACS15

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<「武器と市民社会」研究会設立15周年記念シンポジウム>
◆世界の軍事化と市民運動
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-196.html

【登壇者】
司会:森山隆 「武器と市民社会」研究会共同代表
問題提起1:杉原浩司 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表
問題提起2:榎本珠良 明治大学特任教授
応答1:佐藤丙午 拓殖大学教授
応答2:青井未帆 学習院大学教授

【日程】2022年5月21日(土)14時~16時 (13時40分 開場)
【開催形態】オンライン(Zoom)
【言語】日本語
【参加費】無料
【参加方法】事前登録制です。
2022年<5月19日(木)までに> 以下の登録フォームからお申し込みください。
開催前日に、ご登録いただいたメールアドレスに、ZoomのIDとパスワードをお
送りします。
【参加登録フォーム】
https://bit.ly/AACS15

【趣旨】
2007年5月に「武器と市民社会」研究会が設立されて15年が経ちました。こ
の間、非政府組織(NGO)による軍縮のグローバル・キャンペーンが展開され、
関連の国際合意が形成されました。
その一方で、日本は武器の輸出を積極的に容認する方向に政策を変更しま
した。また、この15年間に世界の武器貿易の規模や額が抑制されてきたとは
いえません。
日本の市民運動は、日本および世界の軍事化に歯止めをかける役割を果た
してきたのでしょうか。そうした役割を果たすに至っていないとすれば、そ
れはなぜなのでしょうか。
軍縮のグローバル・キャンペーンを主導したNGOは、なぜ各国の軍備拡張や
武器貿易の拡大傾向を積極的に問題視してこなかったのでしょうか。
このシンポジウムは、「武器と市民社会」研究会の設立15周年を記念して、
日本そして世界の市民運動の課題や問題点について、多面的に検討します。

<登壇者プロフィールなどの詳細>
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-196.html

<共催の明治大学からのプレスリリース>
https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p00003fltsk.html

【主催】「武器と市民社会」研究会
【共催】武器取引反対ネットワーク(NAJAT)、明治大学国際武器移転史研究所、
認定非営利活動法人テラ・ルネッサンス