2月24日に「大軍拡と基地強化にNO!」を掲げて、防衛省デモと集会を
行いました。参加者は50人と多くはありませんでしたが、大軍拡予算に対
する異議申し立てを形にすることができました。集会では岩国市議の田村
順玄さんから、拡大強化が進む岩国基地の生々しい報告をうかがうことが
出来ました。
行動の模様は、レイバーネットさんがしっかりと報じてくれましたので、
写真報告と動画をぜひ、ご覧ください。安倍首相、小野寺防衛相、河野外
相あての申し入れ書も掲載しました。戦後防衛政策の大転換とも言うべき
今回の大軍拡に対して、引き続き取り組みを続けていきます。
◆「敵基地攻撃兵器を買うな!」など3種の軍拡反対プラカードは、引き
続きコンビニでプリントアウトできます(3月2日まで)。ぜひ印刷して、
アクションの際にご活用ください。
https://kosugihara.exblog.jp/238352658/
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【レイバーネットより】
「大軍拡、静かにやられていいのか」/軍事予算増大に抗議して防衛省デモ
http://www.labornetjp.org/news/2018/0224shasin
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=zJwIvfh96Io&feature=youtu.be
大軍拡と基地強化にNO!2.24防衛省デモの申し入れ書
https://kosugihara.exblog.jp/238356310/
<田村順玄さん(岩国市議)の講演要旨(文責:杉原)>
岩国基地は一本の滑走路に米海軍、海兵隊、海上自衛隊、民間機が入り
乱れている状況だ。米軍F35Bステルス戦闘機が垂直離着陸して耐熱コンク
リートをひいた着陸帯へ着陸訓練をしている。米軍佐世保基地に強襲揚陸
艦ワスプが配備されたが、いずれは岩国のF35Bが飛んでいき訓練するので
はないか。建設が強行されている辺野古の新基地もF35Bが使用できるもの
だ。5年前、2500億円もの税金を投じて滑走路が1キロ沖合いに移設された。
結果的に岩国市内の騒音は小さくなった。
5月には厚木から61機の空母艦載機が岩国に移り、計130機の米軍機が配
備されることになる。3800人の米兵・家族が増え、計11,000人の米軍関係
者・軍属が住む街になる。この間のほとんどの米軍機の事故に岩国が絡ん
でいる。
米軍住宅がどんどん建っていて、20万円近い家賃補助を行い、水道・ガ
ス代すべてを日本政府が負担している。愛宕山には262戸の米軍住宅が建
設されたが、不便なためあまり埋まっていない。住宅はすべてシェルター
付きだ。岩国市民からも「我々のところにもシェルターを造ってほしい」
との声があがっている。岩国市の年間予算は800億円だが、そのうち138億
円は防衛省から出ている米軍再編交付金などだ。
岩国基地は沖縄までは1,000キロだが、平壌まではそれ以下だ。米軍が
朝鮮民主主義人民共和国を攻撃するとしたら、岩国基地は給油などの中継
基地、ハブ基地として使用されるだろう。
山口県は独自に毎年50億円の自由に使える基地交付金を獲得した。防衛
政策に対する県の協力度はものすごく高くなっている。
岩国から米軍機が全国に騒音を撒き散らしていく。なんとかして飛行停
止をさせなければいけない。
※『世界』4月号(岩波書店)に田村順玄さんによる岩国基地報告が掲載
予定です。
<参考>
リムピース「追跡!在日米軍」
http://www.rimpeace.or.jp/
※全国各地の基地監視の報告が掲載されています。
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◆パンフ「2018年防衛予算を斬る!」(200円)好評販売中!
https://kosugihara.exblog.jp/238267576/
◆NAJATの軍拡反対アクションシートもよろしくお願いします!
https://najat2016.wordpress.com/2018/02/20/action_sheet-2/