レスがたいへん遅れましたが、杉原さんの勇気と信念を讃えたいと思います。
許しベカラザル武器の商談が日本で行なわれているわけですから、これに対して、今後は少なくとも集団でデモをかける形に持っていけるのがいいですね。
コリン
【報告】パシフィコ横浜での国内初の武器商談会を監視&抗議!
[転送・転載歓迎/重複失礼]
東京の杉原浩司(ガザの人々を殺すな!実行委員会)です。
5月13日から15日まで、パシフィコ横浜(先日開催された3万人の憲法集会の会場のすぐそば)で開かれた日本初の大規模な武器商談会「mast asia2015」。イギリスの軍需企業が主催し、防衛省、外務省、経産省が後援する日本政府肝いりのイベントです。ただ、存在を知ったのが遅かったため、 15日の最終日の午後に「とにかく意思表示しなければ」と現地に向かいました。
一般参加は無理と思っていたところ、当日受付でも入場OKとのことで、無事中に入ることが出来ました。制服の軍人が大手を振って歩き回り、そこかしこで熱心な武器セールスが行われていました。入口を入ったすぐのところに、派手な日本ブースが設置され、三菱重工製の最新鋭潜水艦「そうりゅう」(その技術にオーストラリアが目を付けています)やジャパンマリンユナイテッド製の最新鋭「護衛艦」などの模型が展示されていました。その姿は空母としか言いようのない「護衛艦 いずも」は「専守防衛」には明らかに不要な海外派兵型の兵器であり、集団的自衛権の行使を先取りする形で自衛隊の外征軍化が進んでいることを示しています。
フランスの軍需企業が展示した黄色い機雷破壊の無人兵器は、まさに集団的自衛権の行使の行方に密接に関わるもの。航空自衛隊OBだという日本代理店のアドバイザーも「どうなりますかね」と気にしている様子。武器輸出と海外派兵は一体なのだと改めて感じました。
米国やイスラエルを先頭に各国が開発にしのぎを削る無人機(ドローン)も複数展示。市民をも殺傷し続けている無人攻撃機「プレデター」を開発した米ジェネラルアトミックス社の最新無人機模型もありました。武器輸出解禁によって、イスラエルや米国等の無人機に日本の武器部品や民生技術が組み込まれようとしています。
また、欧州の巨大軍需企業であるBAEシステムズは「ブラジル海軍公認製品」である軍艦の砲塔の実物大模型を展示。日英武器共同開発が進行中のイギリス軍需企業群も入口近くにブースを設置していました。 武器展示を一通りウォッチした後、「武器輸出やめろ」「STOP ARMS SALES」のメッセージボードを掲げ、気合いを入れて抗議アピールをしま
した。しばらくはそのままでしたが、さすがに複数の警備員さんに押し出されて、会場の外へ。その間、「人殺しの兵器で儲けるな!」などと大声で叫び続けました。直前ではありましたが、プレスリリースも流していたこともあり、その模様は国内外の新聞社やテレビ局が取材されていたようです。なお、抗議する前には韓国の新聞社から動画インタビューも受けました。 本当に急な監視&抗議のアクションでしたが、黙って見過ごすのもかなりしゃくだと感じて、思い切って実行しました。もし来年も開催されるようなら、もっと事前にしっかり準備して、より効果的な働きかけを行えたらと思います。
【神奈川新聞に写真入りで掲載されました】
熱帯びる武器輸出 横浜で国内初商談会(5月16日、神奈川)
http://www.kanaloco.jp/article/96498
横浜、国内初の武器商談会(同上)
http://www.kanaloco.jp/article/96497
【ブログに大きな写真をたくさん載せていますので、ぜひご覧ください】
日本初の大規模な武器商談会を監視&抗議!
http://kosugihara.exblog.jp/21230788/
【参考】
[ニュース動画]世界が注目!なぜいま?日本初の武器商談会
(5月13日、テレビ東京「アンサー」)
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/newsl/post_89837/
新三原則受けて防衛装備品の展示会(5月13日、NHK、動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150513/k10010078091000.html「mast asia 2015」のウェブサイト
(英文)
http://www.mastconfex.com/
(自動翻訳)
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.mastconfex.com/&prev=search
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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