【報告】幕張メッセでの武器見本市反対署名の提出・会見&6.17大抗議へ

著者: 杉原浩司 すぎはらこうじ : 武器取引反対ネットワーク:NAJAT
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【報告】幕張メッセでの武器見本市反対署名の提出・会見&6.17大抗議へ
https://kosugihara.exblog.jp/239299968/ (写真もこちらから)

6月4日午前、「安保関連法に反対するママの会@ちば」と「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」の呼びかけで、市民と自治体議員が千葉県庁を訪れ、幕張メッセを武器見本市に貸し出さないよう求める署名(ネット+紙で計18,014筆)を千葉県商工労働部の生稲芳博次長に提出しました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございます。

提出後、千葉県当局に要請。生稲次長は「公序良俗に反しておらず、”承認できない”には該当しない」と発言。「武器見本市への貸し出しは『戦争という手段によらずに紛争を解決する道を追求する』と謳う『非核平和千葉県宣言』と矛盾しないか?」と問うと、生稲次長は「いろんな考え方がある」。「県としての考え方を聞きたい」と迫ると、「それは別の話」と応答。

また、「少なくとも、見本市の開催中に県として視察すべきでは」との要望には「特段の事情がない限りしない」と回答。市民からは「県は当事者だ」「これだけ反対する声があがっているのは『特段の事情』に該当する」「国が憲法違反をしている時、住民に近い自治体はブレーキをかける責任がある」などの声があがりました。

県当局の姿勢は総じて極めて不十分でしたが、最後に担当者は「昨年来、お話を伺っている。(署名により)思いはさらに重く受け止めている。その重みを踏まえつつ検討を進める」と発言しました。徐々にではありますが、市民の取り組みが確実に県を押していると思います。

この後、県庁記者クラブで会見を行いましたが、参加したのはなんと2社の計2名のみで、幹事社も欠席という有り様。本来、ローカルに留まらない重大な問題であり、市民の取り組みも今までになく活発なのに「この落差は何だ?!」と叫びたくなりました。メディアよ、大丈夫か? 幸い、参加された記者が熱心だったのが救いです。

→本日6月5日の東京新聞千葉中央版に「メッセで武器見本市 中止求め県に署名1万8014人分を提出 17日に抗議行動」の見出しで写真付きの記事が掲載されました。朝日千葉版にも明日6日に掲載予定とのこと。

署名は引き続き行っています。そして、なんと言っても、武器見本市「MAST Asia 2019」初日の6月17日(月)13時~13時30分の大抗議アピールが最大のヤマ場となります。このアクションの規模とインパクト次第では、11月に予定されているさらに大規模な総合武器見本市「DSEI JAPAN」の開催を阻止できる可能性が開けます。ぜひぜひお集まりください。お知り合いにもお声かけをお願いします。

<ネット署名>
http://chng.it/7KpNry2t

<紙署名>
https://drive.google.com/open?id=10z1jM_njHhLc8ZsvHs48KUt6MPrLDPdz

【死の商人おことわり 武器見本市NO!大行動】

★<大抗議アピール>
6月17日(月)13時~13時半 @幕張メッセ大ホール前
(JR京葉線海浜幕張駅南口徒歩5分)
https://www.m-messe.co.jp/access/
※フラワーヒューマンチェーン、ダイ・インなどを実施し、見本市参加者に訴えます。最大規模のアクションになります。年休をとってでもご参加ください!

<抗議スタンディング>
6月17日(月)~19日(水)10時~14時(予定) @JR海浜幕張駅南口

【呼びかけ】
安保関連法に反対するママの会@ちば
幕張メッセでの武器見本市に反対する会

<最新情報はこちらから>
https://twitter.com/Mo_NoWar_Chiba
https://bit.ly/2WrZX2a

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<未見の方はこちらもぜひご参照ください!>

【レイバーネットTV】第140号放送
特集:止まらない軍拡日本~幕張メッセで武器見本市

★アーカイブ動画(92分)
https://youtu.be/9PyG-F8VWXY
[特集]
・30分40秒~
杉原より <日本における武器見本市を振り返る>
・45分~
「ママの会@ちば」の金光理恵さん、村田マユコさんより
<幕張メッセでの武器見本市の中止を求める取り組み>
・1時間13分12秒~
杉原より
<「専守防衛」突き破る武器爆買い~F35戦闘機1機で何ができるか>
「ママの会@ちば」より
<今後のアクションの呼びかけ>