本日の原子力規制委員会への抗議行動の報告です。
行動報告「12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~」
暮れも押し詰まった12月27日(水)10時に原子力規制委員会が入っている六本木ファーストビル前に到着すると、カメラを持った記者たちが4組ほど待ち構えている。先に到着した数人と急いで横断旗やのぼり旗を準備する間にも記者たちがいろいろ質問してくる。
10時を過ぎて、原子力規制委員会に向かって「柏崎刈羽原発再稼働反対」コールで抗議行動開始。毎水曜昼休み行動の常連さんや阻止ネットやたんぽぽ舎やテントひろばからの人たちで抗議行動をしていると、既に月曜に電話予約しておいた規制庁広報の担当が私たちの声を聞いている。
10時10分を回ったので、数社のメディアの前で、柏崎刈羽原発絶対反対地元住民有志(刈羽村村会議員近藤容人さん)からの≪抗議文≫(手書き)と再稼働阻止全国ネットワークからの抗議声明(添付)を読み上げて規制庁担当に提出する。
10時半前になり傍聴予約をしている人たちがビルの中に入っていく中で、NHK・朝日新聞・共同・読売などから取材された。引き続き、毎週昼休み行動の常連さんを中心に抗議アピールとコールを続ける。11時半になって「議題1東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所6号炉及び7号炉の発電用原子炉設置変更許可について(案)」が終り、傍聴者が出て来て、柏崎刈羽6,7号機の設置変更許可が認可されたとの残念な報告をする。残念ながら二つの抗議文で認可決定を止めることはできなかった。怒りのコールを続ける間に、「議題3三菱マテリアルの不適切行為」を聞いてきた傍聴者も出て来て順次報告。原子力規制を監視する市民の会の人たちも出て来て順次アピールを続ける。
更に、菅井さんが柏崎刈羽原発の危険性を、堀江さんが東電の「経理的基礎」無しをアピールし、「東電に適格性無し」「東電に経理的基礎無し」「柏崎刈羽原発の再稼働反対」などのコールを続けて抗議行動を終わる。
抗議の声も届かず、原子力規制委員会が柏崎刈羽6,7号機の設置変更許可を認可してしまった。が、NHKのニュースでは抗議行動も報道され、暮れの緊急行動で何とか私たちの思いを訴えることができた。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
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