【声明】「辺野古移設の防衛省抗議への右翼介入を許さない。次回4/7へより多くの参加を呼びかけます」

★☆★☆★☆★☆★(転送・転載大歓迎)★☆★☆★☆★☆★

 

【声明】「辺野古移設の防衛省抗議への右翼介入を許さない。次回

4/7へより多くの参加を呼びかけます」

 

沖縄・辺野古への米軍基地建設を阻止するため、毎月第1月曜日の夜に

防衛省正門前で抗議行動が行われてきました。主催は「辺野古への基地

建設に反対する実行委員会」。http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html

この定例行動に3月3日、右翼が10人程の集団で妨害をしてきました。この

妨害は今後強まる危険性があると思い、参加者の一人として強く抗議し、

妨害できないように多くの方の参加を呼びかけます。

 

右翼は開始前に着いていた一人の参加者に集団で文句をつけ始め、抗議

行動が始まってからも日の丸や「オスプレイ賛成」の横断幕を掲げてひたすら

妨害を続けました。「防衛省のみなさんありがとうございます!」「9条で平和

なんか守れるわけねえだろコノヤロー!」「汚ねえ左翼は帰れ!」といった聞く

に堪えない罵声をマイクで浴びせ続け、こちらの話やコールもさえぎられました。

集団の詳細は不透明ですが、twitterなどでこの日の行動への抗議が呼びか

けられていたようです。

 

これに乗じて公安警察も普段より人数が増え、右翼側を見に行った参加者の

後を尾行していました。明らかにトラブルを期待し、こちら側の抗議への介入・

弾圧を狙っているのです。またこうした草の根右翼の増殖自体が、田母神俊

雄の都知事選60万票獲得や、全国各地の平和に関する漫画や展示会の撤

去騒動と相まって、ファシズムを下からも作り上げています。

 

今後のエスカレートが懸念されるのは、JR大阪駅前の毎週の辺野古新基地

建設反対アピールに対しても、昨年末から右翼の「在特会」と警察・JRが妨害

を繰り返し、何と機動隊まで導入されたからです。右翼の妨害は仲井真知事が

辺野古埋め立てを承認した直後から激化しています。JRと警察はこれを口実

に公道でのチラシ配りすら規制し始めました。

「ヘイトスピーチ屈せず 辺野古反対大阪行動(沖縄タイムス)」

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=63954

主催者ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/henoko_osaka

 

辺野古現地の座り込みテントにも以前から右翼が襲撃・嫌がらせを繰り返して

います。そして安倍政権は基地建設の阻止行動に対し、米軍施設・区域への

侵入を禁じる「刑事特別法」を適用し、次々不当逮捕する事を狙っています。ま

るで沖縄への戦争宣言です。http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=63624&f=t

工事着工が近づくにつれ、現地と同時に全国の抗議行動にも妨害と弾圧が増

えてきたのだと思います。

 

大阪では妨害に対し憲法研究者が抗議声明を出し、参加者も増えています。

東京でも参加者と注目が増える事が、行動を守る何よりの方法だと思います。

そして沖縄から基地を無くすために、次回以降により多くの方の参加を呼びか

けます。

 

次回抗議:4月7日(月)18時半~防衛省正門前(JR四ツ谷・市ヶ谷駅から徒歩)

地図:http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/access.html

主催:辺野古への基地建設に反対する実行委員会

http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html

 

2014年3月4日

毎月第1月曜夜の防衛省抗議行動参加者:園良太

http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/