【大緊急】本会議で「経済安保法案」の危険な政府案に賛成しないよう立憲議員にFAXを!

5月10日午前10時から参議院内閣委員会で「経済安保法案」の採決が行われま
した。田村智子議員(共産)が反対討論に立ち、経済・学問の軍事への組み込
み、罰則付き守秘義務の導入、企業活動への過度な介入などを厳しく批判。賛
成討論は無く採決され、反対は共産のみで可決しました。

その後、立憲の江崎孝理事が23項目もの附帯決議を読み上げ、同様に採択。私
たちは、せめて「国会報告の制度化を検討」との文言を附帯決議に盛り込むよ
うに求めてきましたが、立憲の提案を与党はかたくなに拒否し、「国会・国民
に公表し、十分な説明を行う」との抽象的な表現に留まりました。

10日の参議院議員会館前でのアピールで、佐高信さんは「経済安保とは政権維
持安保だ。経済を政治が統制するのは戦争を始める時だ。経済は国家の壁を超
え、平和をもたらす側面がある。経済活動の自由の保証がいかに大事か」と喝
破しました。

参議院の審議を経ても、138もの項目が政省令に丸投げ、官民連携による軍事研
究の推進、大がかりな「軍産学複合体」が作られる、企業版の秘密保護法であ
る、「外部」が何か不明、既に起きているえん罪が再発する、などの重大な問
題点は何一つ払拭されていません。

【共同声明】経済安保法案=現代の「国家総動員法」を廃案に
https://kosugihara.exblog.jp/241435281/

野党第一党である立憲民主党は、参議院では衆議院で出した修正案さえ提出す
ることなく、中途半端な附帯決議で折り合い、危険な劇薬法案に賛成を通そう
としています。

◆本日11日12時頃から始まる参議院本会議での討論・採決において、心ある立
憲の参議院議員に対して【危険な政府案に賛成しないよう】大至急声を届けて
ください。

とりわけ、お知り合いの議員や地元選挙区の議員などにピンポイントで声をぶ
つけることは有効です。法案成立前の最後の取り組みになります。短いメッセ
ージで構いませんので、どうかよろしくお願いします。出来れば、11日午前9時
頃までにお願いします。

★後ろに働きかけてほしい立憲の参議院議員のFAXリストを付けています!

◆11日12時から、参議院議員会館前で抗議アピールも行います。最後に案内を
付けています。ぜひご参加ください!

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<5月11日、参院本会議で12時頃から「経済安保法案」の討論と採決>

↓中継はこちらから「本会議」をクリック
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

【反対討論】
田村智子(共産)
【賛成討論】
石川大我(立憲)
礒崎哲史(国民)
柴田巧(維新)
※各10分
【採決】

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◆以下はFAXの文案です。ご参照ください。短いものでも構いません。

<立憲民主党参議院議員へ>

【長めバージョン】

経済安保法案の政府案に賛成しないでください

「経済安保推進法案」が本日5月11日の参議院本会議で採決・成立させられよ
うとしています。

企業活動への過度な規制、学術研究の軍事化、日本版の「軍産学複合体」形成
の恐れ、戦前の秘密特許制度の復活、市民監視の強化など、様々な懸念はまっ
たく払拭されていません。

立憲民主党は衆議院で「国会報告」などを柱とする修正案を提出しましたが、
与党が一切受け入れなかったにもかかわらず、附帯決議で折り合い、政府案に
賛成してしまいました。

「良識の府」とされる参議院ですが、立憲は修正案すら出すことなく、附帯決
議にも「国会報告の検討」という文言すら盛り込むことが出来ませんでした。
それにもかかわらず、内閣委員会でまたしても政府案賛成に回りました。

法律の危険性こそを訴え、施行に向けたチェックを強めていくためにも、政府
案に賛成することはあってはなりません。筋を通してください。どうか、本会
議で政府案に賛成しないようにしてください。

【短めバージョン】
経済安保法案の政府案に賛成しないでください

経済と学術の軍事化、企業活動の圧迫、市民監視の強化など、経済安保法案へ
の懸念は払拭されていません。

立憲民主党は、修正案を与党が一切受け入れていないにもかかわらず、中途半
端な附帯決議で折り合い、危険な政府案に賛成しようとしています。

筋を通してください。本日11日の参議院本会議では、どうか政府案に賛成しな
いようにお願いします。

————-【立憲参議院議員(一部)】—————

※独断と偏見で選びました。ご容赦ください。

江崎孝 内閣委理事 (FAX)03-6551-0511
石川大我委員 内閣委員 (FAX)03-6551-1113
杉尾秀哉 内閣委員   (FAX)03-6551-0724
塩村文夏 内閣委員   (FAX)03-6551-0706
小沼巧 内閣委質疑者  (FAX)03-6551-1012
羽田次郎 経済安保PT (FAX)03-6551-0818
水岡俊一 参院議員会長 (FAX)03-6551-0305
難波奨二 参院国対委員長(FAX)03-6551-0821
森ゆうこ 参院幹事長 (FAX)03-6551-0304
石橋通宏  (FAX)03-6551-0523
打越さく良 (FAX)03-6551-0901
石垣のり子 (FAX)03-6551-0813
真山勇一  (FAX)03-6551-0320
有田芳生  (FAX)03-6551-0416
蓮舫 (FAX)03-6551-0411
徳永エリ (FAX)03-6551-0701
白眞勲 (FAX)03-6551-1116
福山哲郎  (FAX)03-6551-0808
吉田忠智  (FAX)03-6551-0906
小西洋之  (FAX)03-6551-0915
川田龍平  (FAX)03-6551-0508
岸真紀子  (FAX)03-6551-0611
鉢呂吉雄  (FAX)03-6551-0920
牧山ひろえ (FAX)03-6551-1007
那谷屋正義 (FAX)03-6551-0409
吉川沙織  (FAX)03-6551-0617
芝博一 (FAX)03-6551-0317
田名部匡代 (FAX)03-6551-1106
宮口治子  (FAX)03-6551-0206
宮沢由佳  (FAX)03-6551-0322
森屋隆   (FAX)03-6551-1211
横沢高徳  (FAX)03-6551-0702

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#経済安保法案は戦争を呼び込む 参議院採決を許さない!連続アピール

◆5月11日(水) ※本会議採決・成立が予想される日
12時~12時30分(延長の可能性あり)
参議院議員会館前(永田町駅)
井原聰さん(東北大学名誉教授/衆議院内閣委員会で立憲推薦の参考人を務める)
馬奈木厳太郎弁護士
海渡雄一弁護士(デジタル監視社会に反対する法律家ネットワーク)他
国会議員(予定)

【共催】
経済安保法案に異議ありキャンペーン
デジタル監視社会に反対する法律家ネットワーク
[連絡先]
090-6185-4407(杉原)
03-3341-3133(東京共同法律事務所・海渡)